前回のアナログ電圧二乗回路(ビヘイビアモデル)はちょろかったですが、今回の平方根回路(ビヘイビアモデル)は難しかったです。再び教科書をのぞき見しながらモデルをこさえました。確かに平方根をとれてるのだけれども狐につままれたようです。自分を二乗したものが相手と等しければ自分は相手の平方根だと。 “SPICEの小瓶(27) アナログ電圧平方根回路ビヘイビアモデル、除算回路の手を使う?” の続きを読む
SPICEの小瓶(26) アナログ電圧二乗回路ビヘイビアモデル、除算回路の後ではちょろい?
前回のアナログ電圧の除算回路ビヘイビアモデルに比べたら今回はチョロイです、アナログ電圧二乗回路ビヘイビアモデル。前回はムツカシーのでつい教科書をカンニングしてしまいましたが、今回は教科書など見なくても自力更生。電圧制御電圧源のPOLY(1)記法で一撃だと。調子こいているな、自分。 “SPICEの小瓶(26) アナログ電圧二乗回路ビヘイビアモデル、除算回路の後ではちょろい?” の続きを読む
SPICEの小瓶(24) 電圧制御電圧源のPOLYでアナログ電圧乗算回路のビヘイビアモデル作る
前回、従属電圧源のPOLY記法を使って電圧加算回路(係数マイナスにすれば減算回路)のビヘイビアモデルを作りました。今回はその余勢を駆ってアナログ電圧の電圧乗算回路のビヘイビアモデルを作りたいと思います。POLY記法がわかればほとんど一撃なんだ、これが。調子に乗りすぎ?
SPICEの小瓶(22) POLYのパラメータを.STEPできるようにしてみる
前回はマクロモデルの中で非線形な従属電源の特性をPOLY(多項式)で表現してみました。これができればどんな特性でも思うがままなどとほくそ笑んだのですが、前回の方法では新たな特性のデバイスを定義する度にモデルファイルを書き換えねばなりません。メンドイです。今回は「パラメータ化」してみたいと思います。 “SPICEの小瓶(22) POLYのパラメータを.STEPできるようにしてみる” の続きを読む
SPICEの小瓶(21) POLYって何よ?非線形従属電源の多項式定義、なんじゃそりゃ
前々回、SPICEのマクロモデルの活用を「心に誓った」ものの、そのために越えなければならない山は沢山ある(ちんまい山だけれども)です。その最初の一つが「多項式による非線形な従属電源の表現」でないでしょか。POLY(1)などと書かれているヤツ。その後ろには数字がずらずらと並んでます。なんじゃこりゃ。
SPICEの小瓶(20) SPICEサブサーキットとシンボルを紐づけ、思ったより便利じゃん
薄々知ってはいたのです。食わず嫌いでした。LTspiceのシンボルにシミュレーション用モデルを紐づけ。シンボルを配置すれば何も追加の記述することなくシミュレーション可能。いちいちシンボル作るのがメンドイと思っていたのですが、シンボルファイルはコピペでOK。それにLTspice、テキストのネットリストも編集できたのね。
SPICEの小瓶(19) LTspice階層化、簡単じゃん。マクロモデル活用開始
別シリーズにて30年前のSPICEのマクロモデル/ビヘイビアモデル作成の教科書を発掘。これを手がかりにSPICEのマクロモデル作成への進出をたくらみました。アナログ素人のクセに。でも今時テキストベースのモデルでもなし、だいたいLTspiceで階層設計ってどうやるのだっけ?そんなことも知らないでよくやる気になったな自分。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(141) Fig.8回路、抵抗1個加えて無理やり動かしたデス
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年11月号の実習3回目。前回Fig.8の回路が動かないんですけど、とブー垂れて退却。今回それではいけないと無理やり動作するようにしてみました。でもね回路はCMOSとは言えない、それどころかスタティックですらないっと。いいのか。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(140) Fig.8回路、やってみたけど動かないんですけど。
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年11月号の実習2回目。今回こそ実機演習すべしとFig.8の「小さい」回路を組み立てました。CD4007でもこんな回路動くんだ、とやってみたところが動きませぬ、ホントか?ロジック回路なんだけれども回路設計の深みに誘う一件?
L.W.R.(44) 古文書編#14、SPICEによる回路設計(ディスク付)、1994年
みんな大好きSPICEは誰もが使う(ホントかいな?)回路シミュレータ。解説書の類も多数存在。その中で30年前のこのご本がちょっと異色なのは、SPICEのマクロモデル、ビヘイビアモデルの作り方に特化しているということであります。購入させていただいてほぼほぼ30年、本棚の奥に眠っていたこのご本に日の目をあてるときが来た?
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(139) CD4007で作るDラッチ、ようやくシンボル作成。
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年11月号の実習1回目です。今回もまた「万能のCMOSデバイス」CD4007を使った「ロジック回路」作成です。Dラッチ編。今回は実機演習パスしてLTspiceのシンボル作ってみた回。汚いケド、CD4007の中身が見えるっと。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(139) CD4007で作るDラッチ、ようやくシンボル作成。” の続きを読む
定番回路のたしなみ(11) バラクタ(バリキャップ)とCD4007でVCO(もどき)
今回はVCO(ボルテージ・コントロール・オシレータ)に挑戦してみたいと思います。といってなんちゃってバージョンだけれども。このところ愛用の「万能のCMOSデバイス」CD4007でシュミット・インバータを作って発振させてます。そのフィードバックにバラクタをかませ、外部電圧源で周波数制御してみます。 “定番回路のたしなみ(11) バラクタ(バリキャップ)とCD4007でVCO(もどき)” の続きを読む
SPICEの小瓶(18) XTALを発振させるための遠い道のり、LTspice
別シリーズにてアンバッファ・タイプのインバータ 74HCU04 を使ってXTALを発振(現物で)させてみました。現物で出来たのだからSPICEでも発振させて~と野望をいだきました。しかし、SPICE素人にはいささか敷居が高かったです。しかしありがたいことにCQ出版社様のページで疑問は氷解。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(137) MOSトランジスタで作るXNORの続き
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習2回目です。前回はアナデバ様の記事の本題へ行く前に脇道(複合ゲート)にそれてしまいました。今回は記事どおりのXNOR回路をLTspiceとブレッドボード実機の両方で実習したいと思います。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(137) MOSトランジスタで作るXNORの続き” の続きを読む