やっつけな日常(63) ADI アナログ・フィルタ・ウィザードでアクティブBPFを実験

circuitBPF
Joseph Halfmoon

別件記事で、信号処理素人の老人がIIRバンドパスフィルタ(BPF)をScilabで計算。デジタルフィルタなので期待通りの動作でした。ここは一発「同等」のアナログ・フィルタを実機で実験せんと。またもや暴挙に。その裏側にあるのは、アナデバ様のWebツールを使えるハズという一点であります。まあ「同等」は直ぐに諦めたけれども。

“やっつけな日常(63) ADI アナログ・フィルタ・ウィザードでアクティブBPFを実験” の続きを読む

SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV

csvResults
Joseph Halfmoon

前回LTspiceとテキストファイルの間のデータ入出力をやってみました。しかし思い起こせば昔のサーキット・シミュレータというとネットリストを手で打ち込んでました。そして現在のLTspiceでもテキストファイル(ネットリスト)で回路記述を読みこみ可能です。ついでに結果をCSVファイルに輸出するスクリプトも作成。 “SPICEの小瓶(41) LTspiceでNETリストをバッチ・シミュレーションからCSV” の続きを読む

ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2

stepResponseCLR
Joseph Halfmoon

前回は連続時間パレットの中でも比較的「プリミティブ」なブロックどもを練習してみました。今回はいよいよXcos使う上での中心的存在の一つ、「連続系伝達関数」と「連続系状態空間システム」を練習してみます。といって練習するのは簡単なやつだけだけれども。実際のいろいろに適用してみるのはまだ大分先かな~。はやくやれよ、自分。
“ブロックを積みながら(150) Scilab/Xcos、連続時間パレットその2” の続きを読む

ブロックを積みながら(149) Scilab/Xcos、連続時間パレットその1

cont1Flow
Joseph Halfmoon

今回から連続時間パレットの練習に入ります。こここそはXcos使う上での真髄的なもののひとつらしいっす。連続時間=微分方程式系で書き表せるもの、あるいはラプラス演算子sで書き表せる連続系の伝達関数を用いて表現できるものです。デジタル計算機の上で計算しているのだけれども、表向きはソルバ様が頑張って連続に見せてくれるのね?
“ブロックを積みながら(149) Scilab/Xcos、連続時間パレットその1” の続きを読む

帰らざるMOS回路(53) CMOD S7用、8ビット・シリアル・パラレル変換器

SIMresults
Joseph Halfmoon

別シリーズでGoogleの生成AI、Gemini様にVerilogコードなど書いていただいております。Verilog素人の年寄が捻りだすよりお楽に感じます。そこで今回からしばらく、まずGemini様にお願いして、それを年寄がCMOD-S7ボード用に実装する、という段取りで練習したいと思います。今回はシリパラ変換ね。

“帰らざるMOS回路(53) CMOD S7用、8ビット・シリアル・パラレル変換器” の続きを読む

AIの片隅で(29) Googleの生成AI、Geminiにトランジスタを変更してもらう

2N3904
Joseph Halfmoon

前回はGoogleの生成AI、Gemini様にありがちな「エミッタ接地増幅回路」を設計?してもらいました。シミュレーション上要調整ではあるものの動きそうな回路っす。今回は前回の結果を「踏まえて」使用トランジスタを変更してもらいます。どちらも定番デス。2SC1815から2N3904へ。Gemini様はどうさばくの?

“AIの片隅で(29) Googleの生成AI、Geminiにトランジスタを変更してもらう” の続きを読む

AIの片隅で(28) Googleの生成AI、Gemini、エミッタ接地増幅回路を設計して

2SC1815_AI0_u
Joseph Halfmoon

前回前々回とGoogleの生成AI、Gemini様にLogic回路をVerilogでコーディングしてもらいました。イケてます。余勢を駆って?今回はアナログ回路を設計してもらおうと思います。ありがちな「エミッタ接地増幅回路」ね。お願いしたら「設計」してくれたのだけれど回路図なしに受動部品を番号で呼ばれても辛いよな。。。
“AIの片隅で(28) Googleの生成AI、Gemini、エミッタ接地増幅回路を設計して” の続きを読む

AIの片隅で(26) Googleの生成AI、Geminiにバイナリカウンタを作ってもらう

counter4_sim_results
Joseph Halfmoon

生成AIしてますか?バリバリ使ってらっしゃるじゃないかと思います。頭の固い年寄はサッパリです。でもまあ生成AIのプロンプトにはたまにお世話になっております。便利。噂ではPythonなどのコードなど一撃で書いてくれるみたい。メジャーな言語はね。マイナーなのはどうだろう?例えばVerilogということで今回やってみました。

“AIの片隅で(26) Googleの生成AI、Geminiにバイナリカウンタを作ってもらう” の続きを読む

ブロックを積みながら(146) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその2

event2flow
Joseph Halfmoon

Event handling paletteの練習2回目です。前回は、エッジ検出、遅延に分周と「ハードテイスト」なイベント処理を練習しましたが、今回は、論理演算にIF~THEN~ELSE的な「ソフトテイスト」なものどもです。イベント処理だけでフローを描くと縦に長くなるのでイベントでもGOTOしてます。あったのね。

“ブロックを積みながら(146) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその2” の続きを読む

帰らざるMOS回路(51) CMOD S7用にBCDデコーダ、シミュレーション編

SIMresults
Joseph Halfmoon

FPGAも素人ならVerilogも素人の老人です。適当な題材で回路を作製してシミュレーションしてCMOD S7上で動かしてみることをせねば折角のCMOD S7を使えるようになる気がしません。そんなとき別件シリーズでBCDデコーダ74HC42をいじりました。素人老人にはこのくらいのロジックから始めるのがいいんでないかい?

“帰らざるMOS回路(51) CMOD S7用にBCDデコーダ、シミュレーション編” の続きを読む

ブロックを積みながら(145) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその1

evnet1Flow
Joseph Halfmoon

いつものフローは左から右に横方向に信号が流れる形です。しかし今回は上から下が練習の「主方向」です。そして配線の色も赤。「イベント」とよばれる「データ信号」を制御するための信号を取り扱うためのブロックどもを練習してみます。これまでもCLOCKにはお世話になっていたのだけれども、エッジ検出、遅延に分周、いろいろあるのよ。
“ブロックを積みながら(145) Scilab/Xcos、イベントのハンドリングその1” の続きを読む

定番回路のたしなみ(46) BJT(NPN)、エミッタ接地増幅回路とスイッチング回路

BJT_2N3904_Schematic
Joseph Halfmoon

思い出したようにBJT(バイポーラ・トランジスタ)の回路を時々触るのは、0と1だけで誤魔化してきたMOSロジック出身者の見果てぬ夢かもしれませぬ。そのせいかバイポーラの回路を触るときは「リニア」なアナログ回路指向。出来ないクセにやりたがるのね。そういえばバイポーラでもスイッチング回路もあったでないの。やらんの?

“定番回路のたしなみ(46) BJT(NPN)、エミッタ接地増幅回路とスイッチング回路” の続きを読む

SPICEの小瓶(40) LTspiceのテキスト形式入出力、コマケー話なんだが

ExportDataAsText
Joseph Halfmoon

LTspiceの結果を他のソフトに「輸出」して別角度からそっと味わいたい、とか他のソフトの結果や測定結果を「輸入」したいとか考えておる忘却力の老人です。以前ちょっとやってみた朧げな記憶があり。しかしながら具体手順、完全に忘れてます。そこで今回こそは調べたことを書き残して置こうと。。。また直ぐ忘れるのだけれども。

“SPICEの小瓶(40) LTspiceのテキスト形式入出力、コマケー話なんだが” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(180) インダクタンスの自己共振周波数

SimulationResults
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』、学生でもないのに勝手にフォロー、実験などしてまいりました。最近変調あり。以前は1か月にほぼ1度英文記事が公開され、約1か月後くらいに日本語版が公開というペース。しかし英文版は2023年12月号で更新停止。日本語版は11月号までです。何かあったのか?心配っす。

“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(180) インダクタンスの自己共振周波数” の続きを読む