誘うPC98互換機(10) 当時のHDDはマイクロサイズ?

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当時(90年代初頭)のストレージはHDD/IFがSASI、SCSI、IDEの3種類、FDDが8inch、5inch、3.5inch。バブルメモリやカード型メモリ、CD-ROMなどはやっと出てきた頃です。98本体はSASIとSCSI型、FDDは私がPC98互換機を設計を開始する頃は5inchと3.5inchが中心でした。

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誘うPC98互換機(9) GDCのVRAMのアドレシングは微妙です

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描画のためXY座標をVRAMに展開する場合、そのアドレス変換は微妙です。なぜかと言えば画面をXY座標の第一象限と考えると、ハイレゾモードでは横1120dot(46hワード)、縦750lineですから、X=Y=0となる左下のアドレスはn=104860(CCCEhワード)です。<外伝>なぜXY座標に拘るかをお話しします。

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誘うPC98互換機(8) GDCの同期は大変そうである

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実は、同僚のソフト担当から「GDCの同期合わせは大変である。そこでGDCは8MHzでしかも合計3個はまかりならん」と言うご指摘を受けていました。そうは言っても、方向性を代えるわけにいきません。そこで、GDCの同期関連のお話をします。<外伝>はその同僚が、当方のハードの対応もしないまま、天国に旅立ったお話です。
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誘うPC98互換機(7) GDC(ビデオのコントローラ)のお話です

Kitsuneno Shippo

初代PC-9801からPC98本体にはGDC(μPD7220A)が使われていました。漢字用とグラフィック用のそれぞれに1個ずつ、合計2個のGDCが装備されていました。またなぜ当初は2.5MHzだったのかを含めお話を進めていきます。<外伝>は、GDCを実質3個使ったCAD用のPC98互換機を解説します。

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誘うPC98互換機(6) プリンターはパラレルIFだった。

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PC98互換機のプリンタのお話。今でこそWi-Fiなどのネットワーク接続が中心ですが、当時は8ビットパラレルインターフェイスもしくはシリアル接続でした。プリンタ側にも文字フォントがあり、フォントコードを送れば自動で印刷をする仕組みでした。<外伝>は、カラー印刷機能の登場により混乱したユーザ層のお話です。
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誘うPC98互換機(5) GDCだけではなくEGCもある

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新機能にEGCがありました。この情報はNECからオープンになっていなかったようです。これを見つけ出したエプソン探索チームは賞賛にあたいします。ソース・ディストネーション方式のコピー機能です。画面を分割コピーする時、絶対アドレスはCPUから直接設定、Read_Modify_Writeを駆使してコピーするのです。

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誘うPC98互換機(4) ハイレゾのメモリーマップです

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ハイレゾになるとVRAMが増え管理の方法もノーマルと異なることからメモリマップを追記します。また80286以降のCPUが織りなす当時としてはハイテクなメモリーマップモードもありました。なお前回PC9801-RL記載の訂正をします。<外伝>この時期に、電源回路不良としてきっと後々問題になるだろうとなった件をご報告します。
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誘うPC98互換機(3) ハイレゾはインターレスだった

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狐の尻尾です。NECはPC98純正機にノーマルモードだけではなくハイレゾモードを新設します。当初はPC98XL(富士通対抗?)にハイレゾを搭載しますが漢字表示が綺麗になる程度で売れませんでした。そこでノーマルモードとハイレゾモードが同時に動くPC9801-RLを発表します。以降、PC9801-RLが標準となります。

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誘うPC98互換機(2) PC98純正機よりPC98互換機の方が早い

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狐の尻尾です。 PC98互換機(通称は「国民機パソコン」)が売れ始めると、「価格は同程度だけどPC98互換機はPC98純正機より早く動く」という評判を聞くようになりました。その理由は、私が転職し勉強し始めて直ぐに理解しました。<外伝>では「ノートPCを日本で初めて発表したのは東芝ではなくエプソン」と言う話をします。

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誘う98互換機+<外伝>(1) 98系メモリマップとは?

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狐の尻尾です。

8086を初代PC9801にした98本体は、その後のメモリマップを決定づけたことになっています。また、ある時からNECはMSDOS3.xをソフトウェアベンダーに無償で配布し、そこにはエプソンチェックができる仕掛けを提供していました。このエプソンチェックをどうしたのかなど、98互換機の仕掛かりをどうやって築いていけたかを語ります。<外伝>では、あるソフトベンダーが画面を揺らす方法を記載しました。

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