忘却の微分方程式(29) 偏微分と重積分、MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

第24回で微分、第25回で積分をやったですが、今回は偏微分と重積分であります。何時にもましてMathematicaの入力の「美しさ」には感動するのですが、だんだん入力が難しく(面倒に)なり、美しさの裏側には「面倒」があることに気づきます。Mathematicaの積分能力には瞠目。私が出来ないだけですが。

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データのお砂場(6) R言語、ChickWeight、ggplot2で見違えた

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Joseph Halfmoon

前回、チキンの肥育データ ChickWeight サンプルデータセットを開いてみました。グラフは描いたものの白黒で地味。確かR言語にはもっと「エレガント」なグラフを描ける機能があったのでは?そう思って探して思い出しました ggplot2であります。今回はこれを「インストール」してChickWeightに再挑戦。

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ブロックを積みながら(51) Node-RED、http requestノードでpost

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Joseph Halfmoon

今までNode-REDと「先っぽ」のマイコンの間の通信はMQTTのみでした。別件でhttpでアクセスできるマイコンボードが登場、ESP-EYEであります。ESP-EYEもMQTTは出来る筈ですが、現状、httpdが走っています。この機会にNode-REDからhttpつかって、get/postしてみることに。行き当たりばったり。

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Pico三昧(4) Pico C/C++ SDKで74HC595接続、PIO制御編2直列

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Joseph Halfmoon

前回、ラズパイPicoのプログラマブルIO制御で、74HC595の2個並列と2個直列、同じ回で両方やってみようとしたら、まさかの半田不良で手間取りました。結局「並列」の方のみ実施。今回は、残りの直列接続の方をやってみます。形は出来ているので、今度こそ簡単に出来る筈。

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データのお砂場(5) R言語、ChickWeight、チキンの肥育、生後日数と体重の増加

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Joseph Halfmoon

クリスマスも終わったというのに今回はチキンねたです。R言語のサンプルデータセットをABC順で開いてきて、Cの2番目が ChickWeight であったということ。チキンの生後日数とその体重のデータです。前回のCO2で使った多変量データをグラフにしてくれる coplot()関数が使えるみたい。今回もヤッツケでご乱心。

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手習ひデジタル信号処理(15) STM32F446、IIRフィルタその4、継続型Class

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Joseph Halfmoon

前回と今回は算法的にはまったく同じ、その差はソフトウエア部品として使い易いようにクラス化するところだけ。だったら簡単じゃん、と甘くみて例のごとくにハマりました。クラス化する「エレガントな」書き方を学ぶべく、1行1行手入力したら間違えてました。ボーっとして入力しているからだ。

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忘却の微分方程式(28) 3次元プロット、MathematicaとMaxima

3DplotEC
Joseph Halfmoon

前回は再びの2次元プロットでした。今回は3次元プロットです。テキトーでも「後はよろしく」やってくれるMathematicaと、いろいろ設定がややこしいMaxima(自分が全部制御するのだ)という「性格」の違いがでてますな。でもま、こうして3Dグラフを見ると何故か分かった気になるお手軽な私。

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連載小説 第66回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを販売する米国現地法人のSS-Systemsへ赴任しちゃいました。食生活の変化で私の見事な肉体は更に水平方向へ成長しつつも、毎日忙しくやっています。Appleの青井倫吾郎さんと、とうとう結婚しちゃいました。最高! “連載小説 第66回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

L.W.R.(39) 古文書編#10、COMPUTER ORGANIZATION &DESIGN、Hennessy and Patterson, 1993

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Joseph Halfmoon

前回、姉妹書?についてだったので古文書扱いしてしまっております。が、初版から30年近く経過しつつも、新版でてるし、電子書籍化もされているしでバリバリの現役感があるのが、今回の “COMPUTER ORGANIZATION &DESIGN、THE HARDWARE/SOFTWARE INTEFACE” であります。前回に続き大先生お二人の共著。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(71) NMOS、ソース接地回路

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Joseph Halfmoon

前回につづき今回もMOSトランジスタです。前回はダイオード接続でしたが、今回はソース接地回路。王道?のアンプ回路ですな。淡々と回路を組んで実験するだけ、と思っていたら今回は自分で定数決めるところが多くて突き放されてる?感じがします。バラツキもあるし、そろそろ自立しろってこと?

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ブロックを積みながら(50) Node-RED、html(パース)ノードで要素の抽出

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Joseph Halfmoon

前回まででファイルへの入出力ができるようになったので、今回からはパレットのパーサの部?にあるノードを使ってみたいと思います。最初は、htmlノードです。いろいろ出来そうなノードであるのですが、今回はシンプルにタイトルを抽出した文字列の配列を取り出してみたいと思います。

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IoT何をいまさら(104) ESP-EYE、ESP-IDFでSimple HTTPD

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Joseph Halfmoon

ESP-IDFのExampleをほとんどコピペしながら、ESP-EYEを一歩一歩動かしてみております。前回はWiFiアクセスポイントに接続成功。今回はシンプルなhttpdを動作させて、パソコンからアクセスしてみます。インクリメンタルに継ぎ足してきている実験用のソースファイルが膨れ上がってきました。そろそろ対処を考えないと。

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部品屋根性(60) エイブリック、S5716、ホールIC

S5716
Joseph Halfmoon

このところ小さなデバイスをネタに半導体会社の合併やら買収やらの軌跡を辿っております。今回はエイブリック社、ABLICと綴ると何やら外資に聞こえますが日本の会社。元のお名前はエスアイアイ・セミコンダクタ、第二精工舎が起源のセイコーインスツル社の半導体部門が分かれてできた会社です。今ではミネベアミツミ社の子会社とな。

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モダンOSのお砂場(31) FreeRTOS、タスク・リストを一覧する

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Joseph Halfmoon

ここ数回、Seeeduino Xiaoボード(Microchip製のArmコア内蔵SAMD21マイコン搭載)上でFreeRTOSのタスクを作ってその動作を観察しています。タスク数は少ないのだけれどもタスクの一覧みたいなものが見たくなってきました。そのためのAPIがありました。組み込み用のOSなので、デバッグするとき向けの機能ですが。 “モダンOSのお砂場(31) FreeRTOS、タスク・リストを一覧する” の続きを読む