IoT何をいまさら(110) Xiao ESP32C3、アナログ測定値でレベルゲージ表示

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Joseph Halfmoon

前回Seeed社XiaoシリーズのRISC-VコアESP32C3搭載機とNodeREDサーバ間で双方向のMQTTメッセージの通信ができるようになりました。今回は余勢をかって、ESP32C3側で測定したアナログ値をNodeREDに報告、0から100%のレベルゲージ形式でブラウザに表示してみたいと思います。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(92)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その3

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A64のロード命令をさらっています。元より組み合わせを網羅しようなどとは考えておらず「ありがちな」例を「通り一遍」なでるだけのつもりなのですが、Armは命令数が多いっす。ロードだけでもどんだけ?今回は、前回積み残しのアドレシングモードを使ってみます。POST/PRE-indexみたいな「複雑な」奴らも登場。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(92)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その3” の続きを読む

MicroPython的午睡(81) STM32F401RE版、使われているタイマを調べる

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前回ADCをサンプリングするのにタイマ4を使ってしまいましたが「誰もタイマ4を使っていないの?」という疑問を調べもせずの見切り発車でした。今回は、STM32マイコン専用のstmモジュールを使って、タイマが動いているか否かを判定できるようにしたいと思います。それにしてもSTM32、タイマ充実してます。

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忘却の微分方程式(72) 反復練習35、定積分、やっぱり結果の整理が辛いです、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回からホントに定積分です。上端、下端が数値で指定された定積分ならば、結果も数値になるのであろう、さすれば結果も一発でバッチリ得られるであろう、などと甘くみてました。たしかに数値で結果が得られるのですが、「数学の宿題」的にはなんだかな~。やっぱり後の整理が辛いというかメンドイです。 “忘却の微分方程式(72) 反復練習35、定積分、やっぱり結果の整理が辛いです、Maxima” の続きを読む

やっつけな日常(47) RustにいればRustに従え、イテレータで使えるメソッドその3

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Joseph Halfmoon

前々回前回に決定的な誤り発見。(1.10)をstd::iterのごとくに使用してますが、それはstd::ops::Range でした。共通するお名前で同様な機能のTraitsが実装されているのでイテレータとして練習してしまいました。今回「よく使いそうな奴ら」は気をつけたつもりなので大丈夫か?怪しいケド。

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データのお砂場(58) R言語、infert、自然/人工流産後不妊症のケースコントロール研究

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Joseph Halfmoon

R言語付属のデータセットをアルファベット順(大文字優先)で経めぐっております。今回は infert という名のサンプルデータセットです。医療(婦人科)の「マッチドケースコントロール研究」のデータを「条件付きロジスティック回帰」せよと。しかしそれ以前に項目の意味がさっぱり分かりませぬ。ここで言う「パリティ」って何?

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連載小説 第108回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

私、詠人舞衣子(よんびと まいこ)は、サイコーエジソン株式会社の17年生。文系ですが技術製品(半導体)を販売するアメリカの現地法人SS-Systemsへ赴任し、今度はヨーロッパの現法へ異動しました。ドイツのミュンヘンで倫ちゃんとの新しい生活がスタートです。新婚さんみたい。結婚7年目ですけど、うふっ。そこへ、同期のトム君も赴任してきて、Edison Europe Electronics GmbHとしてスタート。絶好調です。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(128) MOSFETとOPAMPでアクティブ整流器

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年6月号の実習初回です。例によって初回はLTspiceでお茶を濁すの回です。6月のテーマはアクティブ整流器です。Pch MOSFET ZVP2110AのゲートをオペアンプAD8541で開け閉めして整流するもの。
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手習ひデジタル信号処理(61) Scilab、伝達関数H(z)からゲイン線図、Fs対応版

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前回は暫定版ですがFFT表示用の関数を作って多少お楽に。今回は以前から忸怩たる思い?をしてきた伝達関数からゲイン線図をプロットする方法を「改良」したいと思います。いつも正規化周波数に対するプロット。カッコイイお作法ではあるものの、具体的な周波数が入らないとイメージがわかない年寄です。実サンプリング周波数を与えたいです。

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ブロックを積みながら(94) Node-RED、serial-requestノード

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Joseph Halfmoon

前回、serial-outノードを使ってNode-REDからシリアルポート(UART)へデータを送出してみましたが、in/out の共存はなんだかよろしくなかったです。今回は、シリアル相手に「いってこい」してくれるserial-requestノードを使ってみます。これがなかなか具合がいいです。そして in/outとの共存もOKみたい。大丈夫か?

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うさちゃんと一緒(30) Z80の魔改造? Rabbit4000でtelnetその2

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前回うさちゃんRabbit4000とラズパイ4の間でtelnet接続成功したものの、通信の様子を「遠くから眺めた」だけで終わってました。今回は例によってwireshark使ってパケット毎に観察していきます。生のパケットの中身を覗くとうさちゃんが「あれはやるな、これもダメ」と文句垂れてることに気づきました。わがまま?

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IoT何をいまさら(109) Xiao ESP32C3をNodeREDからMQTTでLチカ

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Joseph Halfmoon

前回は、Seeed社XiaoシリーズのRISC-VコアESP32C3搭載機からMQTTメッセージをPublish、NodeREDサーバでメッセージを受領、PCブラウザ上に表示しているNodeREDダッシュボード上に表示しました。今回はダッシュボードのスイッチのON/OFFでXiaoESP32C3にとりつけたLEDを点滅させてみます。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(91)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その2

TargetMEM
Joseph Halfmoon

前回、Armのロードストア命令のアドレシングモード複雑怪奇、などと書きながら、今回実習に使用いたしますのは「ベース+オフセット」一択です。人生複雑にしたくない人はそれが一番、違うか。ロードストアは1命令テストするのにもメモリを用意しないといけないので、準備のCのコードがメンドイのよね。文句が多いな。
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MicroPython的午睡(80) STM32F401RE版、タイマ駆動でADサンプリング

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Joseph Halfmoon

第77回でビルドしたNucleo-F401RE用MicroPython、Pyboard用のpybモジュールを搭載(第78回)。pybモジュールはいろいろ強力な機能を搭載。その一つがタイマ駆動のADサンプリング機能です。Pyboard上では2チャンネルを210kHzでサンプリングできると。結構速いんでないかい。
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