お手軽ツールで今更学ぶアナログ(133) BJT、2N3904でTTLインバータ

TTL_INV_2N3904
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年8月号の実習2回目です。8月号はTTLインバータをディスクリート・トランジスタで作ってみる号であります。前回LTspiceでその動作を確認してます。今回こそは実機で動作させてみます。Spiceの結果をなぞるだけだけれども。

“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(133) BJT、2N3904でTTLインバータ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(65) Scilab、FIRフィルタの係数求めるついでに周波数特性

filtMagPlot
Joseph Halfmoon

前回はFIRローパスフィルタの係数を求め、求めた係数を使って「単位」インパルス入力信号をフィルタして時間応答を求め、さらにそれをFFTして周波数特性のプロットをいたしました。まどろっこしいデス。フイルタ係数を求めるときに「ついでに」周波数特性のプロットも見て、それからOKしたいです。知らんけど。今回は微妙な改善? “手習ひデジタル信号処理(65) Scilab、FIRフィルタの係数求めるついでに周波数特性” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(1) Op Amp Basics、非反転増幅回路

OPAMP_BOOK
Joseph Halfmoon

これ1冊読み切った暁には「オペアンプ」分かるんじゃないか、という期待を込め、「OPアンプ大全」無料ダウンロードさせていただいたのは2年以上前。すみません、積読になってました。2022年も押し詰まっているというのに一念発起、これより読ませていただきます。ただ読んでも年寄の忘却力には抗えず、ソフトウエアのお助けで読む、と。
“OPアンプ大全を読む(1) Op Amp Basics、非反転増幅回路” の続きを読む

やっつけな日常(49) raspinfo、このコマンドなんだっけ? RaspberryPi

UpgradeRaspinfoA
Joseph Halfmoon

UbuntuおよびRaspberryPi OSを使っているとき、ほぼ無意識に apt update、apt upgrade している自分がいます。更新ファイルが多数であればほぼザルなのですが、少ないと妙に目に留まることがあります。今回はそれです。Raspinfo です。あれ、なんだっけこのコマンド?使ったことあった?
“やっつけな日常(49) raspinfo、このコマンドなんだっけ? RaspberryPi” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(96)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その7

str2URencode
Joseph Halfmoon

さらっとニーモニックを一通り撫でるつもりでも命令多すぎArmです。アドレッシングモードはロード命令でやったし、データサイズは幅だけだからなどと言い訳を言って、大幅に手を抜きました、ハイ。今回はストア命令の「落穂ひろい」編であります。微妙にロードとは非対称だけれども大体はあるのだ、ストアにも。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(96)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その7” の続きを読む

MicroPython的午睡(85) STM32版、入力キャプチャから出力コンペア

OutputCompare
Joseph Halfmoon

前回はインプットキャプチャ機能を使用してみました。インプットキャプチャ機能と対にして使われるのがアウトプットコンペア機能です。STM32版のMicroPythonでは両機能が併用可能です。外部で発生するイベントを検出し、イベントから一定時間後に何かの制御を行うということをハードウエアの正確なタイミングで行えます。 “MicroPython的午睡(85) STM32版、入力キャプチャから出力コンペア” の続きを読む

忘却の微分方程式(76) 反復練習39、nは自然数、aは正の定数、Maxima

Ex37_1a
Joseph Halfmoon

前回は「kは0じゃない」みたいな条件をつけて積分する技?を練習。今回は一歩進めて?「nは自然数」とか「aは正の定数」とか条件を付けたうえで積分をいたしてみようと思います。といって計算してくれるのはMaxima様ですが。教科書的には部分積分の例題ですが、Maxima様にかかれば一撃とな。 “忘却の微分方程式(76) 反復練習39、nは自然数、aは正の定数、Maxima” の続きを読む

定番回路のたしなみ(6) CでACカップリング、Diodeクランプで電圧持ち上げ、いいのか?

clamp1k1u
Joseph Halfmoon

前回LTspiceで「お茶を濁すの回」といい、今回こそは実回路で実験するのかと思いきやLTspice続きです。前回はACカップリング後の電圧を設定するのにRの抵抗分割でやってました。大き目の値のRですがDC的な電流パスがあるのが「低消費電力マイコン屋」的には許せませぬ(おおきく出たな。)

“定番回路のたしなみ(6) CでACカップリング、Diodeクランプで電圧持ち上げ、いいのか?” の続きを読む

データのお砂場(62) R言語、longley、重回帰分析における多重共線性?知らんけど

EmployedPlot
Joseph Halfmoon

R言語付属のデータセットをアルファベット順(大文字優先)で眺めてます。今回のデータセットはlongleyです。お名前の由来はソースがLongley先生のデータであるからみたいです。第二次世界大戦後1960年代までのマクロな経済指標のデータです。ちょっと訳あり? で有名なデータみたいっす。 “データのお砂場(62) R言語、longley、重回帰分析における多重共線性?知らんけど” の続きを読む

ソフトな忘却力(27) MPFR、the Multiple Precision Floating-Point Reliable Library

Root2_4096bitResult
Joseph Halfmoon

前回に引き続き清水の舞台から飛び降りるつもりにならないと浮動小数を使えないしがないマイコン屋には無縁なライブラリを使用してみます。今回はMPFRライブラリです。浮動小数点数専用の多倍長演算ライブラリです。前回のGMPとの違いはsin, cos, tanなど数学関数が「だいたいサポート」されているところかと。

“ソフトな忘却力(27) MPFR、the Multiple Precision Floating-Point Reliable Library” の続きを読む

連載小説 第112回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、更に大忙しです。そんな中、私にもとうとう子どもが授かって・・・。 “連載小説 第112回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(132) ディスクリート・トランジスタでTTLインバータ

TTL_INV_CIR_DC
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年8月号の実習1回目です。この号はデジタル回路の「かっての」代表選手?TTLのインバータをディスクリートのBJTで作ってみる編です。アナデバ様のなされることなので0,1ではすみませぬ。デジタル回路だけれどアナログから見ると。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(132) ディスクリート・トランジスタでTTLインバータ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(64) Scilab、FIRフィルタの係数求めてフィルタしてみるの回

ImpluseResponse
Joseph Halfmoon

前回は差分方程式をループで回すという「原始的」な方法で1次のIIRフィルタの時間応答を計算してみました。今回はScilabのネイティブ機能を使って、100次のFIRフィルタの応答を「1撃」で計算してみたいと思います。100次のフィルタの係数の計算もScilabに「お任せ」。中身はよくわからないけれど楽ちん。いいのか?
“手習ひデジタル信号処理(64) Scilab、FIRフィルタの係数求めてフィルタしてみるの回” の続きを読む

ブロックを積みながら(98) Node-REDでJSONataの練習その3

JSONataTrain3Flow
Joseph Halfmoon

「JSONを制するものはNode-REDを制する」(誰が言ったんだ、そんなこと)ということでJSONオブジェクトを思うがままに操作するためのJSONataの練習の3回目です。今回はJSONの中から構造をもったデータを抽出して加工してみるの回。ぶっちゃけ大したことはしてないんだけれども。 “ブロックを積みながら(98) Node-REDでJSONataの練習その3” の続きを読む