MicroPython的午睡(82) STM32F401RE版、タイマとPWM出力端子の関係

PWMtestDUTb
Joseph Halfmoon

前回はタイマが使用中か否かを確認する方法を確認。今回はタイマを使用するMicroPython機能としてPWM出力を使ってみたいと思います。ほとんどのタイマはPWM出力が可能なチャネルを4つずつ持っています。しかしどのタイマのどのチャネルをどこのピンに出せるかはハードで決まっています。まずそこから表にしてみました。
“MicroPython的午睡(82) STM32F401RE版、タイマとPWM出力端子の関係” の続きを読む

忘却の微分方程式(73) 反復練習36、定積分、微妙な進歩?Maxima

ex31_3
Joseph Halfmoon

今回も定積分の練習をつづけてますが、微妙に一歩進歩したかもしれないです。何度か整理に困っていたlogの引き算を割り算に整理する方法を見つけました。といってマニュアルを読めばわかるのですが。しかし、結果は微妙。も少し工夫しないと数学の宿題的にはマズイです。ま、微妙な一歩でも前進は前進?ホントか?

“忘却の微分方程式(73) 反復練習36、定積分、微妙な進歩?Maxima” の続きを読む

モダンOSのお砂場(59)Keil Studio Cloud、すんなりOS6、ドタバタOS2

T1_RunsonF072RB2
Joseph Halfmoon

2022年末にてArm Online Compilerが閉鎖ということで、第55回から第57回でその移行先を試してみました。今回もその続きです。Mbed OSを載せるにはギリギリのリソースのマイコンで新規プロジェクトをビルドしてみるの回です。Cortex M0、RAM16KBというマイコン2機種でやってみます。

“モダンOSのお砂場(59)Keil Studio Cloud、すんなりOS6、ドタバタOS2” の続きを読む

データのお砂場(59) R言語、IrisとIris3、データセット形式の変換と比較

IrisPlot0
Joseph Halfmoon

R言語付属のデータセットをアルファベット順(大文字優先)で眺めてます。今回は「かの」Irisです。本サイトでも何度か使わせていただいたことがあります。ML(Machine Learning)業界のHello World. 定番中のド定番のデータセット。しかし、今回のR言語の処理例をみると分類でも識別でもないです。

“データのお砂場(59) R言語、IrisとIris3、データセット形式の変換と比較” の続きを読む

連載小説 第109回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出

Maiko Yonbito
Momoe Sakurada
ペンネーム
桜田モモエ

<これまでのあらすじ>

サイコーエジソン株式会社詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、もっと大忙しに・・・。

“連載小説 第109回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(62) Scilab、伝達関数H(z)から位相プロット、Fs対応版

phasePlotLog
Joseph Halfmoon

正規化周波数表示はカッコいいけど実際の周波数でないと実感がわかないなどとブーたれて、前回は伝達関数からゲインプロットを実周波数で表示する関数を作ってみました。今回は、位相プロットで実周波数表示を行う関数を作ってみたいと思います。素人が良く理解しないまま試行錯誤しているのだけれども大丈夫か?自分。 “手習ひデジタル信号処理(62) Scilab、伝達関数H(z)から位相プロット、Fs対応版” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(129) MOSFETとOPAMPでアクティブ整流器 実機編

ActiveRect_220uF
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年6月号の実習2回目。今回は実機で確認の回です。6月のテーマはアクティブ整流器です。巻末問題のお答えを覗きみると、現代社会には必須の回路なのだと納得。ちょっと規模感が違いすぎるけれども。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(129) MOSFETとOPAMPでアクティブ整流器 実機編” の続きを読む

ブロックを積みながら(95) Node-REDでJSONataの練習その1

trainJSONata2Flow
Joseph Halfmoon

第38回でChangeノードを実習したときに「この際JSONataを勉強せねばと思いました」などと書きながら、それきりになってました。1年以上ぶりに今回からJSONataのキホンを勉強していきたいと思います。JSONオブジェクトが飛び回るNode-RED世界の中でJSONataはNode-REDの真の友、ホントか?

“ブロックを積みながら(95) Node-REDでJSONataの練習その1” の続きを読む

定番回路のたしなみ(1) 555、アナログタイマIC、非安定モードで矩形波発振

astable
Joseph Halfmoon

元より機械工学科卒、電気電子には弱いんであります。そこで唐突ですが、定番回路を経めぐることにいたしました。第一回は定番中の定番、 NE555アナログタイマICを使って矩形波を作ってみたいと思います。NE555は今から50年前の1972年に発表のIC、それが今まで売れていると。ロングセラーにしてベストセラーぞなもし。 “定番回路のたしなみ(1) 555、アナログタイマIC、非安定モードで矩形波発振” の続きを読む

うさちゃんと一緒(31) Z80の魔改造?Rabbit4000で ECHO 再び

wiresharkECHO2flow
Joseph Halfmoon

前回「素の」telnetでラズパイ4からうさちゃんRabbit4000へ通信してみました。裏でtelnetが通信条件など双方向でネゴっていることを学びました。でも実際のデータ転送は一方通行でした。うさちゃんからのお返事はなし。今回はうさちゃん側からのお返事あり、としてみとうございます。

“うさちゃんと一緒(31) Z80の魔改造?Rabbit4000で ECHO 再び” の続きを読む