特許の失敗学[23] 経営の失敗学

特許の失敗学

 セグウェイの生産終了のニュースが2020年6月にあった…今頃やっと気がついたですよ。セグウェイが2001年に発表された当時は絶賛されたものの、20年後には事業の失敗が確定しました。特許登録の後の「産業の発達に寄与」までの過程の厳しさを現すものです。

出典:体を傾けるだけでスイスイ移動可能な未来の乗り物「セグウェイ」が生産終了へ – GIGAZINE
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特許の失敗学[21] 特許の収益化

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 特許法の目的は産業の発達に寄与すること(特許法第1条)ですが、個人発明家にとっては「収益化」でしょう。これは当世人気の職業YouTuberと似たところがあります。YouTubeは「収益化」しなくとも、趣味とか主張の発表を目的とするメディアでしょう。とすれば、特許出願も論文発表の場として利用可能ではと妄想する今日このごろ。「特許出願de論文発表」についてはまたの機会に… “特許の失敗学[21] 特許の収益化” の続きを読む

特許の失敗学[20] 事例研究(3) Aピラー透明化 その3

特許の失敗学


 発明アイデア「Aピラー透明化」事例研究の最終回です。

 ほとんどの発明アイデアは、Google検索で新規性が無いことがわかります。もしもキーワードを変更して検索しても先行技術が見つからないときには、別の特許検索ツールで確認します。先行技術が見つからない場合でも、特許明細書には先行技術文献との違いを記載します。そのため出願する発明に最も近い先行技術文献を探す必要があります。 “特許の失敗学[20] 事例研究(3) Aピラー透明化 その3” の続きを読む

特許の失敗学[19] 事例研究(2) Aピラー透明化 その2

特許の失敗学

前回は、アイデア「Aピラー透明化」の先行技術調査でした。「最低限の費用で特許収入を目指す」ミッションとしては、特許調査の結果で特許出願をしない場合、そこで終了してはなりません。発明の特許出願がありながら、その発明の実施が無い(量産されない)場合は理由を考えてみます。特許登録も大変ですが、そこから特許収入を得るのはもっと大変ですよ。 “特許の失敗学[19] 事例研究(2) Aピラー透明化 その2” の続きを読む

特許の失敗学[18] 事例研究(1) Aピラー透明化

特許の失敗学

 特許アイデアから出願権利化そして特許収入に結び付けるために、具体的なアイデアをとりあげて事例研究(case study)をしてみます。

 車を運転しながら考えました。カーブではフロントガラスのピラーで視界が制限されて危険を感じます。

 「このピラーが無ければなー」
 「せやけどピラーがあらへんと構造的に無理かいな」
 「ほな、光学迷彩みたく透明にしたらええんや」
 「曲げられるパネルが利用できるのちゃいますか」

『自動車のAピラーを透明化する』というアイデアを調べてみます。
 アイデアを発明として完成するには、最初のステップは先行技術の調査です。ほとんどのアイデアはこの段階で特許として新規性がないことが分かります。例え特許出願に至らなくとも、そのアイデアを事例研究して有効に活用しましょう。「特許の失敗学」のミッション「お金をかけずお手軽に特許収入を目指す」のために。
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特許の失敗学[17] 特許と英語(2) US特許出願の提案

特許の失敗学
 特許の失敗学[2] 自筆明細書 の投稿では、技術者が「特許明細書」を自筆する困難性を書きました。US特許の場合は、少なくとも「英語」という困難性が加わります。日本の特許事務所は、米国の現地代理人を通じてUS特許実務を行います。米国弁理士(Patent Agent/Attorney)の資格を持っていない限り、自分でUS特許の執筆(翻訳)や出願権利化の手続きをするのは無理でしょう。 “特許の失敗学[17] 特許と英語(2) US特許出願の提案” の続きを読む

特許の失敗学[16] 特許と英語(1) なんちゃって英語学習

特許の失敗学

 前回特許と英語(0) 私の英語歴」では、US特許のため英語能力の必要性を述べました。「うちは日本特許だけで勝負するで」と仰る方は「英語」は不要かもしれません。しかし、特許庁の「アドバス」が稼働すると、外国語文献が引例の先行技術として拒絶理由通知に示されることが予想されます。その場合は、先行技術文献は英語の可能性が高い。機械翻訳が完璧でない現状では、英語能力は必要となります。

ここで問題です。
fly on the wall を和訳せよ。
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特許の失敗学[15] 特許庁の広報(5) 特許庁の特許 (その2)

Araha

特許庁の特許 (その2) 

特許の失敗学[12]  にて紹介した「特許庁の特許出願」について、特許庁広報室あてにウェブフォームで質問送付しました。そして回答を受け取りました。特許庁から「特許の失敗学」の記事で開示する了承を得ましたので公開いたします。
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