SPICEの小瓶(1) MOSFET、MOSMODELパラメータとSUBCKTの切り替え

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Joseph Halfmoon

LTspiceのお世話になっている割には使い方が良く分からないままです。最近もアナデバ様の部品キットADALP2000所蔵のMOSFETをLTspiceしてみよ、と。しかしLTspiceには該当部品のMOSモデルパラメータはありませんでした。Webを漁ってSUBCKT定義を見つけたのですが、どう設定するの?

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モダンOSのお砂場(38) Mbed OS6、Timerでインターバル測定。STM32

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前回がPWM出力だったので、今回は逆に入力インターバルをタイマAPIで測定してみました。入力は割り込み受け、人間がボタンを押す想定なので精度的にはいい加減な方法です。まあ、とりあえずボタンを押す時間間隔は測れたと。また、前回と異なり今回はオブジェクトコードの作成にWebベースのMbed Compilerを使ってみます。

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L.W.R.(42) 古文書編#13、闘うプログラマー、ザカリー著山岡訳、日経BP1994

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Joseph Halfmoon

前回MVSだったので今回はWindowsNTです。しかし、この御本を古文書扱いしてしまって良いのか、とも思いました。まあ手元にあるのは1版一刷、紛れもない1994年発行(当方「古文書基準」は20世紀であること)であります。2009年に新装版が出ているのは、それだけこの御本が面白いことの証拠でありましょう。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(80) MOSFETのカレントミラー、過ちは老眼のせい?

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Joseph Halfmoon

今回実習は瞬間的に終わるだろ、などと高をくくっていたらドツボにハマりました。私が間違った部品を使っていたのが問題なのですが、「間違った部品」に誘導されるような成り行きでした。結局よく確認しなかった私が悪うございますんですが。でもな~フェイントだよな。まあ、動くことは動きましたが、ガックリして大幅手抜きであります。

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ブロックを積みながら(58) Node-RED、コメントノードって何者?

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Joseph Halfmoon

風雲急を告げているのに、ブロックを積んでいるのも何だかな~と思うのですが、この年寄りに出来ることも無いと。。。しかし、思い出すに、大昔、旧東独の半導体屋に言われた一言、「お前ら日本人はロシア人を理解できんだろ」と。正確に言えば「ロシアの半導体屋」という文脈だと思いますが。

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うさちゃんと一緒(1) Rabbit4000にPingしてお返事をしてもらう

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うさちゃん印のRabbit4000、Z80に似た8ビットの命令セットを持つちょっと古いけれども強力なマイコン、を手に入れてインストールをし動作確認をいたしました。今回から、少しづつ「うさちゃん印」を動かしていきたいとおもいます。まずは「売り」の機能Ethernet I/Fの動作確認から。外からPingしてお返事を確認してみます。

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データのお砂場(18) R言語、Lobololly、テーダマツの成長「曲線」とな?

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Joseph Halfmoon

今回登場は米国テキサスからフロリダあたりの湿地帯?のようなところに生えている松の一種みたいです。Lobololly pine tree、またの名をテーダマツとな。R言語の「内蔵」サンプル・データセットをABC順に全部「舐めて」みようなどと思いつかなければ多分お目にかかることは無かった植物であります。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(52) RISC-V、浮動小数のmin/max

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RISC-Vは、RISCの中でもシンプルで「絞り込んだ」命令セットでありますが、浮動小数点数を扱う命令結構多いんじゃないかい。まあ面倒くさいものを扱うので、いたしかたないか。RISC-Vのせいではないですな。前回は積和演算命令でしたが今回は最大、最小求める命令です。

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部品屋根性(64) 立花エレテック、創業100年、怒涛の動画攻勢?

Joseph Halfmoon

立花エレテック殿と言えば、年寄りには大阪本拠の三菱系?の大手電機電子商社というイメージであります。昨年創業100年だったのね。100年前から半導体を売っておられた分けはないけれど老舗。つい取扱いのマイコンメーカで見てしまうのですが、お馴染みのルネサス、米Microchipといったところをお取扱い。

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Pico三昧(11) Pico C/C++SDKでinterp#5、補間ついでに配列舐める

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Joseph Halfmoon

今回は前々回のBlendモード再びです。その上、Datasheetのサンプルプログラムほぼほぼそのままです。何といっても中の人の書いたサンプルプログラム流石すぎます。Blendモードで補間をするついでにデータ配列を舐めるためのポインタアドレスまで作ってました。私のような凡人には考えつかないテクであります。

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ソフトな忘却力(19) .wavファイルの生成、octaveとcppの両方で

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Joseph Halfmoon

WAVファイルを扱おうとしたらいつの間にかWindowsの標準アプリではそのようなフォーマットは捨て去られていたのにようやく気づきました。お間抜け。自分で音声信号のファイルを生成したりするときには楽なのだWAV形式。単なるPCMだし。ヘッダも簡単。今回はOctaveとC++の両方でWAVファイル書き出しやってみます。

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手習ひデジタル信号処理(24)残響生成器その3、マイクとスピーカつけて残響音を聞いてみる

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Joseph Halfmoon

前回アナログ・マイクロフォンを追加、ようやく残響生成器を実際に動かしてみることができるようになりました。スピーカは100円ショップのものを第20回でもつかったスピーカアンプで駆動してみました。確かに残響しています。マイクを叩くと長い地下道でコツコツ歩いているような効果音?つくれました(末尾に音声添付。)

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忘却の微分方程式(36) ヤバそうな雰囲気、離散数学。MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

今回は深みに入らぬように気をつけていたつもりでしたが、Maxima様からきついエラーメッセージいただきました。”game over” とな(詳細は冒頭のアイキャッチ画像ご覧ください。)調子こいているんじゃねえ、という感じでしょうか。やっていることは簡単そうですが、気をつけないとヤバいです。

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L.W.R.(41) 古文書編#12、多重仮想記憶オペレーティングシステム、鎌田著

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Joseph Halfmoon

別シリーズ部品屋根性で予想外の「メインフレームのOS」話に遭遇したので、今回は手元の古文書の中で唯一とも言える「メインフレームのOS」本をとりあげさせていただきます。1983年オーム社出版のこの本の著者のはしがきによれば、OS本は数あれど「MVSシステムに焦点を絞ったものは、著者の知る限りではまだありません」(当時としては)らしいです。

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