ブロックを積みながら(62) Node-RED、時間経過で引き金を引く、triggerノード

trigger
Joseph Halfmoon

今回はtriggerノードです。到来したメッセージに対して所定の遅延時間後に別なメッセージを送信することができるもの。人感センサが反応したら3分間だけ点灯するとか、所定時間内にメッセージが到来しなかった場合にタイムアウトを知らせるインターバルタイマ的な使用など、設定次第でいろいろな目的に使えそうなノードです。 “ブロックを積みながら(62) Node-RED、時間経過で引き金を引く、triggerノード” の続きを読む

モダンOSのお砂場(42) Mbed OS6、Mail、allocちょっと気が咎めるけど便利

Result
Joseph Halfmoon

前回はスレッド間で通信するのにQueueを使ってみましたが、今回は似た「先入れ先出し」の構造でMailです。Mail便利です。こちらを使うとQueueには戻れない?便利なのは、詰め込むデータのためのメモリ領域の割り当て/解放の機能を含んでいるところ。alloc使うと後戻りできまっせん。

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MLのお砂場(4) irisデータセットその2、Classification最初の一歩

isSetosaPlot
Joseph Halfmoon

前回に引き続きHello world的データセット iris です。前回はJupyter-labでsklearn内蔵の iris データセットを開き、そのデータ構造を調べました。そしてデータのグラフを1枚描画。今回は、分類の最初の1歩ということで、「見ればわかる」人間的分類をやってみて結果をグラフに残したいと思います。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(57) RISC-V、浮動小数点数のロード/ストア命令

RISC-V load/store float
Joseph Halfmoon

今回は珍しくメンドクない命令です。浮動小数のロード、ストアです。アドレスの指定は通常のロード、ストア同様に整数レジスタに12ビットのディスプレースメントを加える方式。これだけ。シンプル。RISCだもんね。

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トホホな疑問(46) WindowsPCからAndroidスマホにSSH接続

termuxIcon
Joseph Halfmoon

前々回はWindowsPCからWindowsPCにSSH接続しましたが、今回はWindowsPCからAndroidのスマホにSSH接続してみました。Androidスマホ上で、Clangでコンパイルも出来れば、Python3も走ると。キーボードと広い画面でこれが出来るので便利。と思ったら、ちょいと面倒な要対処有。トホホ。。。

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MicroPython的午睡(64) ラズパイPico、デジタルポテンショメータを制御

MCP4018
Joseph Halfmoon

今回ラズパイPicoに取り付けてMicroPythonで制御してみるのは、ソフトウエアで抵抗値を設定できる可変抵抗、デジタルポテンショメータです。MicroChip社製MCP4018であります。ソフトで制御できるというと回路をいじらないでも何かいろいろ出来そうで嬉しい気もします。まあ使い道にもよりますが。

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データのお砂場(23) R言語、Puromycin、酵素反応の反応速度とな?

g2Graph
Joseph Halfmoon

R言語のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から試してみていますが、お薬ネタ?も時々ありますな。今回は、ピューロマイシンという抗生物質だそうです。この抗生剤を使ったときと使わぬときでの何やら反応速度の違いを測定したデータみたい。これまた分かったような分からぬような。でも処理の方法は以前の回同様で良さそう。

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手習ひデジタル信号処理(29) Weaver変調器による周波数シフタその2 実機動作確認

FFT300Hz
Joseph Halfmoon

前回はWeaver変調器の原理を学ぶ、ということで三角関数の計算に突入してしまいました。しかし実際に計算したのはMaxima様で私は見ていただけですが。原理は分かった(ホントか)ということで、今回は実機にプログラムを書き込んでその特性を観察してみたいと思います。

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忘却の微分方程式(41) 反復練習5、対角化とn乗、Maxima on Android

MoAicon
Joseph Halfmoon

今回からパソコン上のMaximaに加えてスマホ上のMaxima on Androidを併用して行きたいと思います。このMaxima処理系はパソコン上と変わらず本格的な処理をスマホ上でできるものであります。作者の本田様には感謝です。今回の練習はP-1APの件?です。

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ブロックを積みながら(61) Node-RED、変化の有無でフィルタするfilterノード

filterNodeEC
Joseph Halfmoon

今回はfilterノードです。filterというとついローパスフィルタとか考えてしまう年寄りですが、このノードは違います。データに関してLPFをかけたりする機能は前々回のsmoothノードが持っていました。今回のfilterノードは、条件に当てはまる msg だけを通過させたり、通過させなかったりするもの。

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モダンOSのお砂場(41) Mbed OS6、Queue、いろいろ疑問あるんですが。

Result
Joseph Halfmoon

今回はQueueを使ってみたいと思います。第34回で似たお名前のEventQueueというものを使ってみましたが、全く異なるものです。QueueはスレッドやISR間の通信のための仕組みで、EventQueueはノンプリエンプティブな制御権の移動の仕組みです。「よくある」Queueだと思ってやってみたのだけれど疑問あり。何故?

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ソフトな忘却力(21) gcc、デフォルト設定でのNaN、INF、デノーマル数の挙動

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Joseph Halfmoon

昨日の別件投稿にてRISC-VのFPUでのNaN、INF(無限大)、デノーマル数などを再び扱いました。「そういえば」いつも使っているGCCコンパイラでそれらヤバイ奴らはどんな挙動をするんでしょうか?普段、あまり浮動小数点数を使わぬので、実機でやってみることにいたしました。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(56) RISC-V、浮動小数点数のClassify命令

fclassEC
Joseph Halfmoon

また、メンドクセー命令が出てきました。浮動小数点数のClassify命令です。無限大、デノーマル、NaNといった訳ありのモノドモを識別する命令。勿論、普通の(ノーマル)な数はノーマルと分類します。浮動小数点素人の私にはNaNの2種類あるビットパターンなど皆目見当がつかないです。

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データのお砂場(22) R言語、PlantGrowth、植物の成長実験、無味乾燥?

BoxPlotOPR2
Joseph Halfmoon

このところ「植物」関係のデータが多い気がします。こちらはR言語のサンプルデータセットをABC順(大文字先)で端から試してみているので他意はございません。毎度、Rの処理からすれば蛇足な背景などを調べて一人悦に入っておりました。面白いので。しかし、今回は植物のデータですが無味乾燥(データは乾燥重量)。

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