データのお砂場(3) R言語、BOD、生物化学的酸素要求量、非線形回帰分析をやれと

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Joseph Halfmoon

R言語のサンプルデータセットを端から味わってみる、やっつけでご乱心な第3回はBODです。たまに水質汚染などのニュースで聞く生物化学的酸素要求量というもの。なんだか分かりませぬが、第3回にしてようやく時系列データを離れ、データフレームが登場しました。目出度い(何が?)

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手習ひデジタル信号処理(13) STM32F446、IIRフィルタその2、Double型

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Joseph Halfmoon

前回は、IIRフィルタを単精度浮動小数(Float型)で動かして、「予定通り」計算精度の問題を目にすることができました。今回は、同じIIRフィルタを倍精度浮動小数(Double型)での計算に変更するだけで、その問題が消える件をしみじみ味わってみたいと思います。予定通りとは言え、前回結果と比べると魔法のよう。 “手習ひデジタル信号処理(13) STM32F446、IIRフィルタその2、Double型” の続きを読む

忘却の微分方程式(26) 数列、総和、級数、MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

数学力も無ければ、センスも無いので今回テーマには難渋しそうな予感がいたします。通例ではWolfram社Mathematicaのチュートリアルに「準拠」といいつつ準拠は進捗だけ。テキトーな例題で演習をしてました。今回は、きちっとMathematicaの例題をなぞり、その後Maximaで同じことを試みてみる、と。手探り。

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ブロックを積みながら(48) Node-RED、play audioノードにwavファイル

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Joseph Halfmoon

前回はDashboardの audio outノードを使って、文字列から「言葉をしゃべる」TTS機能を使ってみました。今回は、NodeREDエディタ上で音声を鳴らす play audioノードに wav形式の「バイナリバッファ」を食わせて音が鳴ることを確かめたいと思います。バイナリファイルからの読み出しには file inノードを使用。NodeREDサーバー機上のローカルファイルシステムから読み出します。

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MicroPython的午睡(56) ATOMLite、パッシブ・ブザー接続

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Joseph Halfmoon

このところM5ATOMLite側からNodeREDサーバーに「報告」するばかりで、逆方向のアクションがありません。そこでATOMLiteにPassive Buzzerを取り付けてみました。サーバーからブザーを鳴らせば「注意喚起」(何の?)が出来ると。今回はPWM駆動でブザーを鳴らすところまで。

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IoT何をいまさら(102) ESP-EYE, ESP-IDFでWiFiスキャン

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Joseph Halfmoon

ATSAMマイコン関係がこちらへ移動したので、「跡地」にESP-EYEをESP-IDF環境で「やっつけよう」という試みが越してまいりました。AIとか、カメラとかまずは置いておいて、ESP32なんだからWiFiで通信できるところから出発すべきだろう、と。ESP-IDF、資料有りすぎ、読むのが辛いです。イケないけれども伝統の試行錯誤法でアプローチ? “IoT何をいまさら(102) ESP-EYE, ESP-IDFでWiFiスキャン” の続きを読む

モダンOSのお砂場(29) FreeRTOS、プリエンプティブなスケジューリング

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Joseph Halfmoon

前回はFreeRTOSのスケジューラを起動をしたものの、Taskは1個だけでスケジューラのご利益はありませんでした。今回はTaskを2個にして、Blocking APIを使って「自主的に」制御権を手放すのと「プリエンプティブ」に制御権を取り上げて再スケジュールするのと両方のケースを観察してみたいと思います。実験に使用するのは、前回に続きSAMD21マイコン搭載Seeeduino XAIOボードです。 “モダンOSのお砂場(29) FreeRTOS、プリエンプティブなスケジューリング” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(41) 64bitのRISC-Vでインライン・アセンブラ

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Joseph Halfmoon

RISC-VインタナショナルがVectorなどの拡張命令セット多数を制定したとのニュースが流れるなか、こちらはようやく64ビット命令に入ります。前回まで32ビットのRISC-V、GD32VF103でしたが、今回からは64ビット、Kendryte社のK210です。前回同様VSCode+PlatformIOでのビルドは同じ、しかしプラットフォームが異なるのでまずはアセンブラ命令を走らせる環境の確認から。

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ソフトな忘却力(13) ラズパイsyslog、ファイル振り分け、UDPの許可

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Joseph Halfmoon

困った時の syslog 頼み。Raspberry Pi OSを動かしていて何かトラブったときに見るのが syslog です。運が良ければ?問題の原因が分かります。そうして頼ってきた割にラズパイのsyslogの事はちゃんと理解していなかったことが今回発覚。「ついでに」ファイルの振り分けを追加し、リモートからのUDPでのログにも対応とな。

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Pico三昧(1) Pico C/C++ SDKで定番74HC595接続、ソフト制御編

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Joseph Halfmoon

ラズパイPico関係の投稿が増えてきたので、総目次を新設し、あちこちに散在する投稿へのリンクを整理中です。ついてはラズパイPico専用で1シリーズを設けました。「Pico三昧」ですぞ。栄えある?第1回は以前Pico上のMicroPythonでやったことのある定番のシフトレジスタ74HC595の接続です(新味が無いな。)

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データのお砂場(2) R言語、BJsales よくわからないけれど「先行指標」?

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Joseph Halfmoon

年寄りの冷や水、R言語を標準インストールすればもれなくついてくるサンプルデータセットを、使い方も良く分からぬまま、それどころか統計も勉強せずに、端から触ってみるというやっつけでご乱心な第2回は BJsales と BJsales.lead であります。なんだかよく分からないデータです。先行指標ってやつ?どんだけ先行してんだろ。 “データのお砂場(2) R言語、BJsales よくわからないけれど「先行指標」?” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(12) STM32F446、IIRフィルタその1、Float型

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Joseph Halfmoon

今回から、IIRフィルタに入ります。前回までのFIRフィルタに比べると、計算負荷(あるいは回路規模)は小さくなるけれども、「いろいろ」あって難しい、と。ちょっと上級生になった感じで嬉しいです。まずは、基本形を出発点に、さっそく計算精度の問題の一端を垣間見ることになるみたいです。浮動小数点処理でもグラグラするのね。

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忘却の微分方程式(25) 積分、MathematicaとMaxima

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Joseph Halfmoon

前回は微分ということで、今回は積分です。わたしゃ自慢じゃないですが、積分が出来る気がしません。それもあってのMathematicaとMaximaに頼りたい症候群であります。今回は表面的なところを、おっかなびっくり、なでてみたいと思います。積分に関しては、Mathematicaの方が「分かり易い」感じ。何といっても入力の形からして。 “忘却の微分方程式(25) 積分、MathematicaとMaxima” の続きを読む

ブロックを積みながら(47) Node-RED、Dashboard、audio out

DashboardAudioOut_test_Flow
Joseph Halfmoon

このところDashboard用のノードを勉強しております。今回は「Dashboardの」audio outノードです(似たものがDashboardの外にもあり。)Dashboard用と言いつつ、Dashboardの表面には見えませぬ。しかし「結構使える」気がします(個人の感想です。)まあ、ちょっと使い方難しいところもあるけれども。

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