前回はESP32独特な「任意波形」を生成できるRMTを使ってみました。どの端子が使えるんだか記述が見当たらないので試行錯誤。今回は同じESP32ユニーク周辺でも使える端子がバッチリ記述されてます。タッチセンサ機能です。しかしターゲットのESP32 DevKitC機にはタッチセンサは不在。どうする?
忘却の微分方程式(99) 反復練習62、曲線群の包絡線(envelop)を描く、Maxima
最近SDR用のドングルを購入、個人的にひそかに無線づいてます。そのせいもあって「包絡線」などと聞くと耳がピクピクします(実際には動かないケド。)今回は曲線群 f(x, y, z)=0(aはパラメータ)の包絡線を求めよとの問題。まあ、求めよといって式だけでは寂しいので、Maxima様にお願いすればプロットまでほぼほぼ一撃。 “忘却の微分方程式(99) 反復練習62、曲線群の包絡線(envelop)を描く、Maxima” の続きを読む
Rubyと一緒(10) GR-CITRUS、I2C経由、AQM1602に文字表示
特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(ルネサスRX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。前回はソフトでタイミング制御で危なかったですが、今回はハードウエアI/F使用でI2Cしてみます。ハードはOKなんだけれども、こんどはツマラナイところ?で引っかかります。Ruby素人はこれだから困る。
手習ひデジタル信号処理(88) pyrtlsdr、PythonでRTL-SDRの信号を処理
「数年入手をためらっていた」RTL-SDRを遅ればせながらようやく入手、別シリーズにてインストールからFMラジオ受信まで行ってみました。やってみれば簡単じゃん。ということでRTL-SDRのIQ信号を取り出してみること。使用するのは pyrtlsdr です。PythonからRTL-SDR内部のIQ信号を取り出せるもの。
“手習ひデジタル信号処理(88) pyrtlsdr、PythonでRTL-SDRの信号を処理” の続きを読む
データのお砂場(85) R言語、trees、ブラックチェリーの直径、樹高、体積とな
ABC順(大文字先)で順番に見ているので、前回は treering(年輪)、今回は trees です。サンプルデータ的には木材の体積を木の直径と樹高から割り出すための「回帰式」をつくるためのものみたいです。対象になっている樹木は「ブラックチェリー」とな。日本では「アメリカンチェリー」と言うみたい。知らんけど。 “データのお砂場(85) R言語、trees、ブラックチェリーの直径、樹高、体積とな” の続きを読む
オプション沼(19) gcc、weak symbolの真偽、続-Waddressオプション
組み込みで weak symbol を目にするのは割り込み関係かもしれません。ビルド時にエラーにならないように「とりあえず」weakな奴を並べておいて、後でユーザが実体関数を書いたらそっち、みたいな。前回Waddress オプション使ったときにweak symbolについてチラッと書いてあったです。今回はその確認っと。
“オプション沼(19) gcc、weak symbolの真偽、続-Waddressオプション” の続きを読む
ブロックを積みながら(120) Node-RED、自前ノードに層別集計機能追加
前回は自前ノード data-check に「流れの中で」平均や分散、標準偏差を求めるためのWelford算法を導入。今回は「流れをぶった切って」再初期化するときに、そこまで到来したデータの層別(ランク付け)結果を送出する機能を追加してみたいと思います。「ブロックを」といいつつズルズルJavaScriptが長くなってる。
“ブロックを積みながら(120) Node-RED、自前ノードに層別集計機能追加” の続きを読む
手習ひデジタル信号処理(87) Scilab、前回の続きでNCOした信号をLPF
外乱も何もない「理想的な」BPSK変調信号をミキサにかけた後LPFという段で、前回はLPF生成関数に足をすくわれました。トホホのお約束か。まあなんとか乗り越えた(ホントか?)ように見えるので、今回は気を取り直してBPSK変調された信号にNCO(もどき)の信号を乗じたものをLPFしてみたいと思います。計算するだけなら只。
“手習ひデジタル信号処理(87) Scilab、前回の続きでNCOした信号をLPF” の続きを読む
GoにいればGoに従え(21) TinyGo、乱数発生器よみとり、micro:bit v2
このところBBC micro:bit v2のオンボードペリフェラルを端から見てまわっています。今回はオンボードというよりオンチップペリフェラルです。nRF52833搭載のハードウエア乱数発生器です。Goにはソフトウエアの乱数発生パッケージがありますが、多分ハードウエアで発生した方がより良いのではないかと。知らんけど。 “GoにいればGoに従え(21) TinyGo、乱数発生器よみとり、micro:bit v2” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(118)ARM64(AArach64)Floatのロード#1
ようやく浮動小数の「スカラー演算」命令をあらかた舐めたので次はSIMD命令と思いました。しかし「浮動小数およびSIMDの」ロード・ストア命令の練習を挟んでおきたいと思います。ロード、ストア無にはSIMDの威力も半減以下と。ロード、ストア命令自体は以前やった整数のロード、ストアの以下同文。それでもいろいろありすぎA64。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(118)ARM64(AArach64)Floatのロード#1” の続きを読む
MicroPython的午睡(107) ESP32版、RMT、どこの端子が使えるの?
ESP32シリーズ用のMicroPythonに固有の機能の多くがesp32という名のモジュールに格納されています。その中に周辺の制御用にユニークな機能が一つ、RMTです。もともと赤外線リモコン用の送受信のために搭載されているハード機能を制御するためのクラスです。面白そうなのだけれども、だいたいどのピンが使えるの? “MicroPython的午睡(107) ESP32版、RMT、どこの端子が使えるの?” の続きを読む
データのお砂場(84) R言語、treering、約8000年間の年輪幅データとな
今回のデータはいままで見てきたサンプルデータの中で一番長大なデータかもしれないです。約8000年間の年輪の幅のデータです。カリフォルニアはシェラネバダ山脈の山中に生えている Bristlecone Pine という長寿命の木について調査した結果です。データは長大、でも幅だけ。これだけ見たらばどうしたら良いのという感じ。
“データのお砂場(84) R言語、treering、約8000年間の年輪幅データとな” の続きを読む
Rubyと一緒(9) GR-CITRUS、DHT11、温湿度読み取りOK?、危ういタイミング
特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボード(ルネサスRX631搭載)で組み込みRuby(mruby)してます。前回は定番の温湿度センサDHT11の読み取りプログラムを作成しましたが、湿度の読み取りまでで止まってました。今回は温度も読み取れるようにしてみました。成り行きで現物合わせのタイミング制御、危ないっす。
忘却の微分方程式(98) 反復練習61、ラグランジュの未定乗数法、Maxima
数学不得意の私メはラグランジュ大先生のお名前を聞くだけで恐れ入って逃げたくなりますです。しかし、今回は名高い「ラグランジュの未定乗数法」です。条件付き極値問題とな。まあ実際の計算はMaximaにお任せなので淡々と「未定乗数法」すれば良い、といいつつやっぱりメンドイ。しつこく陰関数も登場。 “忘却の微分方程式(98) 反復練習61、ラグランジュの未定乗数法、Maxima” の続きを読む