今回は線形代数、といっても入り口だけです。行列の記述の方法と演算子の書き方くらいまで。1回やそこらで線形代数が終わる筈はないです。これまた基本のキなのでMathematicaとMaximaに線形代数に関する同様な機能が無い筈ないのです。しかし両者のお家流、似ているようで違ってました。
やっつけな日常(2) Scilab+Xcosで、伝達関数からシミュレーション
別記事にてLTspiceで制御理論の回あり、まだ途中ですがLTspiceでも制御理論の勉強できるのは分かりましたです。でも制御理論「向き」のツールあるんじゃないかと。。。今回は、これまた別件の信号処理でお世話になっているScilabとその上のブロックダイアグラム描いてシミュレーションできるXcosで同じことをやってみます。
ブロックを積みながら(56) Node-RED、catchしてlinkしてみた
前回はNode-REDから「ネットにつながっているの?」とPingで問いかけました。今回はNode-RED内のあるタブで発生したエラーをキャッチして、別なタブに「飛ばして」しまう、という技?を勉強してみます。これ自体は意味ないけど、別タブのバグが見つかりエラーをFIXっと。副作用ですな。
MicroPython的午睡(61) M5ATOMLite、ランニングテスト用改良?改悪?
前回WatchDogタイマを使ってみたのは、M5ATOMLite用の「環境測定&MQTT報告」スクリプトを長時間走らせているとハングする現象の対策のためでした。しかしWatchDogで復旧を試みるまえに原因に当たりをつけておきたいです。そこで「ダイイングメッセージ」が残るようにスクリプトを改変。
データのお砂場(16) R言語、LakeHuron、ヒューロン湖の水位とな?
前回に続き、今回も時系列データです。北米大陸の巨大な湖、ヒューロン湖の水位のデータ。前回4半期毎の季節変動をトレンドと分離できたので、今回もその手か、と思ったのですが違いました。1年1点のデータであるので季節変動などはありません。長い目でみた長期のトレンドを探れということみたい。
モダンOSのお砂場(36) Mbed OS6、InterruptInを使う。STM32
前回はスレッドを使って2つの仕事を並行処理でした。今回は外部端子割り込みを使ってみます。Mbed OS6での割り込み処理の流儀は、FreeRTOSの割り込みの流儀とはちょっと違う感じがいたします。OSとして割り込みやIOなどを「仕切る」Mbed OS6と、他のフレームワークに乗っかってRTOS機能を提供するFreeRTOSと(個人の感想です。)
ぐだぐだ低レベルプログラミング(50) RISC-V、浮動小数積和演算、速さだけでないノダ
前回、浮動小数点の加減算をやりました。その前に例外を「味わう」ために浮動小数点の除算をやっています。そこで今回は必然の乗算です。ただ掛け算が出来たと喜んでも芸がありませぬ。RISC-Vには、普通の掛け算命令だけでなく、積和演算命令もあります。信号処理(積分)などするときはこちらの方が「普通」。今回はこの2つを比べてみる、と。
ソフトな忘却力(17) VSCodeでgtest、テンプレートライブラリ使用csvパーサ
今回は実用的なテンプレート・ライブラリ libfccp を呼び出しているコードにGoogleTest(gtest)を適用してみたいと思います。libfccp はC++用のCSVファイル読み取り用のパーサです。CSVはテキストなので自分でも読み込み簡単な気がしますが、既にライブラリがあるのなら利用させていただいた方が確実でお楽。
Pico三昧(9) Pico C/C++SDKでinterp その3、シンプルな線形補間
ラズパイPicoの特長の一つであるinterpを扱って三回目にして、ようやく回路名称である interpolator (補間器)の主目的である補間を試みてみます。今回は整数型のシンプルな線形補間です。Blend Modeというモードを設定するだけで、後はレジスタに値を書き込むだけで補間を行ってくれます。便利っちゃ便利ですが、Blend Modeって何者?という疑問が残ります。
忘却の微分方程式(34) 複素数の取扱い、MathematicaとMaxima
微分方程式にじっくり取り組む前にひとまず一通り学ぶべく、さっさと先に進めることにいたしました。今回は複素数の取扱いについてです。基本のキなのでMathematicaでもMaximaでも同様な機能は備えていました。しかし両者の「御家流」は大分違うようです。さっさと「一通り」やった後、再び微分方程式に戻ってくる予定。
手習ひデジタル信号処理(22) 残響生成器その2、全域通過フィルタ、Scilabで見る
残響生成器の2回目は、2個目の要素部品、全域通過フィルタ(all pass filter)であります。前回同様、要素部品は、Scilab使って「味わってみる」と(実機で個別に動かすのがメンドイだけだろ~。)前回から比べるとXCOSでのブロックダイアグラムが少しこなれてきた?分からんけど。
データのお砂場(15) R言語、JohnsonJohnson、四半期毎一株あたり利益
今回のデータは60年くらい前から40年くらい前のJ&J社の一株利益のデータです。60年前これ知っていたら大儲け(できる筈ないですが。)まさに儲かっていますなJ&J。が、しかし、このデータセットサンプル処理の意義は、その儲かっているトレンドから、結構大きな4半期毎の変動を分離せよ、ということみたいです。
ソフトな忘却力(16) VSCodeで ctest+gtestその2、Classのテスト
前回 CMakeのテストランナーである ctest の元で GoogleTest(gtest)フレームワークのTEST走らせました。調子に乗って今回はC++のClass のテストに手を広げてみました。前回の関数単体とはちょっと書き方が違ってました。今回は分量多いので「前回との差分」部分にフォーカスして記述いたします。
トホホな疑問(45) I2CでAQM1602通信失敗、Pull-up抵抗強すぎた。
今回はM5ATOM Liteに使い慣れたI2C接続のLCDディスプレイAQM1602XAを接続しようとして足をすくわれました。まさか。結論から言えばI2Cバスに接続してあった他のデバイスのプルアップ抵抗が強力すぎ。無駄な努力でMicroPythonでACK無視するI2Cもどきを作成、表示OK。端子変えれば済む話だ。