定番回路のたしなみ(53) 昔ながらのRCとロジックで検出するエッジ検出回路

EdgeDetectionCircuitSIMwave
Joseph Halfmoon

最近、老眼のせいか部品をいじるのが億劫になりつつあります。これはイケない。手を動かさないと。とはいえカッコイイ回路など作れる筈もなく、年寄は年寄らしく古色蒼然たる回路を復習。今回はパルス波形の立ち上がり、立下りなどを検出して一発食らわせるエッジ検出回路です。こんな回路もやってなかったんだっけ。お間抜け。

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冥界のLSI(12) 8086 Minimum Mode のバス波形(Read)を描く

8086mnRead_EC
Joseph Halfmoon

別シリーズにてx86のアセンブラを古き16ビットから順に練習中です。段々煮詰まり、バス波形を参照しないと動作が説明できん命令に近付いております。しかし今時8086のバス波形など説明するための土台がありませぬ。そこで今回は何を今更8086/8088のバス波形(Read)をWaveDrom使用で描いてみました。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(222) キャリアベースのPWM(アナログ入力からPWM)

PWM01_schematicEC
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年1月号(日本語版)の実習初回。PWM(Pulse Width Modulation)。本サイトでも何度もPWMしてきてますが、毎度マイコン周辺のデジタルなタイマを使っての生成。今回はアナログ入力信号からPWM信号を得る回路です。どっかでやった気がするんだが。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(221) 可変ゲインアンプその4

INV_NONINV_AMPsimEC
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2024年12月号(日本語版)の実習4回目です。ようやく可変ゲインアンプの実習最終回です。前回はポテンショメータ(可変抵抗)使ってゲインを調整可能な反転アンプでした。今回もポテンショメータを使うのですが、抵抗値の設定により正転、反転切替可能な回路構成です。便利?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(220) 可変ゲインアンプその3

VGA_RV_schematicEC
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2024年12月号(日本語版)の実習3回目。前回は可変ゲインといってもトランジスタのON/OFFで2段階切り替え。今回は可変抵抗(ボリューム)使ってゲインはアナログな無段階調整可能っと。でもADALP2000所蔵の抵抗は結構粗いっす。老人の手が震えているわけじゃないよ。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(220) 可変ゲインアンプその3” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(219) 可変ゲインアンプその2

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Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2024年12月号(日本語版)の実習2回目。前回は可変ゲインアンプ(VGA)のLTspiceシミュレーションのみでお茶を濁しました。今回はシミュレーション済の回路をブレッドボード上に実装、シミュレーション通りに動いているのを確認。チョロい筈なんだが老眼の老人はヤバいよ。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(218) 可変ゲインアンプその1

VGA0_sim_schematicEC
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2024年12月号の日本語版公開さる。今回から実習していきたいです。テーマは可変ゲインアンプ(VGA)です。何度か練習した気がしたのですが調べてみると過去記事はなし。忘却力の老人の妄想?今回、微妙にアナデバ様の記事の編集方針が変化しているような、そうでもないような。
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(217) なんちゃってパルス平均化弁別器のScilabモデル

scilabResults
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前回「間が持たない」ということで、アナデバ様の元記事ではブロックダイアグラムでアイディアのみ提示されていたパルス平均化弁別器によるFM検波をLTspiceしてみました。シミュレータなので部品使い放題、しかしお惚け老人のなんちゃって回路です。でもこれScilab使ってデジタル信号処理できるんじゃ。やってみました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(217) なんちゃってパルス平均化弁別器のScilabモデル” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(216) FM検波、なんちゃってパルス平均化弁別器?

Joseph Halfmoon

『StudentZone』の2024年11月号、6種類の回路が列挙されているなか、まさかの実習1回、それもシミュレーションのみでした。「間が持たない」ので今回は解説はあるけれど具体的な回路がないものについて御勝手シミュレーション。その動作を味わいたいと思います。もとより素人のなんちゃって回路っす。大丈夫か?
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(215) FMディテクタ、スロープ検波器

FMdetectorTransSIM
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年11月号(和文版)の実習初回。前回までAM検波。今回はFM。各種FM検波器の解説が掲載されとります。『StudentZone』のタイトル的には今回も『ADALM2000による実習』ですが実機実習はみあたらず、シミュレーション「のみ」です。いいのか?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(214) エンベロープ・ディテクタその5

EnvDetectorBiasCircuit
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習5回目です。前回までダイオードがONする範囲で包絡線を得ていました。しかし振幅が小さくなり(変調が深くなると)ダイオードがONする範囲から外れてきます。そういう場合はちょいとバイアスを与えるのが良いみたい。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(213) エンベロープ・ディテクタその4

EnvDetectorExp
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習4回目です。たかだが部品3個の包絡線検波回路、前回は積み残しのFFT結果を眺めて終わりました。今回は部品倍増、といっても6個ですが、の回路です。前回までの正の半波の包絡線に加えて負の半波の包絡線もとってみるっと。

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(212) エンベロープ・ディテクタその3

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Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習3回目です。前回は包絡線検波器(といっても部品3個)の実機でした。しかし波形を眺めただけでFFTしてませんでした。そこで今回は積み残しのFFT測定。それにしても波形がひん曲がっているのが気になります。原因はコンデンサとな。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(212) エンベロープ・ディテクタその3” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(211) エンベロープ・ディテクタその2

AMenvelopDetected
Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年9月号(和文版)の実習2回目。前回からエンベロープ・ディテクタ、包絡線検波器してます。前回LTspiceシミュレーションでは入力のAM変調波形生成がメンドかった。今回は実機はAnalog Discovery2で入力波形を生成したのですが一撃っす。
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