秋月電子殿から部品を仕入れたので、その「消化」に取り組み中。今回はmicroSDカード・スロットをDIP化する基板にピンをハンダしたので動作確認。テストに使用するのは前回から大分間が空きましたがSeeduino Xiao (SAMD21版)です。Arduino使えるのでお楽。テストするのにソフト書く必要もないのだから。
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定番回路のたしなみ(11) バラクタ(バリキャップ)とCD4007でVCO(もどき)
今回はVCO(ボルテージ・コントロール・オシレータ)に挑戦してみたいと思います。といってなんちゃってバージョンだけれども。このところ愛用の「万能のCMOSデバイス」CD4007でシュミット・インバータを作って発振させてます。そのフィードバックにバラクタをかませ、外部電圧源で周波数制御してみます。 “定番回路のたしなみ(11) バラクタ(バリキャップ)とCD4007でVCO(もどき)” の続きを読む
SPICEの小瓶(18) XTALを発振させるための遠い道のり、LTspice
別シリーズにてアンバッファ・タイプのインバータ 74HCU04 を使ってXTALを発振(現物で)させてみました。現物で出来たのだからSPICEでも発振させて~と野望をいだきました。しかし、SPICE素人にはいささか敷居が高かったです。しかしありがたいことにCQ出版社様のページで疑問は氷解。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(138) XNOR/XORで構成する位相検出器
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習3回目です。前回、前々回と「万能のCMOSデバイス」CD4007を使ってXOR/XNOR作ってきましたが、アナデバ様がロジック組み立てて許してくれる筈もありません。敵は位相検出器(PLLなどで使用)にありです。
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OPアンプ大全を読む(5) ループゲイン、オープンループゲイン、クローズドループゲイン
「オペアンプ大全」読ませていただいとりますが、このペースだと死ぬまでに読み切れるかどうか怪しい気もします。頑張らないと。さて今回は前回に引き続き1-3節、その後半の「ループ・ゲイン」の部分であります。116ページとな。ここ大事なことが書いてある気がするのですが、メインは図1-7とその説明っす。
定番回路のたしなみ(10) 74HCU04で、水晶振動子を発振させてみる
前回はインバータ、74HCU04を使ってリングオシレータを作ってみました。チョイとマイナーかも。でも今回は胸を張って言えます、定番回路だと。74HCU04のインバータ(リニア使い)でXTAL(水晶振動子)を発振させてみたいと思います。どうも発振器業界では何気に74HCU04は人気者みたいっす。ホントか?
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(137) MOSトランジスタで作るXNORの続き
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習2回目です。前回はアナデバ様の記事の本題へ行く前に脇道(複合ゲート)にそれてしまいました。今回は記事どおりのXNOR回路をLTspiceとブレッドボード実機の両方で実習したいと思います。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(137) MOSトランジスタで作るXNORの続き” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(136) MOSトランジスタでつくるXNORのいろいろ
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習1回目です。前回に続き今回も論理ゲートです。でもアナデバ様のことです、ロジックで済ませる気は無さそうです。それにその作り方。トランスファゲート使ってます。たまにこういう回路を拝見すると涙がちょちょ切れます。
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OPアンプ大全を読む(4) Op Amp Basics、有限のゲインによっておこる誤差
「オペアンプ大全」読み切った暁にはオペアンプ分かる人になれるじゃないかという淡い期待のもと読んでます。しかし老人の忘却力、ただ読んでも即座に忘れます。そこで読んだ内容をMaxima上で「演習」していこうという趣向です。忘却してもMaximaのソースは残ると。結局忘れるんじゃないか、自分。
定番回路のたしなみ(9) 74HCU04、CMOSインバータでリングオシレータ
定番といいつつマイナーな回路ばかりやってる気がしないでもないです。今回の回路はリングオシレータです。奇数段のCMOSインバータをリング状に接続して自走発振させるもの。トランジスタの性能と段数で発振周波数が決まってくるハズ。IC内部であれば何十段でも思い通りですが、今回は74HCU04の1パッケージでやってみるので5段。
SPICEの小瓶(17) トランスをLTspiceする、ありがちなことをやってみる
前回、前々回と(柄にもなく)真空管のマクロモデルを動かしてみました。真空管の増幅回路を拝見すると必ず登場するのがトランスです。電源だけでなく、入力、出力、一本の「玉」にもヒータに信号にと大活躍。そういえばトランスのLTspiceシミュレーションってどうやるのだったけ?もしかして使ったことないかも。 “SPICEの小瓶(17) トランスをLTspiceする、ありがちなことをやってみる” の続きを読む
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(135) CD4007で作るシュミット・トリガ
「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年9月号の実習2回目です。CMOS業界の古典?CD4000シリーズですが、今や殆ど使われてないように思います。しかしCD4007が残っていてよかったです。CMOS回路の実験するのに最適(量産に使う人がいるとは思えないケド。) “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(135) CD4007で作るシュミット・トリガ” の続きを読む
OPアンプ大全を読む(3) Op Amp Basics、差動増幅回路
「出だしの助走区間」を読んでいるオペアンプ大全です。前回の反転増幅回路に続き、今回は差動増幅回路です。まだ概念的な説明部分。ただ読んでも端から忘れるので、説明されている抽象的な回路を勝手解釈でLTspiceシミュレーションし、出てくる式を端からMaxima関数として定義してみております。 “OPアンプ大全を読む(3) Op Amp Basics、差動増幅回路” の続きを読む
定番回路のたしなみ(8) 定番とは言えない?ダイオードロジックでANDしてORして
前回ダイオードの回路であったのと、別シリーズでTTLをBJTで組み立てたりしたので、今回はダイオードロジックを実験してみます。ダイオードがあれば、ANDでもORでも論理回路は作れるのだ、と。遅いので近年使われないような気もします。トランジスタと組み合わせたダイオード・トランジスタ・ロジック(DTL)は大昔の定番回路か。 “定番回路のたしなみ(8) 定番とは言えない?ダイオードロジックでANDしてORして” の続きを読む