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過去回で端子を調べたときにクロック源なども眺めたのでとっくに「やったような気」になっていたのですが、前回タイマ見て、肝心のクロックについて調べが足らないことに思い至りました。今回は外部端子から発振器、PLL、CGとその分配について改めて見ていきたいと思います。遠くからみると似たようなモン、だけれど随分と違うところあり。
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デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
過去回で端子を調べたときにクロック源なども眺めたのでとっくに「やったような気」になっていたのですが、前回タイマ見て、肝心のクロックについて調べが足らないことに思い至りました。今回は外部端子から発振器、PLL、CGとその分配について改めて見ていきたいと思います。遠くからみると似たようなモン、だけれど随分と違うところあり。
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前回は「昔ながらのマイコンならシリアルのSだけれど、ラズパイPico一族ではシングルサイクルのS」であるところのSIOでした。今回も同様、「昔ながらのマイコンならパラレルのPだけれど、ラズパイPico一族ではプログラマブルのP」なPIOです。プログラマブルなステートマシンによりIO機能を実現するもの。 “Pico三昧(35) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PIO比較” の続きを読む
ラズパイPico/Pico2の用語は、昔ながらのマイコン屋からすると異なっており、その「文化的な背景の違い」を感じることがあります。今回眺めてみるSIOもそんな用語の一つです。SIOといったら、昔のマイコン的にはSerial I/Oですが、ラズパイPico/Pico2ではSingle cycle I/Oです。 “Pico三昧(34) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SIO比較” の続きを読む
前回比較したのは主記憶SRAMでした。今回は命令コードや固定データがおかれている筈のFlashです。ただしラズパイPico/Pico2の場合、FlashはQSPI接続されているので、そのままでは主記憶にはなりませぬ。その出来ないところを埋めてさもインプレースで実行できるように見せかけてくれるハードウエアがXIPです。 “Pico三昧(33) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、XIP比較” の続きを読む
今回比較するのは主記憶SRAM。データでもコードでも置ける普通のSRAMです。PicoのRP2040では合計264KB、Pico2のRP2350では合計524KB。でも違うのは容量だけではないみたい。バスとの接続、パワードメイン、セキュリティといろいろ差異ありっと。でも気にしなければ通り過ぎることも可?ホントか?
“Pico三昧(32) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SRAM比較” の続きを読む
前回はPico2とPicoの内部バスを比較してみました。似ているけれどもコマケー違いは多々あり。概ねPico2の方が強化されとります。今回拝見するのはDMAです。これまたよく似ているけれどもPico2の方が強化されている?でもね、データシート的には「左遷」されている感じがしなくもないです。どうしたDMA。
前回はPico2のBoot ROM/RAMを調べました。今回はRP2350、RP2040に「似通った形」で実装されている内部バス。遠くからみると同じに見えるけれども、近寄ってみると細かく違う部分。ただし、ユーザーがその差を感じるのは処理スループットくらいか。気にしなければ知らんでも済む?いいのかそんなことで?
前回のOTPはPico2で追加されたメモリでした。一部はユーザ使用も可能かと。一方、今回眺めてみるROM(ブートROM)はPicoの中の人がプログラムしたマスクROMみたいです。ユーザが書き変えることは出来ません。しかしその機能に毎度お世話になっておる、と。そしてPico2では専用RAMが追加されているみたい。 “Pico三昧(29) ラズパイPico2:RP2350、Boot ROMとBoot RAM” の続きを読む
ラズパイPico2搭載のRP2350のスペックをPicoのRP2040と比較してます。前回RP2350の「デュアルコアがまたデュアル」な制御でOTPというものが登場しました。ワンタイム・プログラミング・ストレージ。これはRP2040には存在せず、RP2350で登場したものです。今回はOTPについてざっと調べてみます。
前回までに、ラズパイPico2搭載のRP2350とPico搭載のRP2040の電源、クロックなどの比較を行いました。いよいよチップの内部です。最初は「プロセッサ・サブシステム」部分。PicoのRP2040はデュアルArmコア、RP2350ではデュアルArm+デュアルRISC-Vだと。でも実は構造、かなり似てました。
“Pico三昧(27) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040との仕様比較3” の続きを読む
前回はラズパイPico2搭載のRP2350とPico搭載のRP2040の電源、クロック端子などを中心に比較してみました。今回は残りの端子を比べてみます。しかし調べているうちにRP2354なる型番のチップも存在(現物を見たわけでないけれども)することが分かりました。パッケージ内部にFlashをスタックした版みたい。
過去回(第21回)でラズパイPico2搭載のRP2350マイクロコントローラのデータシート、PicoのときのRP2040のそれに比べて2倍以上のページ数(1346p)があると愕然としました。愕然としてばかりもいられないので、少しづつ読み進めていきたいと思います。RP2040と比べながらね。今回は電源、クロック端子など。
前回はサレンキー型のアクティブLPFでした。今回は同じくサレンキー型のアクティブHPFです。前回は御本家アナデバ様のStudentZoneのURLのリンクについてブツクサ怖れ多いこと書いてしまいました。その件については現時点で直ってます。今回は別に、回路に1個、いや2個見つけてしまいました。コマケー話なんだが。