鳥なき里のマイコン屋(173) 久しぶりのRISC-V、8ピンCH32V003で吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

大分以前にRISC-V搭載マイコンGD32VF103を触っていたことがありました。当時もRISC-V搭載ボードの「お求めやすさ」は印象深かったです。しかしそれを上回るインパクトがあるのがWinChipHead(WCH)ブランドのマイコン群です。超お買い得?既に試された方も多く、今回は先達の跡をたどって吉例Lチカをしてみます。 “鳥なき里のマイコン屋(173) 久しぶりのRISC-V、8ピンCH32V003で吉例Lチカ” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(160) AD2のプロトコル・アナライザ機能を使ってみる

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Joseph Halfmoon

アナデバ様の日本語ページの進捗に追いついたので、今回はまたAnalog Discovery 2の機能を使ってみる編に戻りたいと思います。今回使ってみるのはデジタル機能、プロトコル・アナライザです。いつもロジアナ機能の御供のプロトコル解析の方を使っていたので今までうっちゃっておいたもの。使ってみればこれはこれで便利かと。
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GoにいればGoに従え(24) TinyGo Driversを使ってNeoPixel接続

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Joseph Halfmoon

前回はちょっとマイナーで冒険的なインタフェースのシリアルLEDを光らせてみました。今回は定番のシリアル接続フルカラーLED Neopixel(WS2812)を光らせてみます。前回と違い「定番デバイス」なのでTinyGo Driversというドライバセットを使うことができます。自前でドライバ書かなくても良いのでお楽。 “GoにいればGoに従え(24) TinyGo Driversを使ってNeoPixel接続” の続きを読む

PIC三昧(3) お手製書き込み治具で小ピンPIC書き込みOK, ダメなやつもあるけれど

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Joseph Halfmoon

PICマイコンが電子工作に向いているのは小ピンDIPパッケージ品の存在が大きいかと思います。はんだ付けでやるにせよ、ブレッドボード上に組み立てるにせよ、小ピンDIPはお楽。手元にも小ピンDIP対応の書き込み治具が欲しくなりました。自作は簡単。電源、グランドに信号線数本を接続するのみ。これで複数種類のパッケージ対応。 “PIC三昧(3) お手製書き込み治具で小ピンPIC書き込みOK, ダメなやつもあるけれど” の続きを読む

部品屋根性(100) WS2812B、NeoPixel、シリアル制御フルカラーLED

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Joseph Halfmoon

このところ、DS18B20、OST4ML5B32Aと1本の信号線で通信するペリフェラルを動かしてきました。そこにNeoPixel、デバイス的にはWS2812が入ってないのはマズいだろ~。ということで今回はシリアル制御LEDの代表選手、NeoPixelことWS2812Bを動かしてその通信波形を眺めてみたいと思います。

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MicroPython的午睡(112) ESP32版、heapqで乱雑タプルを昇順にとりだす

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Joseph Halfmoon

前回は先入れ先出しが可能なデータ構造 deque を使ってみました。今回は入れる順序には関係なく、入れたデータの大小関係によって取り出しの順番が変わる heapq を使ってみます。まさにヒープソートのアルゴリズムみたいです。端からデータをしまっていけば、取り出すときには大小関係順序通りに取り出せるので便利。ホントか? “MicroPython的午睡(112) ESP32版、heapqで乱雑タプルを昇順にとりだす” の続きを読む

鳥なき里のマイコン屋(172) ルネサスMCU、Arduino UNO R4で吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

Arduinoといえば「電子工作業界?」のデファクト、中でもUNOは数ある一族中の標準機です。UNO R3まではマイクロチップ製のAVRマイコンを搭載。しかし最近になってルネサスのArmコアマイコンRA4M1搭載のUNO R4が発売になりました。ちょっと出遅れましたが購入したので「火を入れて」みたいと思います。
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PIC三昧(2) MCCでPIC16F1xxxx。TMR2+PWM6でPWM出力

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Joseph Halfmoon

PIC16F1xxxの「諸機能」を端から動かしてみる第2回目はPWM(Pulse Width Modulation)出力。任意のデューティサイクルでデジタル出力をペコペコするあれです。Lチカからモータ制御などその利用範囲は広うござんす。しかしPICの場合PWMだけでは動きませぬ。その動作周期を与えるタイマも必要です。

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PIC三昧(1) PIC16F18855のCLKOUTとビットバンギングで周波数確認

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Joseph Halfmoon

別シリーズ記事にてMicroChip社の8ビットマイコンPIC16F1xxxのプログラム作成がどうにか軌道に乗りました。さすればということで、PIC16F1xxxの「諸機能」を端から勉強していきたいと思います。とりあえずのターゲット機はPIC16F18855、MPLAB X IDE+MCC Classicにて作業。

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MicroPython的午睡(111) ESP32版、乱数をdequeにつめて非同期タスク

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Joseph Halfmoon

今回使用してみるMicroPythonモジュールは、collections, randomそしてuasyncioです。uasyncioで非同期動作のタスク間を、collections.dequeで作ったFIFOで橋渡し、randomモジュールで生成した乱数を受けわたそうというのです。ありがち。短いコードで動作確認。

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RustにいればRustに従え(16) rp2040-project-template

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Joseph Halfmoon

前回rp-halのお陰でrust言語で書かれたサンプルソースをビルドし、Raspberry Pi Picoに書き込んで動作確認ができました。しかしHALのサンプルプロジェクトをHALの環境内でビルドしただけです。自前のプロジェクトを作りたいのだけれどどうしたら良いの?なんかメンドクさそうだし。そんなことはお見通し。

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鳥なき里のマイコン屋(171) MCC MelodyとMCC Classicどっち?

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Joseph Halfmoon

PIC素人がMPLABのMCC使用にあたり「新しい方が良い」と短絡。以前の回では「新しい方」MCC Melogyを使用。しかし「古い方」MCC Classicが残っているのには立派な訳があることに気づきました。今回は、TIMERを使ってみるついでにMCC Classicを使ってみます。どっちもどっち?よくわからんが。

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鳥なき里のマイコン屋(170) デモボード搭載マイコン、PIC16F1829に交換

PIC16F1829onDemoBoard
Joseph Halfmoon

前回、長らく眠っていたPICkit2がWindows11で復活。いざ活用と思った矢先、PICkit2のターゲットボード搭載のマイコンPIC16F690はMCC非対応という事実が突き付けられました。MCC無はメンドイ。なんとかならんものか?一瞬で光明が見えました。マイコンを交換したらいいんじゃね、PIC16F1xxxに。
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鳥なき里のマイコン屋(169) 復活! PICkit2 で読み書き出来たものの

PICKit2_LPCountDemoBoardA
Joseph Halfmoon

前回前々回と8ビットPICマイコンを動かしてみたので、思い出したものがあります。引き出しの奥底に眠っていたPIC用プログラマ PICkit2とそのターゲットのデモボードです。しかし、公式サポートからは消えているPICkit2、Windows11上で動作させられるのか?先達の方のお陰でお楽に復活。あざ~す。

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