Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。ここ数回でSPIやらI2Cやらの先に接続された「メモリ」を読み書き。しかしuLispは恐ろしいことにCPUコアから見えるメモリ空間を直接読み書きする方法も提供してくれてます。関数名からするとペリフェラルの制御レジスタへのアクセス用です。 “Lispと一緒(35) ラズパイPico2でもuLisp、core識別情報、読み取り” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(196)x86(16bit)、条件ジャンプ命令群 Jcc
x86の命令どもを16ビットモードから眺めてます。今回は条件付ジャンプです。x86を含むクラシックなプロセッサでは、数多くの条件フラグを駆使してジャンプするのが普通です。しかしレジスタの依存関係以外に伏線張ると「近代化時」にメンドクセー筈。モダンなRISC-Vなどはフラグ無、条件判断は条件ジャンプ命令自体で判定だよ。
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Pico三昧(57) ラズパイPico2:RP2350、RISC-V プラットフォームタイマ
前回はHWスピンロックを試用。処理系が「時々」使うことがあるらしい機能を勝手に直接利用して前回はタマタマ動作しましたが、その後、案の定マズイ場合にも遭遇。そゆときは番号変えると動くかも。さて今回はRISC-Vのプラットフォームタイマを読み出してみます。RISC-VといいつつRP2350ではArmコアでも読めるみたい。
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Lispと一緒(34) ラズパイPico2でもuLisp、I2Cメモリ読み書き
Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。前回はI2CバスにSCANをかけ、接続したメモリが接続したつもりのアドレスに「居る」ことを確認できました。今回は実際にメモリにライトしてリードしてみます。リードのところの手順にちょっとテク?いるけれども、どおってことない。ホントか? “Lispと一緒(34) ラズパイPico2でもuLisp、I2Cメモリ読み書き” の続きを読む
ぐだぐだ低レベルプログラミング(195)x86(16bit)、無条件JMP
x86の命令どもを16ビットモードから眺めてます。今回は無条件ジャンプです。どのプロセッサも長いのとか短いのとか複数種類のジャンプ命令を持つことが多いですが、x86はやっぱりメンドクセーです。直接に間接、nearにfarそういえばshortもあったな、という感じ。アセンブラにもコマケー指示をせんとなりません。
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Pico三昧(56) ラズパイPico2:RP2350、HWスピンロックの試用
前回はMicroPython処理系が備えているlockをつかって2コアの排他制御を試みました。今回はラズパイPico/Pico2に特有なハードウエア・スピンロック機構を使ってみます。RP2040のときには有用であったHWスピンロックですが、RP2350では後ろ向きの機能になってます。でも使えることに変わりありませぬ。 “Pico三昧(56) ラズパイPico2:RP2350、HWスピンロックの試用” の続きを読む
Lispと一緒(33) ラズパイPico2でもuLisp、I2Cポートスキャン
Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。前回はSPIにメモリを接続しました。今回はI2Cバスにメモリを接続です。しかし読み書きの前にI2Cポート・スキャンからです。まあ、uLispの例題そのまま走らせるだけなんだけれども。一応、実機波形を確認。I2Cバス動いてますなあ。 “Lispと一緒(33) ラズパイPico2でもuLisp、I2Cポートスキャン” の続きを読む
Pico三昧(55) ラズパイPico2:RP2350、MicroPythonで排他制御再び
前回は2コア平行動作でコア間FIFO通信を使用。FIFOは制御がお楽。しかしその先を考えると排他処理など必要じゃないかと。一応PicoのRP2040にもPico2のRP2350にもSIOブロック内にハードウエアSpinlockというものがあるのだけれども、これってどうよ?その前に_ThreadモジュールのLOCKか?
Lispと一緒(32) ラズパイPico2でもuLisp、SPIメモリ読み書き
Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。前回はSPIの出力波形を堪能。しかし波形を眺めているだけではSPIしたことになりませぬ。今回はSPI接続のSRAM、23LC512をターゲットにSPI経由での書き込みと読み出しを実験。uLispのコードもCのコードも変わらんぜよ。
Pico三昧(54) ラズパイPico2:RP2350、MicroPythonでコア間通信
MicroPythonメインの別シリーズがあるのに、こちらでやっているのはRP2350のハードを直接操作するような実験をしているため。何にしてもMicroPythonはお楽。ただしMicroPython処理系の予期せぬところを触ってヤバイことになることもあり。前回は2コア実行、今回はコア間の通信機能を使ってみます。
Lispと一緒(31) ラズパイPico2でもuLisp、SPI出力
Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。先ごろからハードウエア制御に入いっとります。前回はPWM出力(関数名的にはanalogwrite)、今回はSPI出力を練習してみます。端子的にはキメウチだけれども、それなりに制御できるのでないかと。実機で波形を味わってみるの回です。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(194)x86(16bit)、LEA 実効アドレス
LEA、Load Effective Addressは孤高な命令と思いきや、メモリアクセスする命令共には裏で気脈を通じているみたい。そしてメモリアクセスするかのごときアセンブリ言語表記だけれども、決してメモリにアクセスすることなくレジスタ操作を行うだけの命令。必須なこともあれば、避けて通ることもできる?なんだそれ。
Pico三昧(53) ラズパイPico2:RP2350、MicroPythonで2コア実行
前回はイネーブルになっているデュアル・コアはそれぞれArmなんだかRISC-Vなんだかハッキリしろい、ということでステータスレジスタを読み出して確認しました。しかし、2コアの片方しか動かしてなかったです。今回は超簡単な実験スクリプトで2コアの両方が動いているところを確認したいと思います。手抜きだけれども。
Lispと一緒(30) ラズパイPico2でもuLisp、PWM出力
Common Lispの系譜を継ぐuLispをラズパイPico2マイコン上で練習中。前回はADコンバータ使って電圧を読み取るアナログ入力。今回は analogwrite。しかしPico2にはDAコンバータ不在。Arduino世界の通例によりPWM出力です。使えるAPIは2つだけ。それ以上やりたければ自分で制御せよと?