Pico三昧(40) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、GPIO比較

Joseph Halfmoon

過去回で何度も登場しているGPIOです。しかしRP2040とRP2350のGPIO機能をとりだして比較してなかったです。そこで今回は2チップのGPIO機能を表にして比べてみました。概ね「似たようなもん」ということで使えるのではないかと思います。しかし細かく見るとRP2350の方はいろいろと機能強化されています。 “Pico三昧(40) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、GPIO比較” の続きを読む

Lispと一緒(15) ラズパイPico2でもuLisp、文字と文字列

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Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。前回までで算術演算系の関数どもはひと段落。今回は、文字と文字列を扱うものどもです。Common Lispでは多数ある関数どもが uLisp ではこじんまりとした数です。必要最小限?知らんけれども。いくつかは既に練習済じゃと。 “Lispと一緒(15) ラズパイPico2でもuLisp、文字と文字列” の続きを読む

Pico三昧(39) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PWM比較

Joseph Halfmoon

今回は周辺回路PWMです。他のマイコンではタイマに付属するIO機能として実装されることが多いです。Pico系ではタイマとは独立、IO制御専用です。PWMという呼称ですが、PWM出力以外に入力信号のカウント機能によりパルス幅、周期の測定も可能。なおPicoとPico2での差はチャネル数と割り込みくらいかと。そんなもん?

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Lispと一緒(14) ラズパイPico2でもuLisp、大小比較

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Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。前回まで算術演算系の関数どもを練習してきましたが、今回の「大小比較」で一段落かと。前回はコマケー話で、Common LispとuLispの違いが見えてしまいましたが、今回は平穏無事、波風立たず。

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Pico三昧(38) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、リセット比較

Joseph Halfmoon

前回はクロックでした、今回はリセットです。クロックとかリセットとか一番最初にやるでしょ、というところ。PicoとPico2を調べ始めた最初の方で外部端子ということでちょいと触れていたので詳細は後回しになってました。しかしPico2はPicoの方式を踏襲して拡張してますがケッコー複雑。元のPicoから複雑だと。
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Lispと一緒(13) ラズパイPico2でもuLisp、乱数、最大最小、丸め系?

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Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。前回は指数、対数系の演算関数を練習。計算精度を除けばCommon lisp とuLispに違いなし、平穏無事。今回は、乱数、最大最小、丸めなどやってみます。概ね一緒ではあるものの、コマケー違いがあるんだ、今回は。
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Pico三昧(37) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、クロック比較

Joseph Halfmoon

過去回で端子を調べたときにクロック源なども眺めたのでとっくに「やったような気」になっていたのですが、前回タイマ見て、肝心のクロックについて調べが足らないことに思い至りました。今回は外部端子から発振器、PLL、CGとその分配について改めて見ていきたいと思います。遠くからみると似たようなモン、だけれど随分と違うところあり。
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Lispと一緒(12) ラズパイPico2でもuLisp、算術演算、指数、対数系?

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Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。uLispにおいては浮動小数点数は extensions という位置づけですが、FPUを備えているPico2にはなんでもありません?前回は三角関数など練習。今回は指数、対数系です。今回は平穏無事な感じ。目くじらたてることもなし。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(187)x86(16bit)、DECIMAL ADJUST族

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Joseph Halfmoon

前回はBCD補正命令のうち、アンパックドBCD数を扱うASCII ADJUST一族について練習しました。アンパックドあればパックドあり、今回はDECIMAL ADJUSTです。一族といっても2命令だけ。DAAとDAS。しかしDAAこそは御先祖の8ビット機(8080/8085)から受け継ぐ伝統の?命令であります。
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Pico三昧(36) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、タイマ比較

Joseph Halfmoon

今回はタイマです。伝統的な多くのマイコン(シングルチップ・マイクロコントローラ)では、タイマと言えばインターバルを与えたり、ワンショットで時間を測るなどの機能に加え、キャプチャやコンペア・チャネルを備え入出力を制御したり、他の周辺回路のボーレートを与えたりとブラックな働きぶり。しかしラズパイPico系ではホワイト?

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Lispと一緒(11) ラズパイPico2でもuLisp、算術演算、三角関数、平方根

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Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。前回は算術演算を練習するのに浮動小数点数使ってしまいました。しかし、uLispにおいては浮動小数点数は extensions という位置づけです。ターゲットマイコンによっては使えない機種もあり。Common Lispとの差異もあり。
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Pico三昧(35) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PIO比較

Joseph Halfmoon

前回は「昔ながらのマイコンならシリアルのSだけれど、ラズパイPico一族ではシングルサイクルのS」であるところのSIOでした。今回も同様、「昔ながらのマイコンならパラレルのPだけれど、ラズパイPico一族ではプログラマブルのP」なPIOです。プログラマブルなステートマシンによりIO機能を実現するもの。 “Pico三昧(35) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PIO比較” の続きを読む

Lispと一緒(10) ラズパイPico2でもuLisp、算術演算、「細かい」違いはある

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Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐ、マイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。前回は末尾に「p」がつく問いかけ(述語)どもでした。今回は算術演算です。普通の加減乗除ね。そんなところに何か埋まっている筈ない、と思ったらあきまへん。Common LispとuLispの微妙(微妙でもないか)な違いにまた遭遇。

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Pico三昧(34) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SIO比較

Joseph Halfmoon

ラズパイPico/Pico2の用語は、昔ながらのマイコン屋からすると異なっており、その「文化的な背景の違い」を感じることがあります。今回眺めてみるSIOもそんな用語の一つです。SIOといったら、昔のマイコン的にはSerial I/Oですが、ラズパイPico/Pico2ではSingle cycle I/Oです。 “Pico三昧(34) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SIO比較” の続きを読む