モダンOSのお砂場(49) Mbed OS6、「Serial」そういえばなくなってたのね

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Joseph Halfmoon

前回はSPI接続だったので、今回はUARTです。UARTなどいつもprintfデバッグで使ってるとも思ったのですが、マジメに確かめてみるといろいろあり。前回同様、OSはMbed OS v6.15、開発環境はオンラインのKeil Stucio Cloudです。ターゲットボードはST社のNucleo-F401REです。

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うさちゃんと一緒(24) Z80の魔改造?Rabbit4000でアセンブラその2

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Joseph Halfmoon

前回Rabbit4000のアセンブラをちょいと触ってみました。インラインでもインラインでなくてもCのソースと混然一体。Cからアセンブラへの敷居がとても低かったです。今回はインラインアセンブラのコードの中にCのステートメントを書ける「インラインC?」に始まって独特なところをまた触ってみたいと思います。

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鳥なき里のマイコン屋(160) Arduino IDE 2.0インストール、吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

惰眠をむさぼっている間にも世間は進んでおるようです。「伝統の」Arduino IDEも 2.0 正式リリース。キャッチーな印象だけの「口だけ2.0」ではないようです。そのことは既存ユーザを驚かせないように、見た目も基本的な操作方法も1.xとなるべく変えないようにしている点に逆に表れている気がします。裏側は段違いだと。 “鳥なき里のマイコン屋(160) Arduino IDE 2.0インストール、吉例Lチカ” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(55) SDR、三上先生ツールで全体動作を納得?

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Joseph Halfmoon

前回まででAMラジオ受信のSDR、ひととおり「部品」を手習ひできた感じです。しかし木を見て森を見ず。全体像をどう把握したものか。しかしお見通しでした。全体像が理解しやすくなるPC上のツールを三上先生がご用意くださっとります。三上先生ツールを動かしたら一目瞭然だわ、AMラジオの受信。今回はツールを動かしただけ。
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MicroPython的午睡(71) ラズパイPico、uctypesとuarray

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Joseph Halfmoon

前回は「絶対番地アクセス可能なヤバイ奴」uctypesモジュールと structモジュールが「相互運用可能」ということで便利だと喜びました。「絶対番地」でアクセスできるので当たり前っちゃ当たりまえです。今回は、arrayモジュールの配列もまたuctypesでアクセスできるというこれまた当たり前の件を実習してみます。 “MicroPython的午睡(71) ラズパイPico、uctypesとuarray” の続きを読む

モダンOSのお砂場(48) Mbed OS6、SPI接続ADC、AVR から STM32付替

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Joseph Halfmoon

別シリーズでSPI接続のADCをArduino Unoに取り付け、SPI接続の確認を実施。今回は同じことをNucleo-F401REでやってみます。OSはMBed OS v6.15を使用、開発環境には最近使い始めた Keil Studio Cloudを利用。慣熟訓練?Arduinoよりコード短いんじゃないかい。
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うさちゃんと一緒(23) Z80の魔改造? Rabbit4000でアセンブラしてみる

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Joseph Halfmoon

前回までの4回でRabbit4000のオペコードマップに色を塗って「理解」したつもり。かなりな大拡張ですがアセンブラレベルでは「ほぼほぼ」Z80の上位互換にみえないこともないです(バイナリ互換ではないです。)今回からRabbit4000上でアセンブリ言語ルーチンを動作させていきたいと思います。敷居が低いんだ、これが。 “うさちゃんと一緒(23) Z80の魔改造? Rabbit4000でアセンブラしてみる” の続きを読む

IoT何をいまさら(107) SPI接続のADC、AD7920をArduinoで制御してみる

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Joseph Halfmoon

昨日「アナログ」の別件記事で、ADコンバータAD7920を単体動作させてみました。アナログねたの続きだったので単体でしたが、本来はマイコン等SPIインタフェースを持つデバイスに接続して使用するチップです。今回は、昨日結線したAD7920搭載のブレッドボードをArdunio Unoに接続してみます。

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MicroPython的午睡(70) ラズパイPico、uctypesとstruct

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Joseph Halfmoon

前回前々回とuctypesモジュールを使ってCの「構造体」的なものにアクセスしてみました。しかしMicroPythonには、その名もズバリのstructモジュールがあるのです。こちらはCの「構造体」的なものにパックしたりアンパックしたりできるもの。「似たもの同士」だから、相互に運用可能じゃないかい?やってみました。 “MicroPython的午睡(70) ラズパイPico、uctypesとstruct” の続きを読む

うさちゃんと一緒(22) Z80の魔改造? Rabbit4000のオペコードマップその4

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Joseph Halfmoon

最強?のZ80後継機、Rabbit4000のオペコードマップを見てきましたが、ようやく完結です。今回はオペコードの第1バイトが0x6Dで始まるRabbit4000独自命令の面です。この面は「しがらみ」が無い分うさちゃんの「意思」がありあり。この面の全命令のニーモニックはLDなのですが、実は転送だけでもない、と。 “うさちゃんと一緒(22) Z80の魔改造? Rabbit4000のオペコードマップその4” の続きを読む

MicroPython的午睡(69) ラズパイPico、構造体アクセス、ビットフィールド含む

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Joseph Halfmoon

前回はMicroPythonのuctypesモジュールを使って、ラズパイPicoのCPUレジスタを直接読んでみました。しかし読み取りだけ、書き込みもビットフィールド・アクセスもやってないです。直接IO制御するなら練習しておかないと。今回はメモリ上のバイトアレイを練習相手に書き込みとビットフィールド操作をやってみます。
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IoT何をいまさら(106) SAR型ADCの原理回路をArduinoで制御してみる

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Joseph Halfmoon

別シリーズでSAR型ADCの原理回路の実験をしました。しかしアナログ部分のみ、SAR(逐次比較)らしいデジタルの2分検索のステートマシンは実装せず、「また後で」などと書いてました。そこで今回はArduinoを使って「2分検索部分」をプログラムしてステートマシンで制御できそ~(でも不安あり)なところをやってみます。

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IoT何をいまさら(105) MicroNavRingセンサをArduinoに接続してみる

NavRingArduino
Joseph Halfmoon

別シリーズでリング型の「タッチパッド」センサを入手。圧力の変化を抵抗の変化に変換するタイプの素子です。薄いドーナツ型形状なので、指でぐるぐる回したりする操作を検出するのに向いてそうです。しかし別シリーズでは手動で動作確認したのみ。マイコンで動かしてみないと。そーゆー時にお楽なのが伝統のArduinoであります。 “IoT何をいまさら(105) MicroNavRingセンサをArduinoに接続してみる” の続きを読む

うさちゃんと一緒(21) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップその3

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Joseph Halfmoon

最強(最恐)のZ80後継機、Rabbit4000のオペコードマップを前々回前回とみてきた3回目です。今回は、オペコードの第1バイトが0xEDで始まるZ80の拡張命令(i8080に対しての拡張)面です。第1バイトでは命令の移転先を作ったりして殊勝なうさちゃんもED面では手厳しいです。自由自在どころが傍若無人な勢い。 “うさちゃんと一緒(21) Z80の魔改造?Rabbit4000のオペコードマップその3” の続きを読む