Pico三昧(49) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、絶対最大定格

Joseph Halfmoon

今回は電気特性の冒頭付近に書かれている「絶対最大定格」。RP2040とRP2350を比べるだけではイマイチな感じがあったので、日米欧のマイコン業界の巨人?ルネサス、マイクロチップ、STエレクトロニクスの3社のチップの「絶対最大定格」とも比較してみましたぞ。まあ各社クセはあるけれども必要なことは書かれている。大丈夫か?

“Pico三昧(49) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、絶対最大定格” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(191)x86(16bit)、MOVS、所謂ブロック転送命令

MOVS
Joseph Halfmoon

前回、DIレジスタをベースに使うメモリアクセスではDSがデフォルトになる件練習。しかしDIレジスタは一部命令でESと「不可分に結びついている」のです。x86式には「ストリング転送命令」、一般には「ブロック転送命令」においてです。今回はその代表 MOVS 命令について見ていきたいと思います。コマケー話の宝庫なのよ。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(191)x86(16bit)、MOVS、所謂ブロック転送命令” の続きを読む

Pico三昧(48) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、HSTX

Joseph Halfmoon

今回はHSTXです。Pico2のRP2350で新規搭載。しかし「源流」はPicoのRP2040上で実現済のPico-DVI-Sockなる発明品のようです。RP2040上にハードは無いケド、上位互換的な。ラズパイに精通した姉貴、兄貴には何の不思議もないけれど、ラズパイ素人老人にはキツイよ。だいたい回路もアクロバティック。
“Pico三昧(48) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、HSTX” の続きを読む

Lispと一緒(24) ラズパイPico2でもuLisp、「副作用」あっての者共

progEC
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。「副作用」、ピュアなLispじゃ「はしたない」操作にも思えます。しかしマイコンのハードウエアの操作は副作用の連続?胸を張って副作用を前提とした者共を練習しておきたいと思います。でもuLisp上に実装されているの意外と少ない?
“Lispと一緒(24) ラズパイPico2でもuLisp、「副作用」あっての者共” の続きを読む

Lispと一緒(23) ラズパイPico2でもuLisp、局所変数、letとdo一族

uLisp_let
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。このところCommon Lisp上とuLispで実装が違うものどもを調べてます。今回はローカル変数を利用するためのものども、let(Special Form)やdo(Macro)などの一族です。この辺は実装は違えど挙動は同じじゃ。
“Lispと一緒(23) ラズパイPico2でもuLisp、局所変数、letとdo一族” の続きを読む

Pico三昧(47) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SHA256

Joseph Halfmoon

今回はSHA256アクセラレータです。ハッシュ計算用ハードウエアです。セキュリティに配慮したモダーンなマイコンで時々搭載されとる回路です。前回同様、RP2350には搭載されていますがRP2040には不在。それでは寂しいのでハッシュ素人老人が、ATSAMD51のハッシュ計算器と比較してみましたぞ。

“Pico三昧(47) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SHA256” の続きを読む

Lispと一緒(22) ラズパイPico2でもuLisp、マクロでない者共その2

incf_decfEC
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。前回はCommon Lisp上の「マクロ」と異なるuLispでの実装が、実装に関わりなく同様な動作をすることを観察。しかし今回はCommon Lisp上とuLisp上で反応が違うんでないかい、という「元マクロ」どもを観察します。

“Lispと一緒(22) ラズパイPico2でもuLisp、マクロでない者共その2” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(190)x86(16bit)、即値のMOV操作

MOV_IMM_OPMAP
Joseph Halfmoon

前回ようやくx86に悪名高いセグメンテーションに踏み込みました。でもセグメントレジスタへのロード、セーブだけっす。それでもメンドクセー感じがそこはかと。今回はMOV命令、それも即値データのMOVを練習。セグメンテーションなど関係ね~と言いたいところが、やっぱり影を落として?いるのです。16ビットx86は逃げられない。

“ぐだぐだ低レベルプログラミング(190)x86(16bit)、即値のMOV操作” の続きを読む

Pico三昧(46) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、TRNG

Joseph Halfmoon

今回はTRNG(True Random Number Generator)です。Pico2のRP2350にはTRNGが搭載されとりますが、PicoのRP2040には不在。2チップの比較というとそれでおしまいになってしまいます。それでは寂しいので乱数素人老人が、コマケー話を追加してみましたぞ。大丈夫か?

“Pico三昧(46) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、TRNG” の続きを読む

Lispと一緒(21) ラズパイPico2でもuLisp、マクロでない者共

andEC
Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。前回はCommon Lisp上「マクロ」として実装されている「あれやこれ」がuLisp上ではスペシャルフォームなどとして実装されていることを見ました。今回はマクロであったはずのあれやこれの実際の動作を拝見。みかけに違いはないのよ。
“Lispと一緒(21) ラズパイPico2でもuLisp、マクロでない者共” の続きを読む

Pico三昧(45) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、USB比較

Joseph Halfmoon

今回はUSBです。RP2350のUSBは大まかな機能、性能はRP2040と同等。そしてソフト的にも「上位互換」みたいです。SDK使ってプログラムを書くつもりの「よゐこ」にとっては特に気にするところもないんじゃないでしょうか。知らんけど。しかしUSBの「ハードに近いところ」で修正、改良、機能追加いろいろあるみたい。
“Pico三昧(45) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、USB比較” の続きを読む

Lispと一緒(20) ラズパイPico2でもuLisp、Macroはどこ?

Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。今回はCommon LispとuLispの大きな違いの一つ、マクロについて調べてみます。Lispの中には、関数、マクロ、スペシャルフォームなどあり、その挙動が異なります。しかし、どうもuLispにはマクロはないみたい。

“Lispと一緒(20) ラズパイPico2でもuLisp、Macroはどこ?” の続きを読む

Pico三昧(44) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、ADC比較

Joseph Halfmoon

今回はADC(アナログ・デジタル・コンバータ)です。今回はRP2040とRP2350の仕様の比較というより「ADC設計の苦闘」の様子を垣間見るの回。よくよく見てみるとPicoのRP2040でもPico2のRP2350でもADCには手こずっている雰囲気が漏れ伝わってまいります。アナログ素人老人は詳しいことは分からんけど。

“Pico三昧(44) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、ADC比較” の続きを読む

Lispと一緒(19) ラズパイPico2でもuLisp、list関連関数

Joseph Halfmoon

Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中。今回は巡り巡ってリスト関係の関数に戻ってまいりました。uLispは「マイクロ」なので関数の数は少ないですが、この辺の関数どもの挙動にはCommon LispとuLispの差は見えませぬ。あったら困るか?さっさと練習して次へ。 “Lispと一緒(19) ラズパイPico2でもuLisp、list関連関数” の続きを読む