冥界のLSI(9) TMPZ84C015BF、Z80複合チップ、1993年7月時点国内最速

TMPZ84C015BF
Joseph Halfmoon

ボードの販売が続いており、そして目の前で動作しているデバイスを「冥界」のお仲間にリストしてしまうのはちょっと心苦しいのであります。ま、メーカサイトで型番検索してもヒットせず、入手したボードも「保守部品」扱いということです。許してね。今回は年寄りには懐かしいZ80系チップであります。

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トホホな疑問(36) cmake.launchTargetPath not found

cmake.launchTargetPath not found
Joseph Halfmoon

ラズパイPicoのC言語でのビルドとデバッグ環境が一応動作しました。しかしcuiです。も少し楽に操作できるようにVS Codeからビルドできるようにしようとしましたが障害発生。コマンドラインからは問題なく動くcmakeがVS Codeから動きませぬ。トホホ。しかし「またもや」ラズパイの中の人はそんなこともお見通しなのでした。 “トホホな疑問(36) cmake.launchTargetPath not found” の続きを読む

部品屋根性(48) ATmega328P, ブートローダ書込済、ラベル付

uno_writerE
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ATmega328Pといえば、Microchip社(に買収されたAtmel社)製のマイコンです。Arduino世界の標準機 Unoなどに搭載されているので超人気。その中でちょいと気になっていたのが、パッケージ表面にラベルの貼り付けられているATmega328Pです。信号線とか引き出すとき便利でないかい?

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鳥なき里のマイコン屋(126) ラズパイPico、遅ればせながらビルド&デバッグ環境整える

RpiPicos
Joseph Halfmoon

4月にようやくRaspberry Pi Picoを1枚購入後、ずっとMicroPythonで動かしてきました。でもま、ずっと気になっていたのが、ボードの短辺にDEBUGと書かれてある3端子。今回は重い腰を上げて、C/C++のビルドからGDBでデバッグまで一通り動かしてみました。ようやくDEBUG端子の活躍の場ができた?

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Literature watch returns(26) Interface 2021.8

Interface202108
Joseph Halfmoon

久しぶりに封書など作成いたしました。CQ出版Interface誌2021年8月号「ラズパイPico DAC製作用プリント基板」プレゼント応募のためであります。「交換券」と140円切手を貼り付けた返送用封筒を送れば「基板」はもれなくいただける模様。カミさんに言われました、切手貼って応募なんて何時の時代だ、と。

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MicroPython的午睡(34) ラズパイPico、MEMSマイクのPDM生波形を取得

RPiPico_mems
Joseph Halfmoon

昨日、MEMマイクから出力されるPDM波形をオシロで観察してみました。波形は見えてもどんな音なんだかサッパリです。とは言え専用ICに任せれば信号処理部分はブラックボックスです。最初くらい生の信号の0/1パターンを取得して自前で信号処理もどきをやり、しみじみと納得してみたい。そこでラズパイPicoのPIOを使ってPDMのRAW波形をキャプチャしてみました。

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ブロックを積みながら(25) BBC micro:bitとラズパイでサウンドモニタ その2

FUmonitor2
Joseph Halfmoon

前々回、本シリーズ側で作成した「システム?」をアプリ運用側「夜間頻尿モニタリングの試み」で使った結果、フィードバックがかかったので、その修正対応を記していきます。ぶっちゃけMakeCodeエディタに遡ってプログラム修正したのでこちらのシリーズで取り扱うべきであろうかと。

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MicroPython的午睡(33) ラズパイPico、S9705フォトICで照度を測る

RPiPico_S9705DUT
Joseph Halfmoon

前々回、Raspberry Pi PicoのPWMカウンタ入力を制御して周波数を測定できるようになったので、今回はその応用であります。浜松ホトニクスS9705を使って照度(ルクス)を測ってみます。しかし、過去の投稿を読み返し、大間違いを発見、まずはそのお詫びと訂正から。

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MicroPython的午睡(32) ラズパイPicoの処理系をようやくv1.15に更新

Greating Message v1.15
Joseph Halfmoon

前回、たまたまRaspberry Pi Picoの公式ページ(getting-started)を眺めていて、配布されているMicroPythonがバージョンUPされていることに気づきました。これはいけない更新しないと。ということで更新いたしました。ところで何が変わった?

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MicroPython的午睡(31) ラズパイPico、PWMの周波数カウント機能を使う

PicoFreqCounterDUT
Joseph Halfmoon

前回、MicroPythonからのラズパイPicoのPWMカウンタへの入力機能の使い方が分かりませんでした。代案でPIOを使ってパルス幅測定をいたしました。今回こそは、PWMカウンタへの入力を使用してみたいと思います。題材は周波数測定であります。これまたタイマカウンタ使った測定の定番?

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ブロックを積みながら(24) BBC micro:bit v1.5、消費電流測定その1

microbit v1.5 measure current
Joseph Halfmoon

別件で、ダラダラとBBC micro:bit v2を動作させつづけているので、micro:bitの消費電力がチト気になってきました。しかし本日v2は忙しくしているので、お手すきのv1.5をターゲットにして測定。マイコンの場合、消費電流が動的に変化しまくるのですが、今回はADALM1000のSMUを使って捕捉してみました。

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MicroPython的午睡(30) ラズパイPico、HC-SR04超音波センサを接続

RPiPico HC-SR04 DUT
Joseph Halfmoon

前回Raspberry Pi  PicoのPIOを使ってパルス幅測定ができるようになりました。今回はその応用、HC-SR04超音波センサで距離の測定を行ってみたいと思います。距離に比例するパルス幅(時間)が返ってくるセンサです。細かいことを言わなければ測ったパルス幅を距離に換算するだけ。

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ブロックを積みながら(23) BBC micro:bit v2とラズパイでサウンドモニタ

soundMonitorDUT
Joseph Halfmoon

前回、懸案解決(いつの間にか)。ということで、早速、ペンディングにしていた実験のプロトタイプを作ってみました。「サウンドモニタ」と呼ばせていただきますが、単にドアなどの開閉音などをイベントとして検出し、bluetoothでホスト機に報告するものです。今回は「実証実験?」用のプロトタイプもどきを作成。 “ブロックを積みながら(23) BBC micro:bit v2とラズパイでサウンドモニタ” の続きを読む

ブロックを積みながら(22) MakeCode、いつの間にmicro:bit v2対応?

v1v2
Joseph Halfmoon

前回、BBC micro:bit v2用のプログラムをMakeCodeエディタで作成中にメモリ不足に起因するとみられるエラーに遭遇いたしました。その時点ではv2、v1に関わらずv1のメモリ上限で制約されていると推測いたしました。しかし、それからわずか1か月、何もしていないのですが v2の拡張されたメモリを使えるようになってました。

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