
前回はPico2とPicoの内部バスを比較してみました。似ているけれどもコマケー違いは多々あり。概ねPico2の方が強化されとります。今回拝見するのはDMAです。これまたよく似ているけれどもPico2の方が強化されている?でもね、データシート的には「左遷」されている感じがしなくもないです。どうしたDMA。
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前回はPico2とPicoの内部バスを比較してみました。似ているけれどもコマケー違いは多々あり。概ねPico2の方が強化されとります。今回拝見するのはDMAです。これまたよく似ているけれどもPico2の方が強化されている?でもね、データシート的には「左遷」されている感じがしなくもないです。どうしたDMA。
前回はPico2のBoot ROM/RAMを調べました。今回はRP2350、RP2040に「似通った形」で実装されている内部バス。遠くからみると同じに見えるけれども、近寄ってみると細かく違う部分。ただし、ユーザーがその差を感じるのは処理スループットくらいか。気にしなければ知らんでも済む?いいのかそんなことで?
前回はx86命令(16bit)のうち「8086レベル」のシフト、ローテイト命令の動作を復習。コマケーところがメンドイものどもでした。前回は実機(実際はQEMUのエミュレーションだけれども)での動作確認をしなかったので、今回はデバッガで動かしながらの動作確認です。メンドイのでサラっと流していくぜ。いいのか?
Common Lispの系譜を継ぐマイコン上で走るuLispをラズパイ Pico2 上で練習中。資源の限られたマイコンゆえCommon Lispと同じとはいきませぬ。前回のLispといったら CAR と CDR だろ~という浅はかな回では「3段重ね」まででした。今回EQとEQUAL見ていきます。EQLとかねえの?
前回は吉例Lチカをやってみました。今回から uLisp の備える関数どもを端から一通り触っていきたいと思います。といっても御本家COMMON LISPのような膨大な関数があるわけではないです。約180個ほど。しかしその中のディスプレイ用関数群はディスプレイ接続しなければ不要。実際には百数十くらいか?
“Lispと一緒(5) ラズパイPico2でもuLisp、まずはCARとCDR一族” の続きを読む
前回のOTPはPico2で追加されたメモリでした。一部はユーザ使用も可能かと。一方、今回眺めてみるROM(ブートROM)はPicoの中の人がプログラムしたマスクROMみたいです。ユーザが書き変えることは出来ません。しかしその機能に毎度お世話になっておる、と。そしてPico2では専用RAMが追加されているみたい。 “Pico三昧(29) ラズパイPico2:RP2350、Boot ROMとBoot RAM” の続きを読む
ラズパイPico2をターゲットに、別シリーズにて 「C/C++ SDK」「Arduino」「MicroPython」の3種の開発環境にて吉例Lチカ。Pico2でもソフトが作れる雰囲気。しかし、心の底で引っかかっていたものがあります。組み込み用のLisp処理系、uLispです。今回は処理系インストールして吉例Lチカまで。
“Lispと一緒(4) ラズパイPico2でもuLisp、吉例Lチカ” の続きを読む
ラズパイPico2搭載のRP2350のスペックをPicoのRP2040と比較してます。前回RP2350の「デュアルコアがまたデュアル」な制御でOTPというものが登場しました。ワンタイム・プログラミング・ストレージ。これはRP2040には存在せず、RP2350で登場したものです。今回はOTPについてざっと調べてみます。
前回は、MUL(掛け算)命令。今回はレジスタやメモリの中のビットをシフトしたりローテイトしたりする命令について調査。全8種類(実際は7種類)もあり。「フツーの」RISCはこの系統の命令種類をこれほどもってません。それにキャリーフラグが影響うけること多いなど動作もクセ強。御先祖の8ビットの血統を色濃く受け継いでおると。
“ぐだぐだ低レベルプログラミング(184)x86(16bit)、シフト、ローテイト(86のね)” の続きを読む
前回までに、ラズパイPico2搭載のRP2350とPico搭載のRP2040の電源、クロックなどの比較を行いました。いよいよチップの内部です。最初は「プロセッサ・サブシステム」部分。PicoのRP2040はデュアルArmコア、RP2350ではデュアルArm+デュアルRISC-Vだと。でも実は構造、かなり似てました。
“Pico三昧(27) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040との仕様比較3” の続きを読む
前回はラズパイPico2搭載のRP2350とPico搭載のRP2040の電源、クロック端子などを中心に比較してみました。今回は残りの端子を比べてみます。しかし調べているうちにRP2354なる型番のチップも存在(現物を見たわけでないけれども)することが分かりました。パッケージ内部にFlashをスタックした版みたい。
過去回(第21回)でラズパイPico2搭載のRP2350マイクロコントローラのデータシート、PicoのときのRP2040のそれに比べて2倍以上のページ数(1346p)があると愕然としました。愕然としてばかりもいられないので、少しづつ読み進めていきたいと思います。RP2040と比べながらね。今回は電源、クロック端子など。