
前回の投稿でChainer開発終わって寂しい件を書かせていただきました。しかし、CuPyの方は開発を益々?継続のようであります。そういえば、Chainerの裏でCuPyが動いているのは知っていましたが、直接使ってみたことってなかったかも。それにちょっと気になるのがNumPyと凄く互換性が高く見えるけれど、「所詮」CPUとGPUの違いあり、精度の違いなどどう処理されているのでしょうか。とりあえずやってみました。 “AIの片隅で(19) CuPy、NumPy、単精度、倍精度” の続きを読む
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
前回の投稿でChainer開発終わって寂しい件を書かせていただきました。しかし、CuPyの方は開発を益々?継続のようであります。そういえば、Chainerの裏でCuPyが動いているのは知っていましたが、直接使ってみたことってなかったかも。それにちょっと気になるのがNumPyと凄く互換性が高く見えるけれど、「所詮」CPUとGPUの違いあり、精度の違いなどどう処理されているのでしょうか。とりあえずやってみました。 “AIの片隅で(19) CuPy、NumPy、単精度、倍精度” の続きを読む
12月5日づけで、ちょっとショックなプレスリリースが出てました。日本を代表するAI(人口知能の方、最近投稿に頻発しておりますAugumentation Indexではありませぬ)ベンチャー企業であるPreferred Networksさんの以下のプレスリリースであります。
Preferred Networks、深層学習の研究開発基盤をPyTorchに移行
“AIの片隅で(18) Chainer、開発の終わり” の続きを読む
前回投稿で購入した無印スマートウォッチの黒幕?と思われるセンサ屋さんが登場しました。売りは超小型の3軸加速度センサでした。本当にそこのセンサが無印スマートウオッチに使われているかどうかは分解しないと確かめられません。しかし、ま、加速度センサをスマートウオッチに使うプリミティブ機能としては、歩数計でしょうか。とっかかりとして、他社製品と比較を試みました。
“IoT何をいまさら(40) 無印スマートウオッチ、歩数計” の続きを読む
昨日の「血圧測れるスマートウオッチ」投稿で、mCube Inc.というセンサ屋さんが引っかかってきました。メーカ不詳の中華スマートウオッチとYoho Sportsなるスマホ上のアプリの線上に浮かんできたので、中国の会社?と思われたかもしれません。が、米国シリコンバレーの会社でした。なかなか加速度センサで特徴を出している感じ。 “IoT何をいまさら(39) mCube Inc.、IoTじゃないIoMT?” の続きを読む
前の投稿で、カフ無に血圧測定をする方法をちょっと調べてみました。そしてお友達のKさんの口車にのって、その手の中華スマートウオッチを買ってしまいました。普通にスマホと接続して電話の着信などを知らせてくれる機能などある上に、脈拍、歩数、運動量といった指標以外に血圧や睡眠などの測定項目も備えています。なんといっても通販サイトで約2000円。この価格で本当に血圧測れるならば「お値打ち感」半端ないですが。やってみました。 “介護の隙間から(44) 血圧測れるスマートウオッチ買ってみた” の続きを読む
ラズパイ関係の情報はネットに「溢れて」おります。本稿自体もそんな情報の山の裾野を担っているかもしれません。ラズパイのこと、何か調べようと思っても、まず不自由はありません。あまり多くの情報がヒットしすぎるくらいです。しかし、なるべくなら変な誤解の無いようにデバイスメーカ発行のデータシートや、ソフトウエア開発元の文書に基づきたいところ(私などの書いているものは勝手な意見なので信用しないように。)ところが手持ちの「公式っぽい」データシートを眺めていてそこに闇?があることに気付いてしまいました。 “トホホな疑問(20) Raspberry Piドキュメントの闇” の続きを読む
ニュースを読んでいたら、知っている名前が急に出てきたので、ちょっとビックリしてしまいました。台湾のNuvoton Technology社(新唐科技)です。日本で話題になった理由は一つ、Panasonicの半導体部門がNuvotonに売られるんじゃないか、という記事が出たから。本日2019年11月28日時点じゃ何とも言えませんが、ちょうどPanasonic社がアナリストの人たちから叩かれるようなイマイチな発表をやってしまった後とて、半導体なんて早く整理しちまえよ圧力がかかった結果のリーク?なんでしょうか。(追記、本日時点じゃとか書きましたが、ちょうど原稿書いているあたりで正式発表したみたいです。) “鳥なき里のマイコン屋(73) 突然のNuvoton Technology” の続きを読む
今回は介護というより、生体計測ネタです。最近気になっているデバイスに、カフ(腕などに巻いて、ブーと膨らませるあれ)無しで、血圧が測れると称するスマートウオッチ?があります。勿論、BTでスマホにつながるウオッチではあるのですが、血圧どころか、脈拍、SPO2、当然、歩数に運動量など生体計測テンコ盛な一品。それらがインターネット上のコマースサイトなどで数千円くらい(皆中国製ですが)で売られています。他の項目はともかく、カフ無しで血圧測る?どうやっているのか?ちょっとヒントを調べてみました。
“介護の隙間から(43) カフを使わぬ血圧測定” の続きを読む
この『マイコン屋』のシリーズでは、古典的なマイコン(マイクロコントローラ)として「ROM, RAM, CPUとペリフェラル(I/O)」をワンチップ(シングルチップ)に集積したものだよね、ということにこだわって来たのです。しかし、このごろ段々、そういう範疇に収まりきらないブツが増えているな、と感じとります。そろそろ考え直すべき時期なのか?
“鳥なき里のマイコン屋(72) マイコンの範疇、揺らぐこのごろ” の続きを読む
前回、Jetson NanoのI2Cにセンサを接続してみたので、Jetson Nanoの40ピンヘッダ(ラズパイと互換性のあるGPIOピンヘッダ)にデフォルトで出ているインタフェースでテストしていないのはUARTだけとなりました。今回は、Jetson NanoのUARTの先に、USBシリアル変換モジュールを接続し、Jetson NanoとPCの間でシリアル通信を行ってみます。 “バリバリのSoCとSoM(3) Jetson NanoのUARTに接続” の続きを読む
昔の隔週刊だった頃の日経エレクトロニクス誌を知っている身としては、近年の月刊は分量が少ない気がいたします。それでも、ちょっと気を抜くと読んでいない日経エレ誌が積みあがってしまいます。というわけで積んであった山から2019年10月号をとりだしました。表紙を見て目が点。「温度差不要の熱発電も可能に」との記事。トンデモないものを見逃していた?
“Literature Watch Returns(10) 本当?「温度差不要の熱発電」日経エレ2019-10月号” の続きを読む
やはりちゃんとドキュメントを読めば、手も震えず(アル中か)、テキパキと自信をもって作業が進みます。前回、Jetson Nanoのデータシートを読んだお陰で、今回は、早速実践とI2Cバスの先にセンサを取り付けてみましたが、一発動作、ものの10分もかかっていません(投稿するにはその何倍か時間かかりますが)
“バリバリのSoCとSoM(2) Jetson NanoのI2Cにデバイスをつなぐ” の続きを読む
前投稿で、「接続する前にちゃんと調べようね」と反省(いつものことですが)をいたしました。そこで、今回は、NVIDIA社のJetson Nanoのデータシートとキャリア・ボードの参照回路図を読んでいこうと思います。大した分量じゃないにもかかわらず、後回しにしていた私が悪い。
“バリバリのSoCとSoM(1) NVIDIA Jetson Nano System-on-Module” の続きを読む
前回、Jetson Nano(正確に言えば Jetson Nano Developer Kit Carrier Board)にPIRセンサ(人感センサ)を接続しようとしたら、ラズパイのときより抵抗値の小さなプルアップにしないと動かない件を書かせていただきました。今回はその理由を調べたので記録しておきます。結局、モジュールとしてのJetson Nanoではなく、それを搭載しているCarrier Boardの回路が理由でしたんですが。 “トホホな疑問(19) Jetson Nano、GPIO入力つづき” の続きを読む