
「コロナのせい」で妙なものが欠品。家の近くではLR41電池がありません。多分、体温計用?でしょうか。「帰らざるMOS回路」シリーズは、デスクリートのMOSトランジスタで「古代のMOS回路」を振り返ると言いつつ、「お手軽なアナログ学習ツール」のテーマの回がままあります。ツールはMOSの話とは違うし、やっているとバイポーラも出てくるし、で今回別シリーズに分けさせていただくことにいたしました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(1) OP97のSlew Rateを測ってみる” の続きを読む
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
「コロナのせい」で妙なものが欠品。家の近くではLR41電池がありません。多分、体温計用?でしょうか。「帰らざるMOS回路」シリーズは、デスクリートのMOSトランジスタで「古代のMOS回路」を振り返ると言いつつ、「お手軽なアナログ学習ツール」のテーマの回がままあります。ツールはMOSの話とは違うし、やっているとバイポーラも出てくるし、で今回別シリーズに分けさせていただくことにいたしました。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(1) OP97のSlew Rateを測ってみる” の続きを読む
特許の失敗学[2] 自筆明細書 の投稿では、技術者が「特許明細書」を自筆する困難性を書きました。US特許の場合は、少なくとも「英語」という困難性が加わります。日本の特許事務所は、米国の現地代理人を通じてUS特許実務を行います。米国弁理士(Patent Agent/Attorney)の資格を持っていない限り、自分でUS特許の執筆(翻訳)や出願権利化の手続きをするのは無理でしょう。 “特許の失敗学[17] 特許と英語(2) US特許出願の提案” の続きを読む
第12回では「なんちゃってNAND型ROM(もどき)」を作ってみました。ベースになったのは、第11回の直列接続されたNMOSトランジスタ群です。このトランジスタの直列接続はまだまだ噛み応え?があります。今回は、NAND型ROM(もどき)を「改造」してPLA(Programable Logic Array)回路を構成してみたいと思います。 “帰らざるMOS回路(15) なんちゃってPLA(もどき)” の続きを読む
前回「特許と英語(0) 私の英語歴」では、US特許のため英語能力の必要性を述べました。「うちは日本特許だけで勝負するで」と仰る方は「英語」は不要かもしれません。しかし、特許庁の「アドバス」が稼働すると、外国語文献が引例の先行技術として拒絶理由通知に示されることが予想されます。その場合は、先行技術文献は英語の可能性が高い。機械翻訳が完璧でない現状では、英語能力は必要となります。
ここで問題です。
『 fly on the wall を和訳せよ。』
“特許の失敗学[16] 特許と英語(1) なんちゃって英語学習” の続きを読む
第11回で、Analog Devices社の実験用部品キットADALP2000が到着と書きました。喜び勇んで蓋を開いたその瞬間に、一つ気付いたことがあったのです。裏ブタに描かれているアナデバ社の実験ツールADALM2000のピン配置、なにか凄く見慣れた配置でないかい。そうです、愛用のDigilent社製Analog Discovery2のピン配とクリソツ。信号端子の色までそっくり。 “帰らざるMOS回路(14) ADALM2000とAnalog Discovery2、他人の空似?” の続きを読む
帰らざるMOS回路(12) なんちゃってNAND型ROM(もどき)
には、『作った「回路」は無駄にはしませんよ。チョイ変で、NAND型マスクROMを構成し実験してみました。』とあります。
“Mottainai”は世界共通語となりつつある今日この頃、流石であります。ArahaはROMといえばNOR型しか考えてませんでした。『帰らざるMOS回路』のモチーフとなった、トランジスタ技術2020年5月号特集『大解剖!CPUはこうやって動いている』はNOR型ROMを採用しています。
“備忘録 2020.05.19 【感想】帰らざるMOS回路(12) なんちゃってNAND型ROM(もどき)” の続きを読む
第7回で「GWあけたらAD584仕入れてちゃんとやります」と書きました。予告どおりアナデバAD584(というよりAD584 を含むADALP2000)を手に入れたので、ADALM1000(M1K)のDC電圧をキャリブレーションしてみました。しかし、私のようなアナログ音痴なものでも、基準電圧が簡単に作れてしまうAD584、何者?(データシート読めば分かる) “帰らざるMOS回路(13) AD584でDC電圧キャリブレーション” の続きを読む
前回、宿題をこなすためにデスクリートのNMOSトランジスタを直列接続しました。結果はなんだかな~だったですが、作った「回路」は無駄にはしませんよ。チョイ変で、NAND型マスクROMを構成し実験してみました。ディスクリートのNMOSトランジスタたった8個で構成しているので、本物には程遠いナンチャッテ回路。でも原理は同じ。 “帰らざるMOS回路(12) なんちゃってNAND型ROM(もどき)” の続きを読む
テキストの記事ばかり投稿してきましたが、画像入り記事の練習も兼ねて『物欲日記』を投稿します。オークション出品経験も無いので写真がいまいちで申し訳ありません。往年の名機『SigmarionⅢ』を復活させようと考え中に、物欲に負けてモバイルNotePCを買ってしまいました。 “備忘録 2020.05.16 物欲日記 NANOTEはSigmarionⅢの夢を見るか” の続きを読む
特許庁の特許 (その2)
特許の失敗学[12] にて紹介した「特許庁の特許出願」について、特許庁広報室あてにウェブフォームで質問送付しました。そして回答を受け取りました。特許庁から「特許の失敗学」の記事で開示する了承を得ましたので公開いたします。
“特許の失敗学[15] 特許庁の広報(5) 特許庁の特許 (その2)” の続きを読む
ついウキウキしておりますのは、GW「明け」とともに秋月電子通商に発注しておりました「部品」が届いたからであります。アナデバ製ADALP2000パーツキットであります。アナデバ様のICよりどり満載。しかし、思い出してしまいました。Araha氏からの宿題があったのです。ADALP2000で楽しく遊ぶのは後にして、忘れないウチに宿題を進めておくことにいたします。 “帰らざるMOS回路(11) ADALP2000到着、だがその前に宿題” の続きを読む
前回までのアナデバM1Kネタを一端終了し、今回からは本題のMOS論理回路話に戻りたいと思います。再開第一回は複合ゲート(コンプレックス・ゲート)と言われるものをCMOSとNMOS(もどき)で作って動作させてみたいと思います。ぶっちゃけ、複合ゲートが作れる程度に例の変換基板の数が溜まってきた、ということなのですが(老眼で辛いので日産2枚?)。 “帰らざるMOS回路(10) 複合ゲート、CMOSとNMOS” の続きを読む
特許と英語
特許の収益化を図るのであればUS特許は避けて通れません。未だ世界特許は存在しないので、同じクレームであれば最大消費市場が存在するUS特許の特許価値が最大であります。
特許の失敗学[6] クレーム(その1) において「最大の失敗は、外国出願(特にUS特許出願)をしなかったこと」とした所以です。もしもUS特許出願があればアップル社の対応も違っていたことでしょう。
US特許といえば英語であり、機械翻訳が完璧でない現状では少なくとも英語Readingが必要条件です。代理人にお任せでない限り、自分のUS出願をチェックできる英語能力は必要となります。英語の文献は最大のビッグデータです。世界公知の特許の世界では、先行技術調査において英文で判断できる事が望ましいでしょう。 “特許の失敗学[14] 特許と英語(0) 私の英語歴” の続きを読む
このところ羊頭狗肉、MOS回路といいつつ、M1K(アナログデバイセズ社の教育用ツールADALM1000)の機能を端から使ってみるシリーズになってしまっております。本日でひと段落かね。ボード線図。遥かな昔を思い出します。落ちこぼれていたんだ、これが。この歳になってグラフを描いて(実際に描いているのはAlice M1K DeskTop様ですが)いるんだ。 “帰らざるMOS回路(9) M1Kでボード線図” の続きを読む