ブロックを積みながら(113) Node-RED、CSSセレクタでHTML要素を抽出

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Joseph Halfmoon

前回はWebからとってきたhtml文書の中の<table>要素を抽出してNodeRedダッシュボードに表示してみました。今回はCSSセレクタを使ってより細かいレベルで要素抽出を行ってみたいと思います。フロントエンドがお得意の人には簡単なんだろうが、低レベルプログラミングな年寄には慣れない高水準だなあ。

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IoT何をいまさら(120) 続Arduino用ソースをWSL2上でGoogle-test

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Joseph Halfmoon

前回に引き続き、Arduino環境用に書いた関数をWSL2(Ubuntu)上でGoogle-testしています。多少進捗があったのは「文字列で書いた16進数の計算式」を「評価」して結果を数値で返せるところまでテストが進んだことです。160行ばかりの短いコードだけれども一応インタプリタもどき。今のところ即値の計算のみ。
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手習ひデジタル信号処理(80) Scilab、変調/復調系関数、どこまでOKなの?

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ScilabのScilab Communication Toolbox(comm_tbxと略称)をありがたく使わせていただいております。前回までのプロット系の関数などは便利に使えるのですが、どうも変調/復調系の関数、特に復調(demodulation)系が怪しく思えてなりませぬ。復調は自分でやってみろと?

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部品屋根性(88) AD8506、単電源、レールツーレール入出力、デュアル・オペアンプ

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Joseph Halfmoon

別シリーズ記事にてADコンバータ使用。信号振幅は大きいのでAD直結でもOK。でも小さい信号になってくるとアンプが欲しくなるでしょう。今時のマイコンのADなので電圧3.3Vの単電源がいいです。ということで大分前に仕入れてあったのがAD8506のDIP化モジュールです。ピンヘッダをはんだ付けすればDIPに見えるもの。

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GoにいればGoに従え(14) TinyGo、micro:bit v2、CDSセンサ読み取り

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Joseph Halfmoon

前回までで、micro:bit v2上でv1.5上でできていたことが出来るように復旧できました。今回からアナログ入力に戻ります。まずはDC的な動きのないアナログ電圧で処理できるものということでCDSセンサを取り付けてみました。ありがち?ちょっとした明るさの変化にも敏感に反応してくれるCDSセンサは実験しやすいです。 “GoにいればGoに従え(14) TinyGo、micro:bit v2、CDSセンサ読み取り” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(111)ARM64(AArach64)FRINTx

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前回前々回と浮動小数点レジスタと整数レジスタの間での整数/固定小数点数変換をエクササイズしてきました。しかし今回は浮動小数点レジスタ間での「整数変換」です。フォーマット上は浮動小数、でも中身は整数ピッタンコの値というやつ。またまたメンドイ「丸め」が登場して命令ニーモニック数が激増。A64ホントに命令多いな。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(111)ARM64(AArach64)FRINTx” の続きを読む

定番回路のたしなみ(22) CD4046でFM復調(FM Demodulation)

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Joseph Halfmoon

CD4046は噛めば噛むほど味がでる(スルメか)デバイスであります。前回はフツーにPLL(フェーズロックドループ)で周波数の逓倍回路だったですが、今回はFM変調された波形から復調(デモジュレーション)を試みます。それにしてもテスト用にFM変調波形を作らないといけないけれどどうするの?

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MicroPython的午睡(100) ESP32版、ブートモードに入らなくて焦りました

Joseph Halfmoon

前回までSTM32版でMicroPythonしてきました。回重ねたので今回からESP32版に「戻りたい」と思います。以前にもESP32機でMicroPythonしてましたが「手足の少ない」M5ATOMLite機でWiFi経由の操作が主でした。今回からは端子が出ているESP32DevKitC機を使っていきたいと思います。
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データのお砂場(77) R言語、sleep、スチューデントの睡眠データとな

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Joseph Halfmoon

今回のサンプルデータセットには “Student’s Sleep Data” というタイトルがついてます。以前であれば「学生さんのデータなの?」とボケをかますところです。今では知っています。また出たなStudent先生、t検定をやれってことですかい?データ自体は「眠くなるお薬」を飲んだ時の睡眠時間のデータらしいっす。

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SPICEの小瓶(24) 電圧制御電圧源のPOLYでアナログ電圧乗算回路のビヘイビアモデル作る

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Joseph Halfmoon

前回、従属電圧源のPOLY記法を使って電圧加算回路(係数マイナスにすれば減算回路)のビヘイビアモデルを作りました。今回はその余勢を駆ってアナログ電圧の電圧乗算回路のビヘイビアモデルを作りたいと思います。POLY記法がわかればほとんど一撃なんだ、これが。調子に乗りすぎ?

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Rubyと一緒(2) GR-CITRUSでPWM信号出力を使ってみる

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Joseph Halfmoon

特価品(見切り品?)のGR-CITRUSボードで組み込みRuby(mruby)してます。前回はソフトウエアでGPIOをオンオフさせるビットバンギングでソフト制御の最高速?の目安を得ました。今回はPWM出力を使ってみます。PWMが使える端子と使えない端子がありそうなんだけれども、どうなっているの?

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忘却の微分方程式(91) 反復練習54、偏微分、高次偏微分、全微分、Maxima

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Joseph Halfmoon

チンタラMaximaの練習していたのでは「死ぬまでに読みたい」御本が読めないなと鉢巻を締め直しました。御本はみな工学書にて数学科の数学みたいなムツカシーものは出てきませんが、数学不得意な上に寄る年波で計算ができない年寄には過ぎたる数式多数。そこをMaxima様にお願いしたいとの希望あり。ピッチを上げろと。 “忘却の微分方程式(91) 反復練習54、偏微分、高次偏微分、全微分、Maxima” の続きを読む

オプション沼(13) コードカバレッジを計測する準備、gcc ‐‐coverageオプション

coverageGcov
Joseph Halfmoon

今回はソースコードのどこを何回実行したのだか測定できる、コードカバレッジ計測のためのgccのオプション、‐‐coverage を使ってみます。コードカバレッジ用のオプションは複数あるようなのですが、‐‐coverageオプションを一つ使えばこれ一個で良きにはからってくれるみたいっす。知らんけど。

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OPアンプ大全を読む(15) セトリング時間、誤差を小さくするには待たないといけないのよ。

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Joseph Halfmoon

前回は、大振幅出力のとき周波数応答を「支配」するスルーレートを勉強しました。今回は出力信号が「期待される」誤差範囲に落ち着くまでの時間であるセトリング時間です。結構微妙な数字みたい。気になる用途のオペアンプもあれば、その辺気にせんでもええやろ、というものもあり?オペアンプ素人の年寄には事情が呑み込めませんのう。 “OPアンプ大全を読む(15) セトリング時間、誤差を小さくするには待たないといけないのよ。” の続きを読む