帰らざるMOS回路(77) Xilinx Vivado、RISC-V、タイミング制約に悩む

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Joseph Halfmoon

RISC-V(MicroBlaze-V)コアを扱い始めて気になっていたのが、タイミングエラーです。踏みつぶしてFPGA上に実装しても「動いているように見える」けど気持ち悪いです。今回はどこで何が起こっているのか確認してフォルス・パスなり何なり制約条件を付けようかとして悩みました。hiddenの中に埋もれてるじゃん。

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帰らざるMOS回路(76) Xilinx Vivado、risc-vコア、FPU追加してみる

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前回、RISC-V(MicroBlaze-V)のコアの設定画面、各チェックボックス、プルダウンメニューの一つ一つに神だか悪魔だかが宿っておるということで調べてみました。その中でも大物といえばFPUデス。小さなSpartan-7 FPGAに収まるのかどうかちょいと不安だけれども追加してみましたぞ。追加するだけなら簡単。
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帰らざるMOS回路(75) Xilinx Vivado、risc-vコアの設定のいろいろ、1

Optimization
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前回、Vitis IDEでデバッガを使うために、RISC-V(MicroBlaze-V)のコアを再設定しました。ハッキリ分かっているわけじゃないんだけれども、まあ「こんなもんだろ~」的な成り行きで設定してました。しかし、待てよと、それぞれのチェックボックス、プルダウンメニューの一つ一つに神だか悪魔だかが宿っておると。

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帰らざるMOS回路(74) Xilinx Vivado、risc-v練習プラットフォーム改良

Running
Joseph Halfmoon

前回、Vitis IDEから「ソフトウエア・デバッガ」を使いました。使いやすいじゃん。しかし「プラットフォーム」のRISC-V(MicroBlaze-V)コアの設定がデバッガのことを無視した設定になっていたので、デバッガの機能を十分に引き出すことができませんでした。そこでハードを作り直しね。こういうときFPGAはお楽。
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帰らざるMOS回路(73) Xilinx Vitis、Debuggerを使ってみる

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前回、FPGA上のRISC-Vコア(MicroBlaze V)上でDhrystoneベンチマークを実行。イケイケな感じ?になったので今回はVitis IDEから使用できるデバッガを使ってみます。これが簡単に起動できるだけでなく、各種機能がお楽で見やすい感じ。ただプラットフォーム作るときにデバッガに配慮しておかんと。

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帰らざるMOS回路(72) Xilinx、RISC-Vコア 12MHz版、Dhrystone

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Joseph Halfmoon

前回、FPGA上のRISC-Vコア(MicroBlaze V)を使って「伝統の」Dhrystoneベンチマークを走らせようと試み、「メモリが足りん」と怒られたところで中断。今回は仕切り直しであります。ようやくDhrystone 2.1成功。12MHzクロック、キャッシュレスという質素な構成ではありますが。
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帰らざるMOS回路(71) Xilinx Vitis、今度はDhrystoneに手こずる

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Joseph Halfmoon

FPGA上のRISC-Vコア(MicroBlaze V)を使って、「Hello World」に「Lチカ」と成功、次は何かベンチマークをと思い至りました。前回の目論見では後は以下同文。しかし、そうは問屋が卸しませぬ。Xilinxのソフト開発環境VitisのExample、Dhrystoneを走らせるだけなんだが。
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帰らざるMOS回路(70) Xilinx Vitis、RISC-Vから吉例Lチカ

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Joseph Halfmoon

前回は、FPGA上のRISC-Vコアで走るソフトウエアでHello Worldできました。ようやくだったな。となれば今回はハードウエアでは吉例な「Lチカ」です。FPGAに書き込むビットストリームにはGPIOを搭載済です。Vitis IDEでHello Worldソースをチョイ直したらLチカできるハズ。 “帰らざるMOS回路(70) Xilinx Vitis、RISC-Vから吉例Lチカ” の続きを読む

帰らざるMOS回路(69) Xilinx Vivado、ついに成功 RISC-VからHello

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Joseph Halfmoon

前回、チップ上のRAMにビルドしたオブジェクトがロードできんのが問題ということを理解。IP内部にメモリを含んでいるMCSではなく、単体CPUのIP+単体メモリIPであれば動作するだろうと。なんたって以前に動作OKになっているし。そこでRISC-V単体コアIPでやってみました。ようやくHello World成功。
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帰らざるMOS回路(68) Xilinx Vitis、結局メモリロードを失敗してる?

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Joseph Halfmoon

Vivado2024.1の導入後ボードにビットストリームの書き込みができることが未確認だったので、前回は「初心にもどって」作業実施。書き込みできているみたいです。そこでRISC-Vコアへ再突入かと思いましたが、今回は急がば回れということで「フツーの」MicroBlaze MCSコアで動作確認してみるかと。

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帰らざるMOS回路(67) Xilinx Vivado 2024.1、ボードとの接続から

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Vivado 2024.1より、RISC-V(MicroBlaze V)の公式サポート開始。年甲斐もなく熱狂。前々回はRISC-Vコアの簡単なハードでbitファイル作成。前回はその上で走るHello Worldコードをビルド。ELFファイルまで出来。しかしダメ。ターゲットボードが認識されてない。RISC-V以前の問題。

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帰らざるMOS回路(66) Xilinx Vitis、RISC-V MCS、ビルドはOK?

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Joseph Halfmoon

前回、RISC-V(MicroBlaze V MCS)の最小システム?を構成、Vivado上でのハード生成はOK。ソフトウエア開発環境であるVitisへ「輸出」も成功。しかしここまで。Vitisの使い方がそもそも分かっておらんことが発覚。ここで立ち往生とな。今回は心を入れ替えてVitisの使い方から学ぶっと。

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帰らざるMOS回路(65) Xilinx Vivado、RISC-V MCS、ハードはOK?

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Joseph Halfmoon

前回 Vivadoの2024.1版をインストール、RISC-Vコア(MicroBlaze V)が存在することを確認。お手軽そうなマイクロコントローラ構成を選択してみました。これ使えば一撃でRISC-Vマイコンをターゲットボード上に構成できる?ハードはね、確かに一撃なんだがソフトがね。まさかのドキュメント不在に愕然。

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帰らざるMOS回路(64) Xilinx Vivado、2024.1、RISC-V、公式登場

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Joseph Halfmoon

かねてXilinxがRISC-Vの「ソフト」コアを提供することがアナウンスされてましたが、以前は要NDAのアーリーな提供でした。今回 Vivadoの2024.1リリースにともない、RISC-Vコア(AMD Xilinx的にはMicroBlaze V)正式登場です。これはいけない、Vivadoを最新版に更新しないと。 “帰らざるMOS回路(64) Xilinx Vivado、2024.1、RISC-V、公式登場” の続きを読む