OPアンプ大全を読む(22) THD、全高調波歪、いろいろ記載方法があるのね。

THD_N_Formula
Joseph Halfmoon

前回までの3回を費やして「4-7 OPアンプのノイズ」を読みました。今回の「4-8 OPアンプの歪」は一撃デス。ほぼ半ページしかなく、キモは上に掲げた公式のみ。前回の公式に比べりゃどうってことない?しかし、データシート上でTHDを調べるにつけ「闇が深い」のか「大人の事情」か、一筋縄ではいかない特性に思えてきました。
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OPアンプ大全を読む(21) トータル出力ノイズの計算式に挫折しかける

TotalNoiseFormula12
Joseph Halfmoon

アナログ回路得意な人はすべからく数学もお得意。シレっと複雑な式を書き分かるだろ~と。しかしアナログ回路素人、数学も苦手な年寄にはその式が巨大な壁となって立ちふさがるのであります。今回はトータル出力ノイズの式の前に一瞬心が折れかけました。数学苦手なものは具体的な計算やってみるしかないっと。計算したのは表計算ソフトですが。
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OPアンプ大全を読む(20) 引用「もっとも一般的に使われる係数は6.6である」、雑音尖頭値

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Joseph Halfmoon

前回は信号源インピーダンスで支配的なノイズ源が変わる件でした。そこでの議論の単位は入力換算ノイズnV/√Hzであり「スペクトル密度」だったです。雑音密度カーブを帯域で積分すればノイズの実効値(RMS)が求まります。しかし問題になるノイズは、ピーク・ツー・ピーク、たまに来るデカイやつ(尖頭値)が問題だと。確率的な存在?
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OPアンプ大全を読む(19) 3種のノイズのせめぎあい?OPアンプ内部のノイズでは

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Joseph Halfmoon

今回は外来ノイズではなくOPアンプ内部のノイズの回です。『大全』の該当部ではちょうどOP27を題材に解説されてましたので冒頭画像にOP27の規定を引用させていただきました。電流ノイズ pA/√Hzだって。スゲー小さいな無視無視などと思っていたら大間違いでした。3種のノイズの主導権争い、決め手は信号源インピーダンスだと。
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OPアンプ大全を読む(18) 「習慣的に0.1dBバンド幅」、要求の厳しいアプリでは

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Joseph Halfmoon

『OPアンプ大全』を先頭からチビチビと読み進めておりますが、進捗はかばかしくありませぬ。今回は「第2部4-6 OPアンプの周波数応答」の最後の項目「大域幅の平坦度」です。ページ数めっちゃ多いドキュメントであります。こんなペースでは死ぬまでに読み終わりませぬ。アナログ素人がすらすら読めるようなご本でもないケド。 “OPアンプ大全を読む(18) 「習慣的に0.1dBバンド幅」、要求の厳しいアプリでは” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(17) 電流帰還形OPアンプにはGBW(利得帯域幅積)は適用できん!

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Joseph Halfmoon

前回、周波数応答の本命?パラメータということで利得帯域幅積(GBW)を学んだのですが、それは電圧帰還形オペアンプでのことでした。しかし次項目の電流帰還形オペアンプに至りて、それはあえなく崩れさります。曰く『電流帰還形OPアンプに利得帯域幅積を適用することはできません』と。ちょっとどころじゃないな、その違い。どうすんの?
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OPアンプ大全を読む(16) 周波数特性 6dB/oct、12dB/oct それが問題だ

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Joseph Halfmoon

前々回前回と周波数応答に関係するパラメータである、スルーレート、セトリング時間を順に勉強してきました。今回は周波数応答の本命?利得帯域幅積(GBW)です。ただね、電圧帰還形オペアンプと電流帰還形オペアンプで特性というか考え方が多いに異なるみたいです。今回は電圧帰還形オペアンプの回ぞなもし。刻むな、自分。

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OPアンプ大全を読む(15) セトリング時間、誤差を小さくするには待たないといけないのよ。

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Joseph Halfmoon

前回は、大振幅出力のとき周波数応答を「支配」するスルーレートを勉強しました。今回は出力信号が「期待される」誤差範囲に落ち着くまでの時間であるセトリング時間です。結構微妙な数字みたい。気になる用途のオペアンプもあれば、その辺気にせんでもええやろ、というものもあり?オペアンプ素人の年寄には事情が呑み込めませんのう。 “OPアンプ大全を読む(15) セトリング時間、誤差を小さくするには待たないといけないのよ。” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(14) Slew Rate、大信号のときの周波数応答を支配する

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Joseph Halfmoon

なかなか読み進められない『オペアンプ大全』ですが、今回は第2部Chapter-1の4-6 オペアンプの周波数応答、に入ります。といっても今回は前半のみ。大信号特性(出力信号が元気よく振れるとき)です。小信号特性はまた次回。大信号(といっても振幅はV単位、多分)のときに支配するのはSlew Rateだと。 “OPアンプ大全を読む(14) Slew Rate、大信号のときの周波数応答を支配する” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(13) オープンループゲイン、Avolを眺める、実験は見送り

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Joseph Halfmoon

いろいろあって(WBC見ていたのもその一因でしたが)少し間が空いてしまいました。気を取り直して『オペアンプ大全』読ませていただきます。今回は第2部Chapter-1の4-5であります。テーマは「オープンループ」ゲインとな。これぞOPアンプの核心?であります。今回も実験できそうな測定回路例あり、どうする? “OPアンプ大全を読む(13) オープンループゲイン、Avolを眺める、実験は見送り” の続きを読む