OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)

Joseph Halfmoon

正直、第2部第6章に入って行き詰まりました。この章は数式(「ごく普通の」奴らです)中心で、「高速OPアンプ」の「周波数特性の側面」を論じているのです。しかし、数学不得意にしてアナログ素人、そして忘却力の年寄にとっては、ありがたい数式も馬耳東風と過ぎ去っていくのです。そこでJavaScriptにお願い。 “OPアンプ大全を読む(28) 凡人は具体的な計算を繰り返すしかない(ケド計算はJSにお願い)” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(27) 第6章高速OPアンプに入ったものの、BJTのプロセスが気になる

bipolarTransistor
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ついに第2部第6章に突入いたしました。訳者は石井聡先生とな。一気にムツカシくなる雰囲気もあり。電圧帰還形から電流帰還形へと巡る流れは「いつか来た道」なのでありますが、今回は章の冒頭からプロセスもバンバン登場。面白そうなのですが、MOSロジックデバイスしか知らないこの年寄にはBJTはキツイっす。参考資料など探索。
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OPアンプ大全を読む(26) チョッパ・スタビライズド・アンプ。実は難しくないけど豚に真珠?

ChopperSta
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前回は、高精度オペアンプの「ゴールド・スタンダード」OP177に火を入れてみました(入れただけ。何の考察もねーずら。)しかし上には上があるものです。今回は「ある局面に限定すれば」OP177を圧倒する、オフセットとドリフトを最小にするチョッパ・スタビライズド・アンプの件です。なんだか難しそうな名前だし、難しいんでないの?

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OPアンプ大全を読む(25) 「ゴールド・スタンダード」OP177に「火を入れて」みる

OP177G
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前回、第2部第5章に突入を記念して、アナデバ様がご自身で高精度OPアンプの「ゴールドスタンダード」だとおっしゃるOP177を発注いたしました。以前から気になっていたのですが、OPアンプ大全のそこかしこに登場するデバイスであります。アナログ素人の年寄には猫に小判かと思ったのですがつい買ってしまいました。 “OPアンプ大全を読む(25) 「ゴールド・スタンダード」OP177に「火を入れて」みる” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(24) 第2部Chap-1 第5章 高精度OPアンプへ突入

precisionOpAmpCriteria
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前回ようやく第2部第4章を「読了」。今回より第2部第5章に入ります。大分「進捗」あったように見えますが全然です。実に『OPアンプ大全』は『大全』というその名が示す通りの偉大な書物です。日本語版は全5巻、そしてPDFファイル的には1巻が複数ファイル分割され、全11ファイル。そしていまだ最初の1ファイルも読み終わらず。

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OPアンプ大全を読む(23) CMRRとPSRR、必ず記載されている項目だけれども

CMRR_PSRR
Joseph Halfmoon

前回のTHD、全高調波歪はオペアンプによってデータシートに記載されていたりしなかったり、記載方法もいろいろでした。今回のCMRRとPSRRは、見た限り全てのオペアンプのデータシートの電気特性欄に記載があります。しかし記載の流儀には2種類あるようです。流儀の違いを考えていると何か分かったような気になる?錯覚か。

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OPアンプ大全を読む(22) THD、全高調波歪、いろいろ記載方法があるのね。

THD_N_Formula
Joseph Halfmoon

前回までの3回を費やして「4-7 OPアンプのノイズ」を読みました。今回の「4-8 OPアンプの歪」は一撃デス。ほぼ半ページしかなく、キモは上に掲げた公式のみ。前回の公式に比べりゃどうってことない?しかし、データシート上でTHDを調べるにつけ「闇が深い」のか「大人の事情」か、一筋縄ではいかない特性に思えてきました。
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OPアンプ大全を読む(21) トータル出力ノイズの計算式に挫折しかける

TotalNoiseFormula12
Joseph Halfmoon

アナログ回路得意な人はすべからく数学もお得意。シレっと複雑な式を書き分かるだろ~と。しかしアナログ回路素人、数学も苦手な年寄にはその式が巨大な壁となって立ちふさがるのであります。今回はトータル出力ノイズの式の前に一瞬心が折れかけました。数学苦手なものは具体的な計算やってみるしかないっと。計算したのは表計算ソフトですが。
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OPアンプ大全を読む(20) 引用「もっとも一般的に使われる係数は6.6である」、雑音尖頭値

Vnrms
Joseph Halfmoon

前回は信号源インピーダンスで支配的なノイズ源が変わる件でした。そこでの議論の単位は入力換算ノイズnV/√Hzであり「スペクトル密度」だったです。雑音密度カーブを帯域で積分すればノイズの実効値(RMS)が求まります。しかし問題になるノイズは、ピーク・ツー・ピーク、たまに来るデカイやつ(尖頭値)が問題だと。確率的な存在?
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OPアンプ大全を読む(19) 3種のノイズのせめぎあい?OPアンプ内部のノイズでは

op27noise
Joseph Halfmoon

今回は外来ノイズではなくOPアンプ内部のノイズの回です。『大全』の該当部ではちょうどOP27を題材に解説されてましたので冒頭画像にOP27の規定を引用させていただきました。電流ノイズ pA/√Hzだって。スゲー小さいな無視無視などと思っていたら大間違いでした。3種のノイズの主導権争い、決め手は信号源インピーダンスだと。
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OPアンプ大全を読む(18) 「習慣的に0.1dBバンド幅」、要求の厳しいアプリでは

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Joseph Halfmoon

『OPアンプ大全』を先頭からチビチビと読み進めておりますが、進捗はかばかしくありませぬ。今回は「第2部4-6 OPアンプの周波数応答」の最後の項目「大域幅の平坦度」です。ページ数めっちゃ多いドキュメントであります。こんなペースでは死ぬまでに読み終わりませぬ。アナログ素人がすらすら読めるようなご本でもないケド。 “OPアンプ大全を読む(18) 「習慣的に0.1dBバンド幅」、要求の厳しいアプリでは” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(17) 電流帰還形OPアンプにはGBW(利得帯域幅積)は適用できん!

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Joseph Halfmoon

前回、周波数応答の本命?パラメータということで利得帯域幅積(GBW)を学んだのですが、それは電圧帰還形オペアンプでのことでした。しかし次項目の電流帰還形オペアンプに至りて、それはあえなく崩れさります。曰く『電流帰還形OPアンプに利得帯域幅積を適用することはできません』と。ちょっとどころじゃないな、その違い。どうすんの?
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OPアンプ大全を読む(16) 周波数特性 6dB/oct、12dB/oct それが問題だ

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Joseph Halfmoon

前々回前回と周波数応答に関係するパラメータである、スルーレート、セトリング時間を順に勉強してきました。今回は周波数応答の本命?利得帯域幅積(GBW)です。ただね、電圧帰還形オペアンプと電流帰還形オペアンプで特性というか考え方が多いに異なるみたいです。今回は電圧帰還形オペアンプの回ぞなもし。刻むな、自分。

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OPアンプ大全を読む(15) セトリング時間、誤差を小さくするには待たないといけないのよ。

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Joseph Halfmoon

前回は、大振幅出力のとき周波数応答を「支配」するスルーレートを勉強しました。今回は出力信号が「期待される」誤差範囲に落ち着くまでの時間であるセトリング時間です。結構微妙な数字みたい。気になる用途のオペアンプもあれば、その辺気にせんでもええやろ、というものもあり?オペアンプ素人の年寄には事情が呑み込めませんのう。 “OPアンプ大全を読む(15) セトリング時間、誤差を小さくするには待たないといけないのよ。” の続きを読む