Pico三昧(44) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、ADC比較

Joseph Halfmoon

今回はADC(アナログ・デジタル・コンバータ)です。今回はRP2040とRP2350の仕様の比較というより「ADC設計の苦闘」の様子を垣間見るの回。よくよく見てみるとPicoのRP2040でもPico2のRP2350でもADCには手こずっている雰囲気が漏れ伝わってまいります。アナログ素人老人は詳しいことは分からんけど。

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Pico三昧(43) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SPI比較

Joseph Halfmoon

シリアル3兄弟「UARTI2C、SPI」の末尾を飾る?今回はSPIです。同期式全二重(半二重のMicrowireプロトコルにも対応)のSPIです。前2者よりも高速化容易。搭載ユニット数は2個、Arm社PrimeCellのIP搭載とRP2040とRP2350の差は無いように見えます。でもま、コマケー差はありーの。 “Pico三昧(43) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SPI比較” の続きを読む

Pico三昧(42) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、I2C比較

Joseph Halfmoon

前回はUARTでした。今回はI2Cです。今回も前回と同じようなことを書きます。RP2040でもRP2350でも搭載しているユニット数は2個。前回同様に微妙な相違です。その差は前回よりも小さいです。前回はまだRP2040で使えなかった端子がRP2350では使えるとか御利益があったですが、今回はフツーにしてたら何もない? “Pico三昧(42) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、I2C比較” の続きを読む

Pico三昧(41) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、UART比較

Joseph Halfmoon

前回GPIOの「違い」を眺めました。今回はUARTです。RP2040でもRP2350でも、搭載しているUARTのユニット数は2個。Arm社のIPであるArm PrimeCell UARTのまったく同じバージョンを搭載してます。「相違なんかない」と思いきや、「IPの外側で」微妙に差別化?してました。コマケー話なんだが。
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Pico三昧(40) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、GPIO比較

Joseph Halfmoon

過去回で何度も登場しているGPIOです。しかしRP2040とRP2350のGPIO機能をとりだして比較してなかったです。そこで今回は2チップのGPIO機能を表にして比べてみました。概ね「似たようなもん」ということで使えるのではないかと思います。しかし細かく見るとRP2350の方はいろいろと機能強化されています。 “Pico三昧(40) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、GPIO比較” の続きを読む

Pico三昧(39) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PWM比較

Joseph Halfmoon

今回は周辺回路PWMです。他のマイコンではタイマに付属するIO機能として実装されることが多いです。Pico系ではタイマとは独立、IO制御専用です。PWMという呼称ですが、PWM出力以外に入力信号のカウント機能によりパルス幅、周期の測定も可能。なおPicoとPico2での差はチャネル数と割り込みくらいかと。そんなもん?

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Pico三昧(38) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、リセット比較

Joseph Halfmoon

前回はクロックでした、今回はリセットです。クロックとかリセットとか一番最初にやるでしょ、というところ。PicoとPico2を調べ始めた最初の方で外部端子ということでちょいと触れていたので詳細は後回しになってました。しかしPico2はPicoの方式を踏襲して拡張してますがケッコー複雑。元のPicoから複雑だと。
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Pico三昧(37) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、クロック比較

Joseph Halfmoon

過去回で端子を調べたときにクロック源なども眺めたのでとっくに「やったような気」になっていたのですが、前回タイマ見て、肝心のクロックについて調べが足らないことに思い至りました。今回は外部端子から発振器、PLL、CGとその分配について改めて見ていきたいと思います。遠くからみると似たようなモン、だけれど随分と違うところあり。
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Pico三昧(36) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、タイマ比較

Joseph Halfmoon

今回はタイマです。伝統的な多くのマイコン(シングルチップ・マイクロコントローラ)では、タイマと言えばインターバルを与えたり、ワンショットで時間を測るなどの機能に加え、キャプチャやコンペア・チャネルを備え入出力を制御したり、他の周辺回路のボーレートを与えたりとブラックな働きぶり。しかしラズパイPico系ではホワイト?

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Pico三昧(35) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PIO比較

Joseph Halfmoon

前回は「昔ながらのマイコンならシリアルのSだけれど、ラズパイPico一族ではシングルサイクルのS」であるところのSIOでした。今回も同様、「昔ながらのマイコンならパラレルのPだけれど、ラズパイPico一族ではプログラマブルのP」なPIOです。プログラマブルなステートマシンによりIO機能を実現するもの。 “Pico三昧(35) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、PIO比較” の続きを読む

Pico三昧(34) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SIO比較

Joseph Halfmoon

ラズパイPico/Pico2の用語は、昔ながらのマイコン屋からすると異なっており、その「文化的な背景の違い」を感じることがあります。今回眺めてみるSIOもそんな用語の一つです。SIOといったら、昔のマイコン的にはSerial I/Oですが、ラズパイPico/Pico2ではSingle cycle I/Oです。 “Pico三昧(34) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SIO比較” の続きを読む

Pico三昧(33) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、XIP比較

Joseph Halfmoon

前回比較したのは主記憶SRAMでした。今回は命令コードや固定データがおかれている筈のFlashです。ただしラズパイPico/Pico2の場合、FlashはQSPI接続されているので、そのままでは主記憶にはなりませぬ。その出来ないところを埋めてさもインプレースで実行できるように見せかけてくれるハードウエアがXIPです。 “Pico三昧(33) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、XIP比較” の続きを読む

Pico三昧(32) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、SRAM比較

Joseph Halfmoon

今回比較するのは主記憶SRAM。データでもコードでも置ける普通のSRAMです。PicoのRP2040では合計264KB、Pico2のRP2350では合計524KB。でも違うのは容量だけではないみたい。バスとの接続、パワードメイン、セキュリティといろいろ差異ありっと。でも気にしなければ通り過ぎることも可?ホントか?
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Pico三昧(31) ラズパイPico2:RP2350、Pico:RP2040、DMAC

Joseph Halfmoon

前回はPico2とPicoの内部バスを比較してみました。似ているけれどもコマケー違いは多々あり。概ねPico2の方が強化されとります。今回拝見するのはDMAです。これまたよく似ているけれどもPico2の方が強化されている?でもね、データシート的には「左遷」されている感じがしなくもないです。どうしたDMA。

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