第42回で「開発時に使うけど実行時には使わないソフトウエアを主に」などと方針を述べたのですが、この Mbed というWebベース(クラウド)の開発環境については実行時に必要なソフトウエアを抜きに語ることはできません。
Mbed-OS
という ”RTOS” があること前提の開発環境だからです。また、ブラウザ画面の中で開発ができる、という便利さの反面、当然、制約事項もあります。しかし、そこも含めて結構良く考えられている環境ではないかと思います。
デバイス作る人>>デバイス使う人>>デバイスおたく
第2部開発ツール編行きますと自分で書いたものの、「いや~面倒くさいね~」とちょっと手を付けかねていました。新規の(私が使ったことがない)開発ツールをやるとなると、ビルドして実機で動かすことくらいはやっておきたいです。すると開発ツールをインストールするだけでなく、ツールの使い方を調べ、片やターゲットのMCUを調べ、MCUを搭載したボードの回路など調べて、と準備が結構大変。サンプルプログラムくらいはどこかで公開されているにせよ、いわゆる「Lチカ」やるだけでも勉強しないとならない(読まなければならないドキュメント)ことが多すぎ、と思っていたら最近は全然そんなことは無い環境があるのでした。年寄りは目から鱗。
このごろ高齢者を対象にした「実証実験」のニュースを頻繁に目にします。この手の実証実験、昔からあることにはあったと記憶しているのですが、最近どうも増えている、いや増えすぎな気もします。昨日、IoTネタの方で投稿した件でも2件、高齢者向けの実証実験が含まれていました。それらを当方の勝手にてざっくり分類させてもらうと
といった感じでしょうか。本日は2018年から2019年にかけて実施されたか、実施中の各種実証実験をいくつか調べてみたいと思います。