前回に引き続き、MicroPythonにおける「フルPythonにおける numpy 的な」演算ライブラリ ulab の機能を試用して行きたいと思います。今回のお題は「連立方程式」であります。別投稿にて「解答済」の問題があるので、MicroPythonでも解いてみようという趣向。しかし、今回は実装の違いによる問題に躓いてしまいました。トホホ。
モダンOSのお砂場(21) FreeRTOS、Mutex排他制御の効果が「分かる」サンプル
今回はRTOSでは避けて通れない排他制御を実験してみます。それも「排他制御無」だとこんなに動作が「ボロボロだ」と実感できるサンプルを作ってそこに排他制御(mutex)を導入し、「解決できた」ところを見ようという野望です。タイミングとかいろいろあるし、そんなに上手くサンプルプログラムを作れるのか。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(31) スマホアプリで回路の宿題
アナログを基礎からやり直すべく、前回より、アナデバ社(ADI社)のStudentZoneの記事を開設記事から順番に読ませていただいとります。実験やりたいのですが、最初のほぼ1年分ほどは読み物記事が続きます。でも毎回課題が出されるので宿題やらないと。でもね、数学というか算術が辛いんだ、年寄りには。そこで「お手軽ツール」の範囲を拡張。
IoT何をいまさら(83) M5Stack ATOMLite、MQTTでnode-RED接続
先週の投稿で、M5Stack社の超小型デバイスATOM Liteのスタンドアロンでのお試しプログラムを動作させました。本日は、余勢をかって?WiFiネットワークに接続し、Node-REDダッシュボードにMQTT接続いたします。他のデバイスで何度となくやっているので新味はありませんが、これをやらないとATOM Liteの意味がない? “IoT何をいまさら(83) M5Stack ATOMLite、MQTTでnode-RED接続” の続きを読む
連載小説 第29回 「4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出」
<これまでのあらすじ> サイコーエジソン株式会社9年目のIC営業部海外営業課の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを海外に売っているんですよ。でも、もう大台に乗ってしまいました。私の人生どうなっていくの?
第29話 グラフィックICのベンチャーはお金が足りなかった
ブロックを積みながら(9) BLE LED service、スマホアプリ作成
前回、micro:bit上でサポートされるBLEのサービスの一つであるLED serviceを走らせ、スマホから操作してみました。しかしスマホ側のアプリが「ショボい」上に LED serviceの「売り」である任意のパターンをマトリックスLED上に表示させる機能に対応していませんでした。今回はスマホアプリの方にてこ入れをしてマトリックスLEDに対応させます。
鳥なき里のマイコン屋(116) M5ATOM Lite到着、ビルド環境セットアップ
無線通信機能が無いボード類を無線ネットワークに参加させるべく、適当なデバイスを物色していたのであります。今回購入してみましたのは、M5Stack社のATOM Liteというデバイスです。ちゃんとシャーシに入っていますが24mm角の小ささ。とりあえず第1回は開発環境をセットアップし、単品にて動作確認いたしました。 “鳥なき里のマイコン屋(116) M5ATOM Lite到着、ビルド環境セットアップ” の続きを読む
ブロックを積みながら(8) micro:bitのBluetooth serviceの使用。
昨日は Bluetooth ではない Radio の方で終わっていたので、本日こそ Bluetooth を使ってみたいと思います。MakeCodeでは、いくつかのBluetoothサービスのBlockが用意されています。それを利用してみたいと思います。今回は led serviceというものを使用、micro:bit と スマホをペアリングし、スマホからの指示で micro:bit に Hello World させようという趣向です。
ブロックを積みながら(7) micro:bitの無線、RadioとBLE、整理してみました
Pi PICOに続きmicro:bit v2も品薄ということで買えません。それで最近 MicroPythonで運用してきたmicro:bit v1.5 をMakeCode環境に引き戻し「ブロックで」プログラムすることにいたしました。Bluetooth LEを使いたかったから。しかし、気付いてみれば知らなかった事多数。世の中の進歩は速い。今回は micro:bit の無線に関わるプログラミングについて整理してみました。 “ブロックを積みながら(7) micro:bitの無線、RadioとBLE、整理してみました” の続きを読む
MicroPython的午睡(8) M5StickV、ulab行列積、timeitデコレータ
前回の作業でM5StickV用のMicroPython(MaixPy)のセルフ開発環境が「整った」ので、早速例題をやってみたいと思います。micro:bit上のMicroPythonでは「やる気も起きなかった」計算量やらメモリ量やら必要なもの。当然ながら時間計測もしたいです。ドキュメント読んでいるうちにデコレータ使って時間計測している技を発見。早速使わせていただきます。 “MicroPython的午睡(8) M5StickV、ulab行列積、timeitデコレータ” の続きを読む
MicroPython的午睡(7) M5StickV, MicroPython再々復活
最近のmakersなのかSTEMなのかの盛り上がりの余波で、今だRaspberry Pi PICOもmicro:bit V2も買えておりませぬ。そのためmicro:bit V1.5のBTネタへの移動にともない、本MicroPythonシリーズはM5StickVに担当してもらうことになりました。春の人事異動か? “MicroPython的午睡(7) M5StickV, MicroPython再々復活” の続きを読む
連載小説 第28回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社9年目のIC営業部海外営業課の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。わけあって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICを海外に売っているんですよ。でも、もう大台に乗ってしまいました。そして独身のまま・・・(焦)。
お手軽ツールで今更学ぶアナログ(30) ADI社宿題、出来なかったら落第!
前回、アナデバ社の文書(教材というべきか)を死ぬまでに一通り読みたいなどと希望を述べました。なんとか読んでおります。そして堅い技術文書に見せかけながら、実はユーモアというか、ウイットに富むというか面白いことが書かれているのに気づきました。それも回路の課題の中に。回路にお笑いをぶち込んでくるADI社流石だ。
トホホな疑問(32) .ino ファイル内のリソース参照、どうするのがよろしいの?
Arduino環境で使用される .ino 拡張子のスケッチとよばれるファイル。細事にとらわれずお手軽に書けるのでお気に入りです。しかし、普通のC++のようでいてちょっと違うところもこれあり。今回は、.inoファイル内部の関数とか変数とかに普通の.cppのクラスからどうアクセスするのがよいか、チトやってみました。