今更ですがモバイル機器全盛のご時世なので、3V系や5V系の電池電圧から昇圧して高い電圧を供給してくれるDC-DCコンバータが綺羅星のごとくに存在します。その中で今回はTI製のTPS65131「デュアル正負出力」タイプを搭載したモジュールを使ってみます。電池から±12Vの両電源を作れる一品。 “部品屋根性(84) TPS65131、デュアル正/負出力DC-DCコンバータ、TI” の続きを読む
オプション沼(5) gccに-Sオプションつけて、アセンブラ出力を愛でてみる
今回は gcc の -S オプションを使ってみます。「もっとも狭義の」コンパイル、アセンブリ言語ソース生成までで処理を止めるもの。コンパイラのお仕事を途中で止めておくオプションでも -c はよく使うとおもいますが、-Sはあまり使わない気がします(個人の感想デス。)アセンブリ言語ソースを読まねばいられない人は別にして。
連載小説 第117回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出
<これまでのあらすじ>
サイコーエジソン株式会社の詠人舞衣子(よんびとまいこ)です。訳あって4ビットAIを内蔵しています。心理学科卒文系女子ながら先端技術製品のICの営業に携わっています。米国現地法人のSS-Systemsを経て、今はミュンヘンにあるヨーロッパ現地法人のEdison Europe Electronics GmbHに勤務しています。世界中で携帯電話の普及というビジネスの波が起こっていました。我々の半導体製品もその波に乗って大忙しです。そこへ液晶表示体と水晶製品のビジネスも統合され、更に大忙し。でも、携帯電話ってジェットコースターみたいなビジネスでした。 “連載小説 第117回 4ビットAI内蔵 “詠人舞衣子” の思い出” の続きを読む