お手軽ツールで今更学ぶアナログ(191) 同調アンプの入力にハイパスフィルタ

Joseph Halfmoon

アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習5回目です。「同調アンプ」引っ張るな~と思っていましたが「3月号」の実習はこれで完了です。手抜きだけれども。今回は初回のシンプルな同調アンプに立ち戻って、入力にハイパスフィルタを挿入してみよとの思し召しです。

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※学生でもないのに勝手に実習をさせていただいておりますアナデバ様の記事が以下です。アナデバ様的にはアナデバ製ADALM2000ツールを使って実習せよ、との記事ですが、当方持ち合わせなく、Digilent製Analog Discovery2利用であります。

ADALM2000による実習:同調アンプ段の動作

今回は上記3月号の実習5回目。「入力段に2極のハイパス・フィルタを付加する」と見出しがついているセクションです。

また記事末尾の問題の回答記事(英文のみ)が以下に

March 2024 StudentZone Quiz Solution

先ずはLTspiceでシミュレーション

入力にHPFを挿入した回路が以下に。いろいろお指図あるものの、後の実験の都合もあり、手元にある部品の定数をハメ込んでます。wHPF_sch

そのときの周波数特性(ボード線図)が以下に。wHPF_sim

怖れ多いことなんだが、「手順」のところに一か所不審な点を発見。1か所引用させていただきます。

カップリング・コンデンサC4を介してQ1のベースにオシロスコープのチャンネル2を接続

ううむ、図9の回路図の話であれば「Q1のコレクタ」でないのかしらん?

BTW、念のためHPFを挿入しなかったときの回路とその特性が以下に。woHPF_sch

シミュレーション結果woHPF_sim

ビミョ~。

挿入したHPF(ハイ・パス・フィルタ)単体特性

念のため、フィルタ単体の特性をみるための回路。HPFsch

その特性HPFsim

現物回路

現物回路は、±5V電源で電位差10V設定だと電流容量超えてしまうので、+5V単一電源に端折ってしまいました。ダメじゃん、シミューレーションと違うし。wHPFdut

その周波数特性測定結果が以下に。wHPF5v

まあ、雰囲気は出ている?いい加減だな。

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