Common Lispの系譜を継ぐマイコン上のuLispをラズパイPico2上で練習中です。前回まで算術演算系の関数どもを練習してきましたが、今回の「大小比較」で一段落かと。前回はコマケー話で、Common LispとuLispの違いが見えてしまいましたが、今回は平穏無事、波風立たず。
※Lispと一緒 投稿順 index はこちら
※実機確認は Raspberry Pi Pico2で行ってます。
※使用させていただいとります uLisp のバージョンは 4.6b (Arm用)です。
※uLispとCommon Lispとの動作比較のために使わせていただいている処理系は以下です。
SBCL 2.2.2 (SBCL = Steel Bank Common Lisp )
数値の大小比較
今回練習してみるのは数値の大小比較のための関数どもです。
-
- 不一致(/=)
- 一致(=)
- 小なり(<)
- 小なりイコール(<=)
- 大なり(>)
- 大なりイコール(>=)
以上の6種です。uLispが扱える数値としては、整数または浮動小数(単精度)です。uLispもCommon Lispも、整数または浮動小数を「混ぜても」比較はやってもらえます。
一致、不一致
(/= 1 1.0)はNIL、(= 1 1.0)はTと、整数1と浮動小数1.0は一致と判定されとるみたいです。
uLispでも挙動は同じね。よかった。
大なり、小なり
波乱もなく完了。