
前回、アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年1月号(日本語版)の実習4回目でまさかの「お手軽ツール」不調。虎の子のツールの不調に慌てふためきました。調べてみたらば何のことはないです。原因判明。ケーブル取り替えたら復旧したみたい。そこで前回できなかった実機波形を現物で取得。
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※学生でもないのに勝手に実習をさせていただいておりますアナデバ様の記事(日本語版)が以下です。
Analog Discovery 2不調の原因
当方では、アナデバ様ご指定の学習用計測ツールADALM2000でなく、Digilent社製Analog Discovery 2を使用してます。長年?酷使してきました。虎の子ツールが、前回は遂に壊れたかとちょっと慌てました。
しかし、多分ということで、USBケーブルを交換したらば何のことはない復旧しましたです。まあ、USBケーブルのコネクタのところ、力がかかると断線しやすいので、ケーブルが折れたりしないように配慮してきたつもりだったのですが「ものみなこわれる」の理には逆らえず。。。
USBケーブルを交換した後、動作確認用に2倍の反転増幅器を構成(OP07使用)して得た波形が以下に。
この波形が欲しかったんだ。
AD2復旧したようなので、前回積み残しの回路を演習。
前回積み残しの回路
黄色の円内の設置とR4とR5の部分、アナログ素人老人にはその効果がサッパリ理解できず、納得イカネ~などとむくれました。実機に聞くべしということで、黄色のGNDの有無で異なるのか否か(多分異なるケド)、観察してみました。
現物回路が以下に。以下の黒矢印のところにジャンパを飛ばせば上の回路図通り、ジャンパを抜けば、GND無の中間電位(だいたい0V付近)です。
まあ、予定通り「非安定マルチバイブレータ」動作をしております。周波数は約281Hzとな。
こちらも「非安定マルチバイブレータ」動作は変りませぬ。しかし、周波数は約243Hzと若干低い。
R4、R5の抵抗の回路、何か深い意味があるのか?次回、デューティ比調整回路を上記回路に追加したらば理由が分かるのか?素人老人の混迷は深い。なんじゃそりゃ?