
溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDF、以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回読ませていただくのは29ページ。「3.2 一階微分方程式 3.2.3 線形」です。当方でも何度となく一階線形微分方程式、練習したような朧げな記憶。「演習ノート」の方針と過去回のお惚け老人の結論は一致?ホントか?
※ MaximaおよびそのGUIであるwxMaximaの以下バージョンを使用させていただいております。
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- wxMaxima 22.04.0
- Maxima 5.46.0(x86_64-w64-mingw32)
- SBCL 2.2.2 (SBCL = Steel Bank Common Lisp )
※ Maxima を使った物理数学基礎演習ノート は以下のバージョンをダウンロードさせていただきました。
令和4 年3 月 第八回改訂
一階線形微分方程式
一階線形微分方程式については、各種の「形状」に対して複数回の練習をした記憶があり。その結論とでもいうべき過去回が以下であります。
忘却の微分方程式(133) 反復練習96、一般の一階線形微分方程式、Maxima
上記では、上のアイキャッチ画像に掲げましたる「解の公式」を仰ぎ見た後、以下の結論にいたっておりました。
ode2()関数にお願いすれば、解の公式は覚えなくても大丈夫。
忘却力の老人にとってはありがたい限りのode2関数です。だいたい解の公式があるといっても計算メンドイです。自力で適用しろと言われたらお惚け老人は多分確実に計算間違えるでしょう。
一方、「演習ノート」から一か所引用させていただくと
desolve 関数では全く解けなかった。一方、ode2 関数ではよい結果が得られた
ということであります。まあ、こちらでもode2関数の強力さが光ってます。
意見は一致、しているみたいなので(ホントか?)今回は演習などパスと。手抜きだよ。