メンドそうなので「後回し」にしていたものの一つに RTL-SDR があります。ソフトウエアラジオ業界の「価格破壊」的USBドングルです。ただ低価格だけれどパチモンも多いらしいのでちょっと不安でもあります。今回「純正」のつもりのドングルと「初心者用」ロッドアンテナを入手。Tokyo FMを受信OK、一撃じゃん。
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RTL-SDR
価格破壊の遠因は、テレビのデジタル化にあったのでしょうか?大量に製造され価格が「こなれた」チップから生のI/Q信号を取り出せることを偉大な先達の方々が見つけ出し、それを「汎用」ソフトウエアラジオ受信機(送信は出来ません、勿論)にしたて上げたみたいです。詳しいことはおいおい調べていきたいと思います。
これを使えば各種の無線信号を観察できるっと。ただメンドクセーのではないかと食わず嫌い。意を決して購入させていただいたところ、ラジオを受信するくらいなら「舗装道路」です。結構簡単、一撃っす。
なお、御本家 RTL-SDR.COM 様によると、2023年の出荷分から「黒い筐体」のドングルに変更されているみたいです(パチモン対策?)
ドライバとSDR#ソフトウエアインストール
基本、RTL-SDR.COMの以下のページを読みながらステップを追っていけば、ほんの数分でFM放送受信できるところまで行きつきましたです。
上記に記述されているとおり、このドングルを使ってラジオを受信するための定番ソフトウエア SDR# をダウンロードするところからです。当方OSはWidows11です。
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- ZIPファイルをダウンロード後解凍。解凍した先からそのまま実行可能みたいなので所望の場所に配置するのがよかろうと。
- フォルダ内に存在しているインストール用のBATファイルを実行。これによりRTL-SDRを制御するためのものらしい dllファイルとZadigがダウンロードされます。当方Zadigは毎度お世話になっておるのですが、かまわずダウンロード
- ドングルをUSBポートに接続した後、Zadigを起動し、ドライバをインストール
当方環境でZadigを起動したところが以下に。ドングル刺してもDriverはNONEでした。これをWinUSBに変更。QUICK STARTにあるようにインタフェースの選択は気をつけよ、と。Bulk-InでもInterface 0 だと。
Install Driverを押してしばらく待てば成功とな。
SDR#ソフトウエアの起動
QUICK STARTに書かれているようにSourceをRTL-SDR USBに設定
デフォルトでFM放送受信用になっていたので、右矢印ボタンを押せば設定直後からザーっと雑音が聞こえます。スピーカのボリュームは事前に下げておいたほうがよろしいかと。そして歯車マークからRFゲインを調整。周波数を設定。
Tokyo FMを受信したところが以下に。
あ、ドングルにアンテナを取り付けるのを忘れずに、私はロッドアンテナ付きのパッケージを購入、SMAケーブルで接続は簡単。FM放送受信は1m弱のロッドでOKかと。