ここ３回ほどnode-red-contrib-web-worldmapを使用中です。今回はworldmapの「落穂拾い」くらいのつもりでいたらいけません。convex-hullノードは「予定通り」の動き、しかしtracksノードはあきまへん。使い方分からんの～。まあ、分かったところまででお茶を濁すの回であります。
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※動作確認にはRaspberry Pi 3 model B+のRaspberry Pi OS(32bit)上にインストールした以下を使用しています。
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- Node-RED v2.0.5
小ネタその１、地図上に右クリックでMarker設定
前回はズームしたり、パンしたりする地図操作をworldmap-inノードで捕捉してました。また、地図上に図形を描画したりすることもできることを確認してます。
マニュアル読むと、地図上の右クリックでMarkerを設定（お名前をつけられる）機能がある筈なのですが、やってみたら動きません。なんでと思ってよく見たら、worldmapノードの中のスイッチがDisableになってました。設定タブからEnableにするところが以下に。
上記のように設定後、地図上で右クリックすることで以下の画面のようにMarker設定用のポップアップが出現します。ここにテキトーなお名前をつけてEnterすればマーカーが設定されます。
こんな感じね。
勿論、前回同様、worldmap-inノードで見張っていれば、以下のようにpointの位置も分かります。（以下のキャプチャは上記の場所とは異なります。）
小ネタその２、convex-hullノードを使ってみる
locationカテゴリの中のノードは以下のようです。
今回は「残りの」tracksとconvex-hullの両ノードを使ってみる回のつもりですが、あきまへん。tracksノードが言うことを聞いてくれません。どうしたら良いの？ ま、とりあえず動作したように見える convex-hullノードの挙動を報告します。
使用した実験フローは前々回あたりから使っている以下にノードを追加したもの。
convex-hullノードを設置し、３地点をworldmapとconvex-hullに「パラに」与えるようにしました。convex-hullの出力もworldmapに接続してます。
convex-hullノードに与える地点の情報は以下のようなJSONです。緯度、経度以外にアイコンを設定している程度。
一点送信した時点ではConvex-hullの効果はまだないですが、２点目で効果が出ます。こんな感じ。２点を結ぶ線分が現れました。
３点目を送信すると、このように３角形が描画できました。
convex-hullで多角形の描画は出来るのだけれど、ベジェ曲線の描画が出来る筈のtracksが動かないのは何故？