前回はLINEのmessaging-APIを使わせていただきNode-REDからLINEに通知が来て嬉しかったデス。しかし毎時報告すれば無料送信可能な上限を超えることは必定、予算は無いしと。だったら自前のメール使えばいいんじゃね、と。「無料」で使い放題だし(実際は固定費がかかっているのだよ。)ちょっと昔風だけれども。
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※動作確認にはRaspberry Pi 3 model B+のRaspberry Pi OS(32bit)上にインストールした以下を使用しています。
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- Node-RED v2.0.5
node-red-node-email
今回のノードは node-red-node-email です。contrib ではないのでnode-red様のご提供?ということになるのかいな。解説ページが以下に。
似たようなお名前の node-red-node-email-variable というノードも存在しているのですが、内容も基本線は似たような感じ。後の方を読んでみると違いもありそうなんだけれども。。。ドッチがどっちなんだか、よくわからないのでとりあえず今回は最近もよくメンテされているみたいな node-red-node-email ノードの方を使わせていただいております。
ノードのインストール
インストールそのものは、「パレットの管理」メニューから可能でした。Node-REDエディタの右上の三本線のMenuからね。
node-red-node-emailで検索すればこんな感じです。
今回実験のフロー
またまた、今回実験のフローは伝統の「Hello World.」です。node-red-node-emailをインストールすると、下のようにパレットに「ソーシャル」というカテゴリが現れ、3個のノードが追加されてます。その一番下の上流からのmsgを受信するだけで出口の無いノードを試用してみます。フローは横にある通りのもの。
まず、テスト用のメッセージをInjectノードで作ってます。msg.payloadは伝統の「Hello World.」です。メールのタイトルは msg.topicに載せます。
さて、emailノードの設定です。塗りつぶしだらけでどこかの「公開資料」みたいになってますが、メールの設定なので許してね。内輪のサーバーのSMTPアカウントに接続して私のメールアドレスにメールを送信するように設定しています。
フローを実行
設定してしまえば実験は簡単。Injectノードのボタンをつついてみるだけ。
おお、NodeRedからHello World.が届きましたぞ。あたりまえか。