アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』の2024年3月号(和文版)実習5回目です。「同調アンプ」引っ張るな~と思っていましたが「3月号」の実習はこれで完了です。手抜きだけれども。今回は初回のシンプルな同調アンプに立ち戻って、入力にハイパスフィルタを挿入してみよとの思し召しです。
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※学生でもないのに勝手に実習をさせていただいておりますアナデバ様の記事が以下です。アナデバ様的にはアナデバ製ADALM2000ツールを使って実習せよ、との記事ですが、当方持ち合わせなく、Digilent製Analog Discovery2利用であります。
今回は上記3月号の実習5回目。「入力段に2極のハイパス・フィルタを付加する」と見出しがついているセクションです。
また記事末尾の問題の回答記事(英文のみ)が以下に
March 2024 StudentZone Quiz Solution
先ずはLTspiceでシミュレーション
入力にHPFを挿入した回路が以下に。いろいろお指図あるものの、後の実験の都合もあり、手元にある部品の定数をハメ込んでます。
怖れ多いことなんだが、「手順」のところに一か所不審な点を発見。1か所引用させていただきます。
カップリング・コンデンサC4を介してQ1のベースにオシロスコープのチャンネル2を接続
ううむ、図9の回路図の話であれば「Q1のコレクタ」でないのかしらん?
BTW、念のためHPFを挿入しなかったときの回路とその特性が以下に。
ビミョ~。
挿入したHPF(ハイ・パス・フィルタ)単体特性
現物回路
現物回路は、±5V電源で電位差10V設定だと電流容量超えてしまうので、+5V単一電源に端折ってしまいました。ダメじゃん、シミューレーションと違うし。
まあ、雰囲気は出ている?いい加減だな。