前回まで文書ばかり読んでいたので実機をいじりたくムズムズ。たまたまMicroPythonのサイトみたらば、以前試用させていただいたときにはまだPreview版だったPico2用のバイナリがReleasesになってました。それどころか以前不在だったRISC-Vモード用もリリースになってました。これは使ってみるしかない!
※Pico関係投稿一覧は こちら 『Pico三昧』は一覧の末尾付近にひっそりと。
※Pico2対応のMicroPython処理系(バイナリ、uf2形式)は以下のURLからダウンロード可能です。
https://micropython.org/download/RPI_PICO2/
9月の過去回
以下の過去回では、ラズパイPico2上のMicroPython(コアはArm Cortex-M33用)をインストールしてLチカしてます。
Pico三昧(24) ラズパイPico2、MicroPythonで吉例Lチカ
このときのバージョンは1.24.0 であり、まだ Preview 扱いでした。また、Arm用のバイナリは存在するものの、RISC-Vモードはタイトルに痕跡があるだけでした。しかし、11月も下旬になろうとする現在、状況は大きく変わりました(どうした?)
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- Pico2用のMicroPythonにリリースビルドが用意されていた(先月10月のうちに。)バージョンは 1.24.0 で9月にインストールしたものと変わらない。
- Armモード版だけでなく、RISC-Vモード版もバイナリが存在する
早速RISC-Vモード版をインストール
.uf2形式のバイナリであるので、Bootボタンを押しながらPico2をUSB接続し、現れた「ドライブ」に以下のファイルを放り込んでやってインストールは完了です。
RPI_PICO2-RISCV-20241025-v1.24.0.uf2
RISC-Vのようです。まあ、MicroPythonからなのでArmだろうが、RISC-Vだろうが表面的には一緒です。
まずは modules 一覧を眺めてみます。ぜんぜんフツーじゃねえか。
platform.platform()関数を実行してみたところが以下に。
もちろん、Arm用のMicroPythonで動いていた吉例Lチカのコードなど、問題なく走ります。RISC-VでもPico2できそうやんけ。やるしかない?