
アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年1月号(日本語版)です。アナログ入力信号をPWM(Pulse Width Modulation)出力信号に変換?する実習2回目です。前回、LTspiceシミュレーションで終わっていたので、今回は実機で波形を確認。今回もお茶を濁しておるのだな、自分。
※「お手軽ツールで今更学ぶアナログ」投稿順 indexはこちら
※学生でもないのに勝手に実習をさせていただいておりますアナデバ様の記事(日本語版)が以下です。
アナデバ様の元記事はアナデバ製測定ツールADALM2000を使えとの思し召しですが、当方Digilent製Analog Discovery 2を使用です。まあ、コマケー話を除けば、だいたい同じようなことが出来るみたい。
回路図再掲
回路図が無いと何だか分からないので、前回のシミュレーション用回路図に赤字で説明を加えたものを以下に掲げます。
回路は超簡単。OP07をコンパレータとして使っているだけ。実機実験の入力信号は上記と同じ1.0V~4.0Vの間の正弦波です。OP07は両電源のオペアンプですが、Vnは0V、Vp側は5VでOKとな。
こうしてみると「キャリア信号」として与えている三角波がPWM波形生成のキモですな。「いい感じ」の三角波を生成できないとPWM波形の生成など、絵に描いたモチ?
ブレッドボード上に組み立てた回路
ほぼほぼOP07を1個置いただけの回路っす。
さて上記に、シミュレーション同様の電源と入力波形を与えて観察できた波形が以下に。
勿論、黄色が入力の正弦波波形、青色が出力のPWM波形(値が大きいときにPWMのデューティが小さくなる)です。
まあ予定通りの動作をしている感じ。次回はシミュレーションと実機を一回でやれよ、自分。