
前回は、着弾のRaspberry Pi Pico 2 W ボード (無線LAN)とWS100S-EVB-Pico ボード(有線LAN)の2枚のボードにピンヘッダをはんだ付けしたところで終了。老眼の目も復活したので、本日は「火を入れ」て行きたいと思います。まずはRaspberry Pi Pico 2 Wから。
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Raspberry Pi Pico 2 WへのMicropythonインストール
お手軽に動作確認(WiFi登載ボードであるので当然WiFi使った動作で)をするために、毎度お世話になっておりますMicroPython処理系をインストールさせていただくことにいたしました。 流石、ラズパイ財団純正ボードであります。以下のページから最新版の処理系のバイナリ(uf2形式)をダウンロードすることが可能であります。
https://micropython.org/download/RPI_PICO2_W/
ダウンロードしてボードに書き込んだのは以下のファイル名のバイナリです。
RPI_PICO2_W-20250911-v1.26.1.uf2
なお、使用方法については以下のドキュメント内にネットワークの使い方を含む記述があります。
https://docs.micropython.org/en/latest/rp2/quickref.html
インストール済Micropython処理系のだいたい
動作確認は、例によってThonny IDEから行いました。起動後に表示される処理系のグリーティングメッセージが以下に。
最新の安定版みたいです。
「いつもの」者共が備わっている雰囲気デス。
Flashの余ったところをストレージに割り当てた、ファイルシステムの容量が以下に。まあ、潤沢ではないけれども、無いよりはまし。
無線LANの動作確認
以下のWiFiの動作確認用のスクリプトで、手近な無線LANのアクセスポイントに接続してみます。
アドレスやパスワードなどローカルな設定はピンクの箱で潰してあります。
6秒ほど待ちましたが、ローカルなAPに接続が確認できました。ま、当然か。