Pico三昧(60) ラズパイPico 2 W、WiFi登載、Micropython起動

Joseph Halfmoon

前回は、着弾のRaspberry Pi Pico 2 W ボード (無線LAN)とWS100S-EVB-Pico ボード(有線LAN)の2枚のボードにピンヘッダをはんだ付けしたところで終了。老眼の目も復活したので、本日は「火を入れ」て行きたいと思います。まずはRaspberry Pi Pico 2 Wから。

※Pico関係投稿一覧は こちら

Raspberry Pi Pico 2 WへのMicropythonインストール

お手軽に動作確認(WiFi登載ボードであるので当然WiFi使った動作で)をするために、毎度お世話になっておりますMicroPython処理系をインストールさせていただくことにいたしました。 流石、ラズパイ財団純正ボードであります。以下のページから最新版の処理系のバイナリ(uf2形式)をダウンロードすることが可能であります。

https://micropython.org/download/RPI_PICO2_W/

ダウンロードしてボードに書き込んだのは以下のファイル名のバイナリです。

RPI_PICO2_W-20250911-v1.26.1.uf2

なお、使用方法については以下のドキュメント内にネットワークの使い方を含む記述があります。

https://docs.micropython.org/en/latest/rp2/quickref.html

インストール済Micropython処理系のだいたい

動作確認は、例によってThonny IDEから行いました。起動後に表示される処理系のグリーティングメッセージが以下に。MicroPythonVersion

最新の安定版みたいです。

さて、デフォルトで含まれているモジュール共のお名前を確認。modules

「いつもの」者共が備わっている雰囲気デス。

RAM容量を確認したところが以下に。こんなもんでしょ。RAM

Flashの余ったところをストレージに割り当てた、ファイルシステムの容量が以下に。まあ、潤沢ではないけれども、無いよりはまし。Storage

無線LANの動作確認

以下のWiFiの動作確認用のスクリプトで、手近な無線LANのアクセスポイントに接続してみます。WLANtestScripy

アドレスやパスワードなどローカルな設定はピンクの箱で潰してあります。

上記を実行した結果が以下に。connected

6秒ほど待ちましたが、ローカルなAPに接続が確認できました。ま、当然か。

Pico三昧(59) ラズパイPico系、無線LAN登載ボードと有線LAN登載ボード へ戻る

Pico三昧(61) W5100S_EVB_PICO、有線LAN、Micropython起動 へ進む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です