お手軽ツールで今更学ぶアナログ(128) MOSFETとOPAMPでアクティブ整流器

ActiveRecti_circuit
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年6月号の実習初回です。例によって初回はLTspiceでお茶を濁すの回です。6月のテーマはアクティブ整流器です。Pch MOSFET ZVP2110AのゲートをオペアンプAD8541で開け閉めして整流するもの。
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手習ひデジタル信号処理(61) Scilab、伝達関数H(z)からゲイン線図、Fs対応版

gainPlot
Joseph Halfmoon

前回は暫定版ですがFFT表示用の関数を作って多少お楽に。今回は以前から忸怩たる思い?をしてきた伝達関数からゲイン線図をプロットする方法を「改良」したいと思います。いつも正規化周波数に対するプロット。カッコイイお作法ではあるものの、具体的な周波数が入らないとイメージがわかない年寄です。実サンプリング周波数を与えたいです。

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ブロックを積みながら(94) Node-RED、serial-requestノード

SerialRequestFlow
Joseph Halfmoon

前回、serial-outノードを使ってNode-REDからシリアルポート(UART)へデータを送出してみましたが、in/out の共存はなんだかよろしくなかったです。今回は、シリアル相手に「いってこい」してくれるserial-requestノードを使ってみます。これがなかなか具合がいいです。そして in/outとの共存もOKみたい。大丈夫か?

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うさちゃんと一緒(30) Z80の魔改造? Rabbit4000でtelnetその2

TelnetSessionMark0
Joseph Halfmoon

前回うさちゃんRabbit4000とラズパイ4の間でtelnet接続成功したものの、通信の様子を「遠くから眺めた」だけで終わってました。今回は例によってwireshark使ってパケット毎に観察していきます。生のパケットの中身を覗くとうさちゃんが「あれはやるな、これもダメ」と文句垂れてることに気づきました。わがまま?

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IoT何をいまさら(109) Xiao ESP32C3をNodeREDからMQTTでLチカ

NodeREDdashboardLEDswitchON
Joseph Halfmoon

前回は、Seeed社XiaoシリーズのRISC-VコアESP32C3搭載機からMQTTメッセージをPublish、NodeREDサーバでメッセージを受領、PCブラウザ上に表示しているNodeREDダッシュボード上に表示しました。今回はダッシュボードのスイッチのON/OFFでXiaoESP32C3にとりつけたLEDを点滅させてみます。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(91)ARM64(AArach64)、ロードストア命令その2

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Joseph Halfmoon

前回、Armのロードストア命令のアドレシングモード複雑怪奇、などと書きながら、今回実習に使用いたしますのは「ベース+オフセット」一択です。人生複雑にしたくない人はそれが一番、違うか。ロードストアは1命令テストするのにもメモリを用意しないといけないので、準備のCのコードがメンドイのよね。文句が多いな。
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MicroPython的午睡(80) STM32F401RE版、タイマ駆動でADサンプリング

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Joseph Halfmoon

第77回でビルドしたNucleo-F401RE用MicroPython、Pyboard用のpybモジュールを搭載(第78回)。pybモジュールはいろいろ強力な機能を搭載。その一つがタイマ駆動のADサンプリング機能です。Pyboard上では2チャンネルを210kHzでサンプリングできると。結構速いんでないかい。
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忘却の微分方程式(71) 反復練習34、ev(%, nouns)で積分、Maxima

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Joseph Halfmoon

今回書いていて、前々回前回とタイトルが間違っていることに気づきました。「不定積分」と書くべきところ「不」が抜けているというオオまぬけ。本文では不定と書いているのにタイトルからは不が抜けるトホホ。今回も「不定積分」ですが、前回から微妙に進歩したところあり。Maximaは三歩進んで二歩下がる。違うか?

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モダンOSのお砂場(58) Zephyr再び、Windows上でビルド可能にする

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Joseph Halfmoon

パソコンを更新してから2か月近くもたつのですが未だに旧機種でできていたことの全てはできませぬ。機械的に移設するわけではなく、旧機種で失敗していたところを変更したり、違うやり方を試みたりしているのも一因です。今回は Zephyr RTOSのビルド環境を整え?ました。いろいろ問題あるのだけれどビルドして実行できたのでOK?
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データのお砂場(57) R言語、Freeny’s Revenue Dataとな

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Joseph Halfmoon

前回は「構造をもった」データセットでロード時と使用時でお名前が違いフェイント気味でした。今回も内部に構造をもったデータセットなのですが、ロードも使用もすんなりです。この辺の作り方にいろいろ流派があるのかも知れないです。でもコマケー話にガタガタ言うなとか言われそう。中を見れば分かる、と。

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やっつけな日常(46) Rustに入ればRustに従え、イテレータで使えるメソッドその2

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Joseph Halfmoon

前回からイテレータを勉強してます。前回は残念なことに直なメソッドばかりで紛糾?しなかったです。今回から紛糾しそうなメソッドに入っていきたいと思います。その入口は count() とな。実行すると結果を返してくれるけれどイテレータを「消費」してしまうメソッドです。そのままでは意味ないけれど2度数えることはできないの?<訂正あり>

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(127) 2N3904と2N3906ブレッドボードにSCR

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Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年5月号の実習2回目です。今回はブレッドボード上にバイポーラトランジスタ2個をならべてサイリスタ回路を構成、実際に電流を流してその動作を観察します。前回LTspiceで観察してみているので、そのとおりにやってみた編か?

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ブロックを積みながら(93) Node-RED、serial-inとserial-out

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Joseph Halfmoon

前回、Node-REDのserial-outノードをつかってラズパイ3の物理シリアルポートからラズパイ4へのシリアル垂れ流し成功。今回は逆方向です。対向機のラズパイ4からNode-REDサーバのあるラズパイ3へ向けてシリアル送信。まあね、片方づつは動くのだけれど、今のところinとoutを同時にというのはうまく動いてない感じ。トホホ。

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手習ひデジタル信号処理(60) Scilab、FFT表示用関数「とりあえず版」追加

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Joseph Halfmoon

前回入力信号を生成する関数群を作成してみました。前々回に時間領域で離散時間っぽいプロットはできるようになってます。今回は、周波数領域でプロットする関数です。Scilabには部品となる関数は用意されているのですが、これ使えばいい的なものはないみたいっす。目標はAnalog Dicovery2の周波数プロット画面ですが。

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