前回、バッテリが放電して動作しなくなるまでの様子をSDカードに記録できました。今回はLCDのONとOFFで、フル充電から、動かなくなるまでの期間とその期間のバッテリレベルの変化を比べてみたいと思います。でもね、LCDオフっちゃって「終わった」ことをどうやって知ろうかしら?
IoT何をいまさら(49) M5Stack、バッテリ切れを測る
前回、M5Stackの充電状態とかバッテリのレベルとかを測れることが分かったので、今度はバッテリが放電しきってプログラムが実行できなくなるまでの様子を測ってみたいと思います。LCD画面ONとOFFとか、WiFiのON/OFFとかいろいろ比較したい条件があるのですが、まずは「素」のままで測定できるようにします。測定といっても何のことはない、SDカードに時間(ほぼ)とそのときのバッテリレベルを記録していくだけですが。 “IoT何をいまさら(49) M5Stack、バッテリ切れを測る” の続きを読む
IoT何をいまさら(48) M5Stack、Powerについて
前回、「お楽に」プロトを作ってみましたが、気になったのは消費電力です。内蔵の電池でどのくらいの期間動作するのだろうか?本当だったら色々な動作状態で電流を測りまくりたいところですが、設定メンドイ、気力もない。しかし、よくしたものでM5StackにはPowerというモジュールがあり、バッテリの管理関係がいろいろできるようになっています。まずは、その辺、ソフトで出来るところから押さえておこうじゃないの、と考えました。
IoT何をいまさら(47) M5Stackでプロトタイプ作成、お楽に
団員から、投げかけられた課題があったので、それに対処できるようなプロトタイプ第1版を「ちょこっと」こさえてみることにいたしました。最近お気に入りのM5Stackを使ってです。プロトタイプ第1版自体は、とっても簡単に作成完了、なんと楽なことか。たかだか数時間の作業時間。ひと昔前、似たようなシステム作るのに何週間もかけていたような気がするのは悪い夢だったのでしょうか?しかし、プロトタイプ第1版は第1版、作りながらいろいろ改良すべき点も分かってきました。 “IoT何をいまさら(47) M5Stackでプロトタイプ作成、お楽に” の続きを読む
トホホな疑問(23) 今、StdOutどこ向いている?
今までそんなシチュエーションにならなかったのが不思議なくらいなのです。Windowsのバッチファイルの中で呼び出すつもりのPythonのスクリプトを書いていて、
標準出力がコンソールに向いているのか、どこかにリダイレクトされているのか知りたい
と思ったのです。この歳になるまでそんな事をついぞ考えないで生きてきたのですから、まずは幸せな人生であった、というべきでしょう。sysモジュールか何かで簡単に知れるんでないかい、と思ったのが間違いでした。
モダンOSのお砂場(7) FreeRTOS kernelとAmazon FreeRTOS
前回、FreeRTOSの話をちょっと書かせていただきました。ただし、”FreeRTOS”といえば、まっさきに喧伝されている感のある Amazon AWSとの連携、Amazon IoTサービスといった話はまったくでてきませんでした。これは、別に無視していたわけでなく、FreeRTOS.ORGから入っていくと各種のマイコン、それもかなりリソースの限られたマイコンからでも利用可能な汎用のRTOSとしてのFreeRTOSのカーネルが中心であるためです。AmazonのIoT向けサービスなどの連携などを調べようとしたら、また、別なところへ行かなければならないようです。 “モダンOSのお砂場(7) FreeRTOS kernelとAmazon FreeRTOS” の続きを読む
モダンOSのお砂場(6) FreeRTOS、Windows上で練習
トホホな疑問(22) 駅のホームのWiMAX?
前回駅のホームで上を見上げてGPSアンテナという電子デバイスを「つい見つけて」しまいました。どうも駅のホームの天井を見上げるクセがついてしまったようです。GPSアンテナは双眼鏡を持ち出してようやくアンテナだと分かったのですが、今回は違います。アイキャッチ画像を御覧ください。そのものズバリの名前が書き込まれていました。 “トホホな疑問(22) 駅のホームのWiMAX?” の続きを読む
IoT何をいまさら(46) 加速度センサ、静止と落下
前2回のデータシートの読み込み(その1、その2)でMPU9250モーションセンサモジュールの加速度センサ部分の理解が多少深まったので、実際にプログラムを書いて実験してみたいと思います。以前と違うのは、タイマを使ってなるべく正確なインターバル時間で計測するようにした点とADコンバータの出力値をそのまま記録するようにしたことです。実験は「静止」と「落下」。実際に取れた加速度センサの出力データを見てみたいと思います。こんなに簡単に落下実験などできるのは自立しているM5Stackならではかもしれません。 “IoT何をいまさら(46) 加速度センサ、静止と落下” の続きを読む
IoT何をいまさら(45) MPU9250、ノイズとLPF
前回の投稿はMPU9250センサモジュールの9軸あるセンサのうち3軸分の加速度センサの目盛りがどのくらいの細かさかというところで終わっておりました。今回は、引き続きMPU9250センサの加速度部分がどのくらいの精度で加速度を測れるものだか調べていきたいと思います。それにはノイズについても押さえて置かないと。
トホホな疑問(21) 駅のホームのGPSアンテナ?
以前からちょっと気になっていたモノがあるのです。アイキャッチ画像に掲げたトンガリ帽子のような、宇宙船の先端部分のようなモノです。これは私が時々利用するJRの駅のホームの端のかなり高いところにあるのです。駅のホームの端で空を見上げてスマホで撮影しました。いったいこれは何なのでしょうか?そこの駅で乗り換える度、毎度疑問に思っていました。何かのセンサ、それともアンテナ?どう見ても警報器とかスピーカのようなものではないよね。。。
IoT何をいまさら(44) MPU9250、9軸センサモジュール
前々回のプログラムで、モーションセンサ・モジュールMPU9250の加速度センサ部分からデータを読みだして、マイクロSDに書き込みました。遅延関数で10ms待って測定していたので「だいたい100Hz」くらいのレートです。もっと正確なインターバルで測定しようと思ったのですが、その前に、このセンサって最短どのくらいの周期で読み取れるものなの?実用的にはどのくらいのレートにするのが適正?だいたいフルスケールはどのくらい?精度は?いろいろ疑問が浮かびます。やはり、一度データシートを読んでおくというものでしょう。早速、InvenSense MPU-9250 Product Specification Revision 1.1をダウンロードさせてもらいました。 “IoT何をいまさら(44) MPU9250、9軸センサモジュール” の続きを読む
IoT何をいまさら(43) M5Stack.hの中身を確認しとこう。
ArduinoIDEでM5Stackのプログラムを書くのは使いやすくて気に入ったのですが、ちょっと何かムズムズする感じなのが、ヘッダファイルです。普通のCやC++ならヘッダを沢山インクルードしないとイケない筈なのに、M5Stack.hをインクルードするだけで、ほとんど何でも書けてしまう。楽でいいけれども、ちょっとどうなっているのか知っておかないと落ち着かないです。 “IoT何をいまさら(43) M5Stack.hの中身を確認しとこう。” の続きを読む
IoT何をいまさら(42) M5Stack、マイクロSDカードにロギング
M5Stackの入門書と、ESP32の「技術百科」の2冊を買ってしまったので、ブラブラしている分けにも行きません。まずは作らねばと言いながら後回しになっていた、M5Stackをセンサのロガーに使う件を進めてまいりたいと思います。データ保存にマイクロSDカードが使え、バッテリとLCDでスタンドアロンでも使えるM5Stackはまさにポケットなロガーとしても最適かと思います。 “IoT何をいまさら(42) M5Stack、マイクロSDカードにロギング” の続きを読む