
前回の投稿はMPU9250センサモジュールの9軸あるセンサのうち3軸分の加速度センサの目盛りがどのくらいの細かさかというところで終わっておりました。今回は、引き続きMPU9250センサの加速度部分がどのくらいの精度で加速度を測れるものだか調べていきたいと思います。それにはノイズについても押さえて置かないと。
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前回の投稿はMPU9250センサモジュールの9軸あるセンサのうち3軸分の加速度センサの目盛りがどのくらいの細かさかというところで終わっておりました。今回は、引き続きMPU9250センサの加速度部分がどのくらいの精度で加速度を測れるものだか調べていきたいと思います。それにはノイズについても押さえて置かないと。
前々回のプログラムで、モーションセンサ・モジュールMPU9250の加速度センサ部分からデータを読みだして、マイクロSDに書き込みました。遅延関数で10ms待って測定していたので「だいたい100Hz」くらいのレートです。もっと正確なインターバルで測定しようと思ったのですが、その前に、このセンサって最短どのくらいの周期で読み取れるものなの?実用的にはどのくらいのレートにするのが適正?だいたいフルスケールはどのくらい?精度は?いろいろ疑問が浮かびます。やはり、一度データシートを読んでおくというものでしょう。早速、InvenSense MPU-9250 Product Specification Revision 1.1をダウンロードさせてもらいました。 “IoT何をいまさら(44) MPU9250、9軸センサモジュール” の続きを読む
ArduinoIDEでM5Stackのプログラムを書くのは使いやすくて気に入ったのですが、ちょっと何かムズムズする感じなのが、ヘッダファイルです。普通のCやC++ならヘッダを沢山インクルードしないとイケない筈なのに、M5Stack.hをインクルードするだけで、ほとんど何でも書けてしまう。楽でいいけれども、ちょっとどうなっているのか知っておかないと落ち着かないです。 “IoT何をいまさら(43) M5Stack.hの中身を確認しとこう。” の続きを読む
M5Stackの入門書と、ESP32の「技術百科」の2冊を買ってしまったので、ブラブラしている分けにも行きません。まずは作らねばと言いながら後回しになっていた、M5Stackをセンサのロガーに使う件を進めてまいりたいと思います。データ保存にマイクロSDカードが使え、バッテリとLCDでスタンドアロンでも使えるM5Stackはまさにポケットなロガーとしても最適かと思います。 “IoT何をいまさら(42) M5Stack、マイクロSDカードにロギング” の続きを読む
前回、前々回と河川の水位計測を勉強してまいりましたが、電子デバイスネタの本丸と思しき非接触式の水位計測には行きつけませんでした。今回は、初回でちょっと触れた国土交通省水管理・国土保全局 革新的河川プロジェクトの第1弾の評価結果を読ませていただきたいと思います。この中には、非接触式を使用した水位計測の事例が多数。読めば非接触式センサのいろいろとその得失がみえてまいりましょう。 “土木でエレキ(24) 河川の水位計測その3” の続きを読む
前回は本題である河川の水位計測のための「モダンな」センサ(デバイス)の勉強に入る前に力尽きてしまいました。今回はようやく本題に入りたいと思います。話が飛んでいると思われた場合は、お手数ですが前回からご覧ください。 “土木でエレキ(23) 河川の水位計測つづき” の続きを読む
ちょっと前、お友達のNさんからメールをいただきました。「日野橋、未だ通行どめ」と。台風19号での橋の崩落、損傷の投稿をフォローしてくれたのでした。調べてみると復旧予定は来年の梅雨時くらいみたいです。多摩川渡るのも中々大変。。。今年はきっと水害が多かった年として記憶されるに違いありません。水害対策の基本となるのが、水位を知ることでしょう。今回は、河川の水位計測についてちょっと調べ始めましたが、結構奥深い分野だ、ということが分かってきました。 “土木でエレキ(22) 河川の水位計測” の続きを読む
前回はM5Stackの入門書でした。M5Stack搭載のマイコンはESP32であります。今回はそのESP32つながりで同時購入したCQ出版社発行の『インタフェース』誌2020年1月号をとりあげさせていただきます。M5Stackにも1章さかれているくらいなので内容的にもろ被りかと思えば全然そんなことはありません。「技術百科」だ、入門ではない!と。 “Literature Watch Returns(12) ESP32マイコン技術百科、インタフェース2020年1月号” の続きを読む
正月休みには何かやろうと思うのですが、あっちへ行ったり、こっちへ行ったりしている内に毎年終わってしまいます。懲りずに休みに「やってみる」(読むではありませんよ」つもりで、今年も書籍を何冊か買い込みました。最近埃を被っているマイコンボード共に喝(どちらかといえば触らないでいる自分が主因ですが)を入れるために。そのターゲットの一つが、
M5Stack
であります。小さなボディにいろいろ詰め込んだ一品。なかなか完成度も高く、まさにIoT向け。何か触る切っ掛けが欲しい。 “Literature Watch Returns(11) 下島著、『みんなのM5Stack入門』、リックテレコム” の続きを読む
お友達のKさんの「おすすめ」でバーゲンで買った約2000円のスマートウオッチ、「脈拍だけじゃない血圧も測れるぞ」とか、「歩数も当然」とか、いろいろ書いてしまいました。そうしたらお友達のSさんから、今度は高級スポーツウオッチのセンサ部を見よ!とばかりに写真を頂いてしまいました。この業界の老舗Polar社のスポーツウオッチの裏側写真です。一目みれば2000円スマートウオッチとの違いが分かります。そのすごさの一端を勉強してみました。 “IoT何をいまさら(41) 高級スポーツウオッチの脈拍計測” の続きを読む
前回の投稿でChainer開発終わって寂しい件を書かせていただきました。しかし、CuPyの方は開発を益々?継続のようであります。そういえば、Chainerの裏でCuPyが動いているのは知っていましたが、直接使ってみたことってなかったかも。それにちょっと気になるのがNumPyと凄く互換性が高く見えるけれど、「所詮」CPUとGPUの違いあり、精度の違いなどどう処理されているのでしょうか。とりあえずやってみました。 “AIの片隅で(19) CuPy、NumPy、単精度、倍精度” の続きを読む
12月5日づけで、ちょっとショックなプレスリリースが出てました。日本を代表するAI(人口知能の方、最近投稿に頻発しておりますAugumentation Indexではありませぬ)ベンチャー企業であるPreferred Networksさんの以下のプレスリリースであります。
前回投稿で購入した無印スマートウォッチの黒幕?と思われるセンサ屋さんが登場しました。売りは超小型の3軸加速度センサでした。本当にそこのセンサが無印スマートウオッチに使われているかどうかは分解しないと確かめられません。しかし、ま、加速度センサをスマートウオッチに使うプリミティブ機能としては、歩数計でしょうか。とっかかりとして、他社製品と比較を試みました。
“IoT何をいまさら(40) 無印スマートウオッチ、歩数計” の続きを読む