手習ひデジタル信号処理(174) Scilab、{IPCV}、Lenetの特徴マップ表示

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Joseph Halfmoon

ScilabのIPCVツールボックス関数を練習中。前回はDeep Learningの学習済パラメータを周波数領域で表示する関数2種を使用。しかし空間領域の表示関数はHelp例通りなのに動作せず。どゆこと?今回は特徴マップの表示を行ってみます。今回「も」専用関数不調。仕方がないので、他の表示関数でお茶を濁しました。

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定番回路のたしなみ(57) シュミットトリガインバータで作るパルスストレッチャ

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Joseph Halfmoon

AIに問うならば、近代的なパルスストレッチャはレーザー光のパルスを伸長しているようです。しかし、ここで扱うのは古色蒼然とした電子回路上の電気パルスを伸長する回路です。さらに言えば「何とか」とインバータは使いようという金言(誰が言った)を顕現すべくインバータ2個で実現している変哲のない回路っす。いいのか、そういうことで。

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(208)x86(16bit)、LODSとSTOS

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前回はストリング命令SCASとCMPSを練習しました。どちらもREPプリフィックスでCX回繰り返し、途中ゼロフラグで継続か中断する判断するのに向いてます。しかしストリング命令と括られる中にはREPプリフィックスと「相性」の良くない命令があります。LODSとSTOSです。でもこいつら意外と便利なんだ、ホントか?

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定番回路のたしなみ(56) 74HC04インバータで作るVCO(電圧制御オシレータ)

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Joseph Halfmoon

前回は74HC04インバータのつらなりを「遅延回路」と見立てて、両エッジ抽出(見様によっては周波数2倍回路)といたしました。今回は「何とか」とインバータは使い様という金言を実現すべく同じ74HC04でVCO(電圧制御オシレータ)を組み立ててみます。40年以上前の「実用回路集」に載っていた回路のチョイ変なのサ。

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データのお砂場(176) R言語、state.carto、米国の面積カルトグラム{maps}

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Joseph Halfmoon

R言語付属のサンプルデータベースをABC順にめぐってます。今回は mapsパッケージのstate.carto.centerです。これは「米国50州の人口に関する面積カルトグラム」を描くためのサンプル・データ・セット。ときどきこの手の地図を見る機会がありますが「カルトグラム」という御名前だったのね~。知らんかったよ。

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忘却の微分方程式(185)「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読む、変数分離形

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDFファイル、以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回読ませていただくのは27ページ。「3.2 一階微分方程式 3.2.1 変数分離形」です。忘却力の老人にも本シリーズの過去回で、なんどとなく練習したような記憶あり。今回はつらつら眺めて通り過ぎるの? “忘却の微分方程式(185)「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読む、変数分離形” の続きを読む

定番回路のたしなみ(55) 論理ゲートの遅延をつかったエッジ検出回路

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Joseph Halfmoon

前々回がRC遅延、前回がシフトレジスタを使ったエッジ検出回路でした。結局、遅延させれば検出できるっと。今回は論理ゲートの遅延を利用したエッジ検出回路です。ICの上でRCモドキは作れるけどピュアなRC作ろうとするとデカい。シフトするにはクロックいるし、ということでゲート遅延はお楽。でも電圧や温度で遅延は変る、あなた任せ?

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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(224) DC電圧でパルス幅を制御するアナログPWM

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Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年1月号(日本語版)の実習3回目。前回のアナログ入力信号をPWM(Pulse Width Modulation)出力信号にする回路の入力に可変抵抗を取り付け、パルス幅のデューティを「調整」するのが今回の趣旨みたいデス。怖れ多いけど記事の回路図にエラー。
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ブロックを積みながら(192) Scilab/Xcos、Xcosデモ、温度制御器

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制御素人老人がScilab/Xcosのデモを動かして学んでます(何を学んでいるのやら。)今回は温度制御器です。あれれ、過去回でも温度制御やった気がするのだけれども。でも過去回よりモデルはかなり「細かく」複雑になっている感じ。でもちょいと引いてみたらば過去回のバンバン制御と基本線は変っていない気もする。どうなんだ?
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手習ひデジタル信号処理(173) Scilab、{IPCV}、Lenetのパラメータの表示

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Joseph Halfmoon

ScilabのIPCV「ツールボックス」の関数を練習中。前回から「Deep Learning」突入、ありがちな「手書き文字認識」(モデルはLenet-5)ができることを確認済。今回は御供の関数どもを使って、モデルのパラメータの様子などをビジュアライズ?いつものようにHelp例がそのまま動くと思うなよ、と。トホホ。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(207)x86(16bit)、SCASとCMPS

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Joseph Halfmoon

x86(16bit)のオペコードマップの「塗りつぶし」も見た目は後一息という雰囲気を醸してます。今回は過去回でMOVSのみ練習して他の命令どもから目を背けていたストリング命令の残りからSCASとCMPSを練習してみます。メモリの中から特定のパターンを見つけたり文字列同士の比較に威力を発揮するもの。まあCISCらしい。 “ぐだぐだ低レベルプログラミング(207)x86(16bit)、SCASとCMPS” の続きを読む

L.W.R.(60) 実践コンピュータグラフィクス 山口富士夫監修 1987、日刊工業新聞社

ComputerGraphics
Joseph Halfmoon

前世紀に出版されたご本を古文書(尊敬を込めて古典と唱えるべきか)と称して振り返っております。今回はコンピュータグラフィクスの御本です。汎用GPU以前の世界ね。丸描いたり直線引いたりするところから、クリッピング、陰線消去、レンダリングと基本アルゴリズムを網羅。今どきそんな下層のアルゴリズムを気にしたりしないか。。。
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データのお砂場(175) R言語、ozone、米国41都市オゾン濃度 1974 {maps}

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Joseph Halfmoon

R言語付属のサンプルデータベースをABC順に経めぐってます。今回は mapsパッケージの ozone です。忘却力の年寄りも思い出します。最近も「オゾン」を扱ったサンプルデータセットを練習した記憶。といって中身はよく覚えてないのだけれど。まあ練習する前に確認してみたら今回のデータセットとは異なるものだったです。安心?
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忘却の微分方程式(184)「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」を読むルンゲクッタ

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(PDFファイル、以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回読ませていただくのは26ページ目。「3.1.3 微分方程式の数値解:rk 関数」です。rkはRunge-Kuttaです。泣く子も黙るルンゲクッタ法ね。数値解析とか勉強するとイの一番?にやるやつ。

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