ソフトな忘却力(112) PythonのDecoratorで関数を修飾する練習

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Joseph Halfmoon

「サイエンティフィックPythonのための」IDE、Spyder上にてScientific Python Lecturesの実習中。前回はGeneratorとの「双方向通信」。今回はDecoratorです。時々デコレータ使ったカッコいいコードを拝見することがあるのですが、自分じゃ出来る気がしません。メンドクセーとこ改善。 “ソフトな忘却力(112) PythonのDecoratorで関数を修飾する練習” の続きを読む

データのお砂場(198) R言語、Sitka、樹木の生長とオゾンの関係? {MASS}

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Joseph Halfmoon

MASSパッケージのサンプルデータセットを巡回中。大文字優先のABC順。前回は1990年代のS&P500指数のリターンでした。今回はSitka Spruce(シトカトウヒ)の成長カーブとな。このマツ科の常緑針葉樹は100m近い巨木になるけれども成長が速いみたいです。でもオゾンには弱いらしいっす。
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忘却の微分方程式(207)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、Hermiteだ

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Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回は73ページ「3.4.6 Hermite の微分方程式」です。前回のルジャンドル陪微分方程式に続き、雷名とどろくエルミート様の御成り。前回同様「多項式」がまろび出てまいります。エルミートの多項式とな。なんだそれ。 “忘却の微分方程式(207)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、Hermiteだ” の続きを読む

SPICEの小瓶(70) LTspice、{Educational} .OP(動作点解析)

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Joseph Halfmoon

LTspice配下のExampleフォルダ内Educationalフォルダ所蔵の回路図を経めぐってます。前回は「カーブトレース」でした。今回は「DC動作点解析」です。通常 “.tran” で過渡解析するときも回路の初期状態を決定するために漏れなく自動的に行われているハズのもの。しかし例題の???という謎ノード名?は何 “SPICEの小瓶(70) LTspice、{Educational} .OP(動作点解析)” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(236) ペルツ発振回路 お手軽BBで実機実験

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Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年6月号(日本語版)の実習2回目。前回はペルツ発振回路のシミュレーション「のみ」でした。今回は、ブレッドボードの上に前回相当の回路を実装、実際に発振していただきます。なんだかペルツ発振回路、お楽(個人の感想デス。)トランジスタは2個いるけどいいんでないかい? “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(236) ペルツ発振回路 お手軽BBで実機実験” の続きを読む

ブロックを積みながら(214) OpenModelica 並進運動、等加速度運動

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Joseph Halfmoon

前回はOMEditで3Dアニメーション表示しました。今回は初歩的なところにもどってOpenModelica付属のExampleを「簡単そ~」なところから適当に動かしながら、標準ライブラリのあれこれとか、OMEditのあれこれとか練習していきたいと思います。千里の道も一歩よりみたいなこというじゃん。

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ソフトな忘却力(111) PythonのGeneratorとsend()で双方向通信?

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Joseph Halfmoon

「サイエンティフィックPythonのための」IDE、Spyder上にてScientific Python Lecturesの実習中。前回はitertoolsの自主練習でした。今回は、send()つかったGeneratorとの「双方向通信」です。あれ、そんな機能あったっけ?素人老人は使った記憶がありません。忘却力で忘れたのか?いやそんなことはあるまい。

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手習ひデジタル信号処理(195) Scilab、{Scilabデモ}、日時計?じゃないよ

MinimalSurface
Joseph Halfmoon

信号処理素人老人がScilabの「信号処理のデモ」からカテゴリ脱出。前回は「スピン安定化磁気浮上」レビトロンでした。今回はSundialsです。といって日時計でなし。泣く子も黙るローレンスリバモア研のソルバ「スイート」のお名前です。その名を知らなかった素人老人は確実にモグリ。御名のもとに矢鱈難しそうなデモ多数あり。
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ぐだぐだ低レベルプログラミング(229)x86(16bit)、FPUつかった整数演算

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Joseph Halfmoon

前回は整数もFPUレジスタにロードした後は浮動小数と同じ指数と仮数の組み合わせ、だから「整数演算命令は不在」などと軽はずみなことを書いてしまいました。すみません。訂正させていただきます。整数演算のFPU命令あります。その理由は8087(x86)がCISCだから。演算のオペランドにメモリをとれるのだよね。忘れてました。
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データのお砂場(197) R言語、SP500、データ区間の説明誤りに騙される {MASS}

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Joseph Halfmoon

MASSパッケージのサンプルデータセットを巡回中。大文字優先のABC順。前回は「タイヤのゴムの加速試験の結果」でした。今回はStandard and Poors 500指数の「リターン」です。ドットコムバブルにわいていた1990年代のデータみたいです。しかしデータ説明に1か所齟齬あり、ドツボにハマりました。 “データのお砂場(197) R言語、SP500、データ区間の説明誤りに騙される {MASS}” の続きを読む

忘却の微分方程式(206)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、陪微分方程式だよ

Joseph Halfmoon

溝口純敏様著「Maxima を使った物理数学基礎演習ノート」(以下「演習ノート」と略)を拝読中。今回は70ページ「3.4.5 Legendre の陪微分方程式」です。ルジャンドル方程式の「陪」です。「陪審員」の「陪」ね。倍じゃないからね。だいたい漢字からして、素人老人は自分で使ったことがないよ。なんだこれ? “忘却の微分方程式(206)Maximaを使った物理数学基礎演習ノートを読む、陪微分方程式だよ” の続きを読む

ブロックを積みながら(213) OpenModelica アニメーション表示

AnimWin
Joseph Halfmoon

前回、何年かぶりかでOpenModelicaを再インストール。OMEditでデモのダイアグラムをロード、シミュレーション実行、結果をグラフ表示できることを確かめました。そういえばOMEditで3Dアニメーション表示も出来たような。アニメーションウインドウは開いたけれどもオブジェを真ん中に表示するのはどしたら良いの?
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お手軽ツールで今更学ぶアナログ(235) ペルツ発振回路 まずはシミュレーション

PeltzOSCschematic
Joseph Halfmoon

アナデバ様のWeb記事『StudentZone』の2025年6月号(日本語版)の初回実習です。ハートレー、コルピッツ、そして前回のクラップと、発振回路三昧な最近のStudentZoneです。今回はペルツ発振回路とな。アナログ素人老人は知らん回路だよ。だが、恐れ多いことに記事の回路図にミスらしきもの発見?大丈夫か?

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ぐだぐだ低レベルプログラミング(228)x86(16bit)、整数のFPUレジスタ上の表現

FILD
Joseph Halfmoon

前回まで8087FPUの浮動小数を扱う命令ばかり練習してきました。でもFPUにも整数をロード/ストアする命令があるのです。しかし整数を演算する命令というのは脇役※。FPUレジスタにロードしてしまえばどんな整数も強力なテンポラリReal型に収まってしまうみたいです。今回はその様子を前回やったFXTRACT命令使って観察。
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