MicroPython的午睡(89) STM32版、I2C接続EEPROM読み書きテスト

NucleoF401RE_24LC64_DUT
Joseph Halfmoon

前回SPI接続のSRAMの読み書きテストをしてみたので、今回はI2C接続のEEPROMの読み書きテストです。こちらも以前Raspberry Pi Picoボードで実験済のコードをSTM32版MicroPython上にもってきています。やっぱりボード毎の違いはあるので、小幅な修正は必要。ほぼほぼ前回と以下同文ぞなもし。 “MicroPython的午睡(89) STM32版、I2C接続EEPROM読み書きテスト” の続きを読む

データのお砂場(66) R言語、nhtemp、コネティカット州ニューヘイブンの年平均気温とな

nhtempPlot2
Joseph Halfmoon

今回は、コネティカット州ニューヘイブンの年平均気温のデータです。20世紀前半から中盤にかけての60年間のデータ。平均気温というとついつい地球温暖化が気になるのですが、まだこのころはそれほどシビアに考えられていなかった時代。それでもグラフを眺めてみると、なにやら増加傾向が見えるような見えないような。 “データのお砂場(66) R言語、nhtemp、コネティカット州ニューヘイブンの年平均気温とな” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(137) MOSトランジスタで作るXNORの続き

CD4007XNOR_CIR
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習2回目です。前回はアナデバ様の記事の本題へ行く前に脇道(複合ゲート)にそれてしまいました。今回は記事どおりのXNOR回路をLTspiceとブレッドボード実機の両方で実習したいと思います。 “お手軽ツールで今更学ぶアナログ(137) MOSトランジスタで作るXNORの続き” の続きを読む

ソフトな忘却力(29) uuid、libuuidでパースして比較、wsl2、Ubuntu

uuidEC
Joseph Halfmoon

今回はUUIDです。たまに登場するやたら長い(128ビット)IDです。勝手に生成しても(高い確率で)衝突しないIDなんだと。Bluetoothなどの通信でも登場し言われたとおりに書き写すしかない?アレです。手元のwsl2上のUbuntu20.04LTSでは、何も言わずにインストール済というかOSの一部になっている?
“ソフトな忘却力(29) uuid、libuuidでパースして比較、wsl2、Ubuntu” の続きを読む

お手軽ツールで今更学ぶアナログ(136) MOSトランジスタでつくるXNORのいろいろ

XNOR_EC
Joseph Halfmoon

「アナデバ社(ADI社)のWeb記事『StudentZone』を初回からすべて読む」の2022年10月号の実習1回目です。前回に続き今回も論理ゲートです。でもアナデバ様のことです、ロジックで済ませる気は無さそうです。それにその作り方。トランスファゲート使ってます。たまにこういう回路を拝見すると涙がちょちょ切れます。
“お手軽ツールで今更学ぶアナログ(136) MOSトランジスタでつくるXNORのいろいろ” の続きを読む

ブロックをつみながら(101) Node-REDでSQLiteの練習その2

Result
Joseph Halfmoon

前回SQLクエリの結果でドロップダウンリストを作ったので、今回は選択結果にもとづいてデータベースから実データを抽出してみたいと思います。古いデータなのですが、各種マイコンとセンサを使って取得した数万件くらいのデータです。とりあえずの今回はダッシュボードのテーブルに列挙してみます。 “ブロックをつみながら(101) Node-REDでSQLiteの練習その2” の続きを読む

OPアンプ大全を読む(4) Op Amp Basics、有限のゲインによっておこる誤差

GCLdelta
Joseph Halfmoon

「オペアンプ大全」読み切った暁にはオペアンプ分かる人になれるじゃないかという淡い期待のもと読んでます。しかし老人の忘却力、ただ読んでも即座に忘れます。そこで読んだ内容をMaxima上で「演習」していこうという趣向です。忘却してもMaximaのソースは残ると。結局忘れるんじゃないか、自分。

“OPアンプ大全を読む(4) Op Amp Basics、有限のゲインによっておこる誤差” の続きを読む

手習ひデジタル信号処理(68) Scilab、sce拡張子とsci拡張子の使い分けの件

scilabSci
Joseph Halfmoon

今回は信号処理ネタではなくScilabの使い方です。Scilabのスクリプトをファイルとして格納するとき、拡張子をsceとしたらよいのか、sciとしたらよいのか理解しておらず、「とりあえず」ということでsce一辺倒でした。しかし調べてみたらsciにする御利益があるのでした。これだから素人はイケない。 “手習ひデジタル信号処理(68) Scilab、sce拡張子とsci拡張子の使い分けの件” の続きを読む

定番回路のたしなみ(9) 74HCU04、CMOSインバータでリングオシレータ

74HCU04DUT_BB
Joseph Halfmoon

定番といいつつマイナーな回路ばかりやってる気がしないでもないです。今回の回路はリングオシレータです。奇数段のCMOSインバータをリング状に接続して自走発振させるもの。トランジスタの性能と段数で発振周波数が決まってくるハズ。IC内部であれば何十段でも思い通りですが、今回は74HCU04の1パッケージでやってみるので5段。

“定番回路のたしなみ(9) 74HCU04、CMOSインバータでリングオシレータ” の続きを読む

ぐだぐだ低レベルプログラミング(99)ARM64(AArach64)、所謂call、ret

topOfasmFunc
Joseph Halfmoon

今回はいわゆるCALL命令をエクササイズしてみます。A64的にはBL命令ですが。またいままで見て見ぬフリ?をしてきていたスタックポインタも登場、だいたいA64でPUSH/POPするのはどしたらよいのでしょうか?32ビットのArmとはだいぶ違う感じ。ここを乗り越えるとA64のABIが見えてくる。ホントか? “ぐだぐだ低レベルプログラミング(99)ARM64(AArach64)、所謂call、ret” の続きを読む

SPICEの小瓶(17) トランスをLTspiceする、ありがちなことをやってみる

transEC
Joseph Halfmoon

前回前々回と(柄にもなく)真空管のマクロモデルを動かしてみました。真空管の増幅回路を拝見すると必ず登場するのがトランスです。電源だけでなく、入力、出力、一本の「玉」にもヒータに信号にと大活躍。そういえばトランスのLTspiceシミュレーションってどうやるのだったけ?もしかして使ったことないかも。 “SPICEの小瓶(17) トランスをLTspiceする、ありがちなことをやってみる” の続きを読む

GoにいればGoに従え(2) 再びmicro:bit v1.5のLED配列に謀られる

CoverSheet
Joseph Halfmoon

昨晩、アイキャッチ画像の御本「基礎から学ぶ TinyGoの組込み開発」を購入させていただきました(AmazonのKindle形式電子書籍版ですけど。)これを読めば立派にTinyGo書ける人になること必定?しかし、すみません、まだ読んでません。今回はダメダメなまま前回心に引っかかっていた問題に再突入。

“GoにいればGoに従え(2) 再びmicro:bit v1.5のLED配列に謀られる” の続きを読む

忘却の微分方程式(79) 反復練習42、ベータ関数に帰着する定積分の例題、Maxima

Ex42_2
Joseph Halfmoon

今回も絶対に自力じゃ解ける気がしない定積分の例題です。ベータ関数に帰着するもの。だいたいベータ関数ってどんなんだっけ?「親類」にはガンマ関数とかヤバそうな奴らがいたような。しかし、Maxima様におかれましては一撃で解いておしまいになります。Maximaはベータ関数そのものも持っているのでそちらでもやってみるか? “忘却の微分方程式(79) 反復練習42、ベータ関数に帰着する定積分の例題、Maxima” の続きを読む

オプション沼(2) gcc、いつもの-gオプション。objdumpにも-gあったのね。

objDmp_h_compare
Joseph Halfmoon

コマンドラインから直接 gcc を起動するような場合、いつも無意識のうちに -g -O0 とオプションを付けとりますな。多分バグをこさえて デバッガ のお世話になるだろうから。それに最適化の効いたオブジェクトをスラスラ読めるほどデキる人でもあるまいし。今回は -g して生成される「もの」を遠くから眺めてみるの回。
“オプション沼(2) gcc、いつもの-gオプション。objdumpにも-gあったのね。” の続きを読む